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己【おれ】

主に東京・グルメ・漫画・旅行ネタ。己【おれ】と命名するも乙【おつ】と勘違いされることもよくある残念なブログです。

千駄木の老舗「キッチン マロ」のナポリタン&ミックスフライ定食etc. ~谷根千散策の合間にフラリ立ち寄りたい街の洋食屋さん~

この記事について

  • 2017/01/22:更新
  • 2014/01/26:初公開

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洋食屋なのに暖簾!シブい外観がたまらない「キッチン マロ」。

いわゆる谷根千と呼ばれる地域の「よみせ通り商栄会(商店街)」沿いに店を構える「キッチン マロ」は、ご主人の名前が秀麿(ひでまろ)さんなのが命名の由来。

前を行き交う通行人の大半が一瞬足を止めてついつい見入ってしまうその佇まいに負けずとも劣らない店内や料理の数々。今回はとある下町の粋な洋食店に関するグルメレポでございます。

横浜の有名ホテルで修行後、1968年(昭和43年)千駄木に開店した「キッチン マロ」

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キッチンと書かれつつ暖簾な外観に一瞬和食店を想像するも、店頭ディスプレイはしっかりと洋食メニューがズラリ。

東京メトロ千代田線・千駄木駅から徒歩3分と駅近ではありますが、JR日暮里駅を出て谷中銀座商店街などをブラブラ散策しながら向かうのがおすすめ。

谷中銀座を抜けたあたりにお店があるので、谷中の雰囲気だとかを存分に満喫した後に一息がてらメシを食う、そんな感じですかね。

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多くの観光客で賑わう谷中銀座を迷いの森と称するなら、

まさに「キッチン マロ」の場合はそんな迷路を抜け出した先にあるドワーフだとかエルフなんかの森の妖精が勇者の到着を心待ちにする一軒家のような、何とも言えない落ち着いた外観が印象的。

外に負けず劣らずシブいオーラをビンビンに醸し出す店内

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喫茶店を彷彿とさせるカウンター席。

でも紙ナプキンのたたみ方や敷地面積に対して広めに設けられた厨房スペースかられっきとした洋食店ということが分かりますし、御年70歳を過ぎた店主のハキハキ&テキパキとした対応。街の洋食屋さんに来たんだなーと実感します。

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奥には小上がりもあるから家族連れにも対応。

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いかにもレトロな照明や壁に貼り出されたメニュー、訪問する時間帯によって巡り会える「NHKのど自慢」の鐘の音。

これはおっさん(おばさん)ホイホイ以外の何物でもありません。びっくりするぐらい落ち着く空間&あまりにくつろげるので、たぶん春眠暁を覚える方でもついうとうとしてしまうんじゃないでしょうか。(何だその表現)

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うとうとしたら「蒼天の拳」でギンギンになるのもいいでしょう。

また、ちゃっかり「 HUNTER×HUNTER」なんかも新しめの巻まで揃えられていて、何というかこういう細かいところからも独特の審美眼とやらが伺えます。

ネテロ会長はアレしちゃいましたが、ゼノ・ゾルディック、マハ・ゾルディックとおじいちゃんが意外と活躍している作品にちなみ、マロ・ゾルディックと称して今後もマイペースに切り盛りし続けていただきたいものです。

お得なセットメニューは昼夜あり。その他非常に豊富なラインナップ

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左がランチタイムで右がディナータイム。

価格維持のためコーヒー付きじゃなくなりましたが、ご飯・味噌汁との組み合わせが何ともツボ。ナポリタンのライスなし、焼肉なんかの表記は潔いんだけど、昼のランチタイムってダブっているとことか、個人的にそそりますなー。(夜メニューの風味焼は焼肉のこと)

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いわゆるグランドメニューもズララと並んでおりますし、

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おつまみ類も充実、何よりシブい達筆がたまりません。

これら以外にもメニューがまだあり、度量の大きさを伺わせます。

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コーラを頼むとレモンスライス入りのグラスと瓶で登場。

グビグビプハー、やっぱり瓶のコーラってペットボトルよりおいしいよなー。

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で、瓶コーラもナイスではありますが、

レモンサワーとおつまみ(写真はメンチカツ&ウインナーバター炒め)で1杯ひっかけるのも乙なワケですよ。洋食店なのに「チューハイ」で通じちゃう気軽さもたまりません。

由緒正しき昭和の味!「キッチン マロ」の昔懐かしいナポリタン

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まあナポリタン自体が本場イタリアで由緒正しくないワケですが、

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ここは日本だ、そんなの関係ねえ!

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って接写したら、レンズが曇った。

酸味と甘味を従えつつ真っ赤に染まったナポリタン。近くの名所「夕やけだんだん」から夕暮れの街並みを見下ろしては深呼吸するように一気にズビビン啜り込めば、何とも懐古的な感情が呼び起こされるかのようで、タバスコをビシバシビシバシビシバシステムして辛味もプラスすれば、大人だって恥じることなく食べられるナポリタン、それはもう立派な和食と言えるでしょう。

3種の揚げたてフライにキャベツとパセリが嬉しい「キッチン マロ」のミックスフライ定食

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昼のランチタイム限定メニュー。

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揚げたてだから当たり前なんだろうけど、衣が立ってます。

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左からナス、チキンカツ、メンチカツ。

日によってタネは変更するそうで、濃いキツネ色の衣と頬張るライスがクッションになって、サクッ(フライ)→ムニュッ(ライス)→ズビビビン(味噌汁)、心地良い連携コンボの誕生です。

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ナポリタン紹介時にスルーしちゃったけど、この味噌汁も本格的な仕上がり。

今ではすっかりインスタント味噌汁の世話になりまくりな身だけに、この手の出汁からしっかり取りました的な1杯が何ともありがたく思えてしまうのって嬉しくもあり寂しいもんもありますね…。

洋食の定番・オムライス他、どれも安定のレトロクラシック

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やれプルプルの半熟だとかそんなのとはまったくもって無縁。

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薄い玉子焼きにグリンピースだとかが入ったケチャップライスを包むから生まれるオールドファッションスタイル。

硬派なのに落ち着く・硬派だから落ち着く、これからも大切にしたい卵料理です。

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注文後しばらくすると店内に香ばしいカホリが漂うエビグラタン。

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口の中に入れると焼けたチーズとクリームソースにプリッとしたエビの食感が絡み合ってじんわりと広がります。

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アツアツの状態でサーブされる焼きそば。

鉄板の焼きそばはテッパンのおいしさ、そんなダジャレを噛み締めつつも真っ赤な紅しょうがでハッと我に返り、気恥ずかしい思いだとか様々な感情なんかもズビドゥバシュビドゥバ啜り込むのさ!

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肉と言ったら定番のビーフシチューを定食で。

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そのままでもこうしてライスと一緒に頬張って、余韻を洗い流すように味噌汁をズビビビ。

これもまた、日本の、それも街の老舗洋食店に脈々と受け継がれてきた、これからだって受け継がれて行って欲しいスタイル。

谷根千散策となるとどうしたって昼メインとなりますが、夜のマロ(なんかやらしいな)も実にアットホームな雰囲気。是非足を運んでシブいひと時を堪能してみてくださいね。

店舗情報

店名 キッチン マロ
住所 東京都文京区千駄木3-41-12(地図
電話番号 03-3822-0036
営業時間 11:30~22:00(早じまいあり)
定休日 不定休
最寄駅 千駄木駅、日暮里駅