己【おれ】

主に東京・グルメ・漫画・旅行ネタ。己【おれ】と命名するも乙【おつ】と勘違いされることもよくある残念なブログです。

営業時間は2時間半!東十条で大人気のラーメン専門店「燦燦斗」の自家製麺が美味しい豚骨魚介ラーメン&おつまみ燦点盛

  • 2016/12/25:更新
  • 2014/01/12:初公開

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この味求めて今日も集う、麗しの1杯。

駅徒歩1分と快適なアクセス、でも1日の営業はわずか2時間半。それでもモチモチの自家製麺とじんわり優しい豚骨魚介スープの1杯を求めるお客さんで人気のラーメン専門店。今回は東十条の「燦燦斗(さんさんと)」を紹介いたします。

18:00~20:30の2時間半のみ営業!JR京浜東北線・東十条駅徒歩1分の「燦燦斗」

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まず駅の北口を出ます。

そのまま直進するととんかつ定食がわずか500円台で楽しめる「みのや」に着きますが、直進することなくすぐに左折です。

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道なりに坂を下りますと…

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直感的に飲み屋と思える外観の「燦燦斗」に到着です。

2時間半の営業時間だから駅近とはいえ混んでいないだろうと高をくくることなかれ、夜営業のみにも関わらず日々多くのお客さんで賑わっております。

2006年にオープンしてしばらくは昼営業もこなし、夜営業も長めでしたが、2013年6月から現在の営業時間2時間半、月&木休みのスタイルに変更。

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先に店内左手すぐの券売機で食券を購入し、道なき道ならぬ席なき席に座って待つスタイル。

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2016年12月時点のメニュー一覧。創業10周年を記念してなのか、券売機最下段に中華そば 塩が登場。

カウンター8席のみだけど回転は思ったより悪くないし、並んでいる最中に食券を渡す=着席して程よいタイミングで料理提供されるので、すごい待たされている感じはしないんですよね。なので万一大行列でも臆さず並んでみましょう。

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ホワイトペッパー、唐辛子、酢、シンプルなカスターセット。

お店は歯切れの良い接客の奥様と寡黙なご主人、夫婦二人三脚での切り盛り。見ていて気持ち良いと感じるレベル。

このボリュームで450円はお値打ち!「燦燦斗」の燦点盛(さんてんもり)

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席についてまずやってきたのがこちらの燦点盛。

味付玉子、メンマにチャーシューの3点盛なんですが、てっぺんのネギもカウントすると4点盛と言えなくもありません。

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ローストビーフのような見た目の低温調理された豚チャーシュー。

しっとりした肉質、適度な噛み応え、そこまで大きくないのは枚数でカバー。「燦燦斗」のチャーシューのウワサは以前から耳にしていましたが、実際目の当たりにすると確かにスゴイ。スープに浸っていないから最後までレア感を楽しめるのも最高です。

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黄身がトロトロ溶け出してくるし、メンマの量がハンパなかった。

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水じゃなく生ビールかウーロンハイにすりゃ良かったと後悔。

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一方その頃。淡々リズミカル、気迫すら感じさせる入念な湯切りを黙々とこなすご主人。

閉ざされた窓に向かって黙々とする湯切りは、さながらシャドーボクシングをストイックに展開するボクサーのように思えました。

しっかりした湯切りと言えば「王子・伊藤」の店主も随分と念入りにしていると(おれの中で)評判ですが、麺の水分を徹底的に取り除くことでスープの濁りと薄くなるのを防ぎたいからなんでしょうが、いやはや何とも興味深い行いです。

魚介が効いた豚骨スープとモチモチ自家製麺が相性抜群!東十条「燦燦斗」の美味しいラーメン

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シンプルながらも確かな存在感を放つビジュアル。具はレアチャーシュー、メンマ、ネギ、かいわれ大根。

豚骨魚介醤油と聞くとドロドロのアレをイメージされる方も少なくないとは思いますが、「燦燦斗」の場合は丸鶏や鶏足(モミジ)、サバ節などでも出汁を取っているから、濃厚なんだけど気持ちが悪くなるとかそういった類の後味は皆無。

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別の日にいただいた中華そば 塩。

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特増しにしたので味玉と絶品チャーシューが増量。

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ダイレクトにスープの旨さを堪能できる塩味。

醤油よりも風味を抑え、煮干しがより際立つ仕様となっておりますが、特に寒い時期だと「うああああ…」と変な溜め息でもついちゃうんじゃないかってくらいに穏やかな味わい。

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何より極めつけはツルツルモチモチ、この自家製麺なワケですよ。

執拗と言えるくらいの湯切りを経た後でも褪せることのない水分、輝いてすら見えるキレイな表面、啜るのがついつい楽しくなる食感の中太麺。並盛りでも200g、+100円の大盛は330gと充分な量を堪能することができます。

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スープの熱でチャーシューに火が通る過程を楽しみつつ、

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当然ながら完食です。(汚いのでモザイク処理済み)

東十条に住めばいつでも気軽にこの味が満喫できるんだよなーと、頭の中を一瞬引っ越しの文字がよぎりつつも満足してお店を後に。

売りは何と言っても自家製麺なだけに「つけ麺」にするか、いや待てよ「油そば」も捨てがたいぞと毎回迷っちゃうんですが、それはそれで嬉しい悩みでもあります。今後も何を口にするか、直前まで思考を巡らせつつ楽しみに訪問したいですね。

店舗情報

店名 燦燦斗
住所 東京都北区中十条3-16-15(地図
電話番号
営業時間 18:00~20:30(売切れ次第終了)
定休日 月曜日・木曜日
最寄駅 東十条駅