己【おれ】

主に東京・グルメ・漫画・旅行ネタ。己【おれ】と命名するも乙【おつ】と勘違いされることもよくある残念なブログです。

銀座で人気の老舗ワンコイン蕎麦!「歌舞伎そば」のもりかき揚げそば

  • 2017/04/11:更新
  • 2015/06/08:初公開

歌舞伎座真裏の老舗「歌舞伎そば」1番人気の冷たいもりかき揚げそば
歌舞伎座場外の食事処として長い歴史を誇る「歌舞伎そば」1番人気の冷たいもりかき揚げそば470円。

日本で最も華やかな銀座のメジャースポット・歌舞伎座。そんな歌舞伎座の真裏に店を構えるのが今回紹介する「歌舞伎そば」。

歌舞伎座建て替え以前は正面敷地内で営業していた老舗で、老舗の蕎麦屋と聞くと「でもお高いんでしょう?」と口走る方多数かもしれませんが、基本的に500円でお釣りがきちゃう良心的な価格設定といなせな感じが実に心くすぐりまくりなのでございます。

地下鉄東銀座駅徒歩2分。歌舞伎座タワー真裏の老舗「歌舞伎そば」

東銀座・歌舞伎座タワー真裏の老舗「歌舞伎そば」
見上げると首がつって歌舞伎役者の見得みたいな表情にならざるを得ないくらいに高い、全長約150mの歌舞伎座タワー。

東銀座・歌舞伎座タワー真裏の老舗「歌舞伎そば」
そのふもとにぽつんと佇む「歌舞伎そば」。

どう見ても店舗併用住宅っぽいんですが、だからこそ醸し出せる雰囲気というのがちょっとたまりませんね。

東銀座・歌舞伎座タワー真裏の老舗「歌舞伎そば」目の前の通り
すぐそばの昭和通りより先は銀座なお店が数多く立ち並ぶけど、

東銀座・歌舞伎座タワー真裏の老舗「歌舞伎そば」
こういう庶民的なお店が点在するから街歩きってば楽しいもの。

銀座「歌舞伎そば」のメニュー一覧

銀座「歌舞伎そば」の券売機メニュー
入店したら券売機で食券を購入し、席が空いていれば着席、満席の場合は待合スペースにて待機。

冷たいそば

商品名 価格
もりそば 380円
ざるそば 400円
もりかき揚げそば(1番人気) 470円
ざるかき揚げそば 490円
冷しとろろそば 530円

温かいそば

商品名 価格
かけそば 380円
温かいかき揚げそば 470円
山かけそば 530円

トッピングなど

商品名 価格
単品かき揚げ 90円
玉子 60円
とろろ 150円
そば大盛り 70円
メニューに関する補足
  • 大盛りの麺量は並盛りの1.5倍ほど
  • 大盛り券2枚で特盛りの注文が可能で、麺量は並盛りの約2倍
  • 感覚的に並盛り150g、大盛り225g、特盛り300gくらい
  • 冷たいそばだと湯桶で熱い蕎麦湯を出してくれるので、その蕎麦湯でつゆを割って飲めばカラダもポカポカ、寒い時期でもいただけるハズ

客足が途絶えない人気店だから蕎麦茹でまくり@銀座「歌舞伎そば」
10席にも満たないL字型カウンター席のみ、ざっかけない造りの店内

客足が途絶えない人気店だから大体蕎麦を茹で続けていますし、目の前で調理過程を拝むことができます。

名物のかき揚げもカラリと揚げまくり@銀座「歌舞伎そば」
名物のかき揚げも同じようにカラリと揚げまくり。

銀座「歌舞伎そば」で1番人気の冷たいもりかき揚げそば

銀座「歌舞伎そば」で1番人気の冷たいもりかき揚げそば
いわゆるもりそばの周りに放射状に配置された一口大サイズのかき揚げが個性的な見た目を演出。

銀座「歌舞伎そば」で1番人気の冷たいもりかき揚げそば
俯瞰するとこんな感じ。

かき揚げには天つゆなどといった洒落っ気づいたオプションは存在せず、そのままか気分転換に蕎麦つゆにつけて召し上がります。

並盛りでも普通のお蕎麦屋さんの1.5倍くらいありそうな食べ応え@銀座「歌舞伎そば」
並盛りでも普通のお蕎麦屋さんの1.5倍くらいありそうな食べ応え。

本当に昔ながらのお店だと蕎麦だけ啜って1,000円超えなんて現実に直面しがちではありますが、「歌舞伎そば」の場合は並盛りかき揚げそばで470円、大盛りで540円、特盛りで610円。懐を気にすることなく思う存分ズビビンズビビン天龍がごとくざるから口へとスルスル運び込めちゃう、そんな喜びに巡り逢えます。

どのタイミングで食べてもザックザクなかき揚げ@銀座「歌舞伎そば」
どのタイミングで食べてもザックザク、無骨ながらも季節によって微妙に種が変わる繊細さを持ち合わせるかき揚げ。

最初そのままで四季を感じ、途中から適度に浸すことでつゆには衣の油分とコクを、かき揚げにはカエシのキレを補う相乗効果を発揮。

毎朝打つ角の立った蕎麦とカツオの効いた甘辛いつゆとの相性も抜群で、もりそばにプラス90円するだけで一口大の楽しみが5回堪能できちゃうのもナイス。

銀座で人気の老舗「歌舞伎そば」のざるかき揚げそば
ざるかき揚げのちょこんな刻み海苔で海の成分を補給するのもアリ。

平日のみの営業とはいえ、通しで切り盛りしていることもあり、ビジネスマンが客層の中心といえど、それでもちらほらと常連客やら歌舞伎役者に著名人までもがサッと立ち寄りササッと食べてはサササと店を後にする。そんな光景に出くわすのも歌舞伎座至近という好立地ならではなんでしょう。

一心不乱に蕎麦と向き合う姿勢はまるで求道者のよう@銀座「歌舞伎そば」
一心不乱に蕎麦と向き合う姿勢はまるで求道者のよう。

芝居で舞台の幕が下り、次の場面の幕が上がるまでの間を“幕の内”と言うように、江戸時代から今日に至るまで芝居見物と弁当は切っても切れない関係で、地下鉄東銀座駅3番出口直結の「木挽町広場」には多くの売店が軒を連ねています。

そういったお店で腹を満たすのも良いですが、平日の昼、仕事や学業などの合間、つまりは幕の内にふらりと「歌舞伎そば」に立ち寄ってみるのも面白いかもしれません。人は誰しも自分の人生の舞台役者なのだから。

店舗情報

店名 歌舞伎そば
住所 東京都中央区銀座4-12-2(地図
電話番号 03-3543-4510
営業時間 11:00~18:30(L.O.18:15)
定休日 土曜日・日曜日・祝日
最寄駅 東銀座駅、銀座駅、新富町駅
リンク 歌舞伎そば|歌舞伎座