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己【おれ】

多くの「己」が生きる中で「おれ」であること、そんな中二病のような思いから始めました。

毎日でも通いたい谷中の古民家カフェ「花歩」の絶品シナモントースト他!洋楽流れるまったり空間、細やかな気配り、何から何まで最高!!

【洋食】パン・サンドイッチ・ベーグル カフェ・喫茶店 【東京】谷根千(谷中・根津・千駄木) レトロ

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その見た目にわお、食べてわおォンな谷中「珈琲 花歩」の絶品シナモントースト。

谷根千(谷中、根津、千駄木の各頭文字を取った東京23区の大人気スポット)エリアの中でも谷中の人気と知名度は頭ひとつ抜けていて、谷中銀座商店街をはじめ、日々多くの観光客が散策を楽しんでいる様子が伺えます。

今回紹介する「花歩(かぽ)」は、平日月・火・水と1週間で3日のみの営業&谷中地区の中でも端の場所に位置するため、知らないとまず辿り着けない穴場感がグッド、運良くありつけたらそれはもうベリーグッド、この記事のタイトルで示しているとおり、叶うなら毎日でも通いたい、そんなステキすぎるカフェでございまする。

西日暮里駅徒歩5分、築60年の古民家を改装した「珈琲 花歩」

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1950年代に建てられた民家の1階をカフェスペースとして開放し、平日月~水の3日間のみ営業。

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谷中銀座商店街とかをブラブラ散策の前後に立ち寄っても良いし、西日暮里駅で降りて、道灌山方面に歩を進めてダイレクトに向かっても良いでしょう。

センス良く配置された骨董品や雑貨、洋楽オールディーズ流れる店内。お店に入ったつもりなのにおばあちゃん家に遊びに来たかのような錯覚

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引き戸を開けると、気品漂うおばさまによる懇切丁寧なおもてなし。

玄関で靴を脱ぎ、備え付けのスリッパに履き替えると、空いている席に通されます。

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1名専用席、2名掛けテーブル、相席も考慮された6名掛けテーブル各1卓の計9席。

おばあちゃんというよりは、おばさま・おかみさんと呼ぶべき物腰柔らかな女性オーナーのみでの切り盛り。自然な立ち振る舞いからにじみ出る優しさと気遣い。初めて足を運んだ際、この店のアタリを早くも確信したものです。

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鴨居の上に飾られたレコードは、この店を開店するために集めたというよりは、オーナーが趣味で買い揃えたコレクションなんだろうな。

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あまり見かけなくなった振り子時計の小気味良いボーンボーン…。不思議と干渉せず耳に入ってくる洋楽に風鈴の音、もうすべてがたまりません。

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巧みな小物使いと手作り感満点のメニュー。

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注文を受けてから豆を挽くコーヒーをはじめ、紅茶に梅こぶ茶などのドリンク類、寄り添うようにトーストなどの軽食類。

手作りケーキとコーヒーゼリーは入れ替えで、ひと月早いですが、現在ではコーヒーゼリーを楽しむことができます。(時期的にケーキで使用する紅玉リンゴが手に入らなくなったため)

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挽き豆なのにおかわりコーヒーは嬉しい半額200円。

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注文してから提供までに時間を要するため、「お待ちいただいている間、(卓上の)チョコレートを召し上がっていてください」と丁寧なアナウンス。

良いよ良いよ全然待ちますよ。何ならグラスの水の1滴まで舐め切るほどに待ちますよって、クレーム入れているみたいですが、違います。ただ、それくらいに待っているのが苦にならないまったりとした居心地なんですよね。

谷中「花歩」のシナモン、ザラメ糖たっぷりのシナモントースト。素朴だけど美味しい、素朴だから嬉しい、タマゴのココットで両者が引き立つ。つまりは必食!

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トーストから匂い立つカホリ、できたてアツアツのココットから奏でられるジュワジュワジュワ…。

そこにお腹の音も加わればバンドだって組めちゃうんじゃないか、ってなんだこの例え。

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でも、ついそんな例えをしてしまうほどに、興奮を抑えられないサックザクのフレーバートースト。

勢い良くかぶりついても千切っても、どちらの食べ方で口にしてもパンのサクサクッとした食感と、焦げる一歩手前、絶妙な焼き加減だからこそ成り立つシナモンシュガーのザクザクな甘美を完備。

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それだけでも充分なところに、この和風テイストのタマゴのココット、これなんですよ。

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メスを入れるかのようにスプーンでエイヤッ。

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ぬわーんと持ち上げそのまま食べても立派な口直しになるし、

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シナモントーストにオンする食べ方だってきっとアリ。

焼きたてのパンってこんなに美味しかったっけ?を再認識させてくれるキッカケを与えてくれるかもしれません。少なくともおれはそのキッカケを持ちました。

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そしてこれがまたホットコーヒーとの相性が抜群なんですわ。

ミルクと一緒にさり気なく置かれたビスケットがあるから、無理に卓上の角砂糖を入れなくてもグビグビグビビン飲めちゃいますものね。純粋に挽きたてだからコーヒーの酸味と香りが最大限に活かされた状態なのもあるんだろうけど、普段コーヒーは苦くて好みじゃないという方も騙されたと思って試して欲しい、そんな逸品です。

他の料理や飲み物だって当たり前に美味しいから困っちゃう

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具材がゴロゴロのクリームシチュー、当然パンは温かい。

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どこから食べてもベーコンにぶち当たるピザトーストときたら、アンタまあ…。

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アイスを食べているのかゼリーを食べているのか一瞬分からなくなる、大盛りバニラアイスのコーヒーゼリー。

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コーヒーが美味しいんだからゼリーにしたってウマイよな。

底にフレークが敷かれており、パフェ風なのもニクイ演出。

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コーヒーゼリーで冷えたカラダを温めるように、ホットカフェオレ。

1杯目のコーヒーではビスケットだったけど、コーヒーゼリーの後だからということで塩おかき、異なる一輪の花。
もうね、この手の細かい気配りの積み重ねが「花歩」という存在を作っているんだなぁ、としみじみ感じさせてくれまして、おれ、喫茶店とかカフェって積極的に利用しないんですけど、そんなおれでもここなら毎日でも通いたいって思いますもんね。

最も平日月・火・水のみの営業なので頻繁に通えないというのもその思いを強くさせているんでしょうけど、目の届く範囲でやれることを淡々とこなすその姿勢。「花歩」という店名はきっと、大地に静かに根を張るからこそキレイに咲く花のように歩むとかって思いが込められているのかもしれません。

……って妄想の答え合わせをするようにオーナーに聞いてみたら「飼っていた犬の名前」とのこと!

… … …
コーヒー、カフェオレ、水飲みすぎでお腹もカッポカポ、けれどまた良い店に巡り会えたもんだと駅までの道のりを闊歩(かっぽ)するのでした、花歩だけに。

店舗情報

店名 珈琲 花歩(kapo)
住所 東京都台東区谷中3-21-8(地図
電話番号 03-3821-5642
営業時間 10:30~18:00
営業日 月曜日・火曜日・水曜日
最寄駅 西日暮里駅