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己【おれ】

多くの「己」が生きる中で「おれ」であること、そんな中二病のような思いから始めました。

“天むす=名古屋名物”を日本全国に知らしめた「千寿」の天むす

【レストラン他】弁当・おにぎり 【和食】天ぷら・揚げ物 【愛知】名古屋市 レトロ

この記事について

  • 2016/11/10:一部テキストなど更新
  • 2015/06/17:初公開

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天むすで画像検索すると大層ご立派なビジュアルを拝めることから、派手な名古屋の定番めしと思われる方も多いでしょうし、おれもそのうちの1人でした。

実際は三重県津市のお店を元祖とする天むすなんですが、今回は全国にその名を広めた愛知県名古屋市「千寿」の天むすをご紹介。

名古屋市営地下鉄・上前津駅徒歩3分、メジャーになった今も手作りにこだわる「天むす千寿」

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1980年(昭和55年)、三重県津市「千寿」から暖簾分けする形でオープンした名古屋「千寿」。

“めいぶつ”じゃなく“めいふつ”なのは発祥店の初代が天むすを名物に育てるという決意を込め、あえて濁点なしの「めいふつ」としたのが始まりなんだとか。

そしていかにも老舗な外観ではあるものの、引き戸をガラガラ入店しようとしたらウィーンと自動ドアだったのにはちょっとびっくり。これも成功の副産物ってヤツでしょうか……って言いたいところですが、暖簾分け店として独立する以前は時計店を営まれていたとのことで、つまりはその名残、旧店の仕様といったところでしょう。

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12:00~14:00の2時間以外はテイクアウトのみでの販売。

入って左手のカウンターで支店提供分などもどかどか量産していたので買うのに少々時間を要しました。
手作りだからこその手間ひまってヤツなんでしょうが、気軽にゲットしたいならあらかじめ電話注文しておくのがベターかと。

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持ち帰りは5個単位、15個包みまでの3サイズを用意。

せっかく名古屋に来たんだから10個入りか15個入りのどちらにしようかなんて考えたりもするほど食べたいって思える天むすですが、オープン当初は現状と比べものにならないほど売れなかったらしく、天ぷら屋と思って足を運んだお客さんが違うと知って踵を返すなんてこともしばしばあったとか。

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マスコミに取り上げられたことをキッカケに不動の地位を獲得。

今ではこの本店以外に4つの支店を構え、他店でもどんどん天むすを取り扱うようになり、ついには定番名古屋めしと謳われるようになったのは想像に難くありませんが、そんなサクセスストーリーのネタがエビって何だか縁起もいいですよね。

できたてはもちろん、時間が経ってもしっかりおいしい名古屋「千寿」の天むす

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今回は10個包み1,512円(税込)の天むすを購入しました。

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ちょこんとついた米粒が手作りを物語っていますが、めいふつに点が2粒でまさにめいぶつ!って単なる偶然ですよね。

すぐに食べたかったので栄も越えて名古屋城より先まで続く大津通沿いでいただきます!

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旅先でおむすびを口にすると、人は誰しも裸の大将になれます。

天むすと聞くとエビのしっぽがにゅるんと飛び出たシロモノを想像しがちですが、元祖の流れを汲むこちらの見た目は実に控えめ。(元祖はもっとさり気なくてエビの天ぷらが完全に隠れちゃう仕様)

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ガブリと割るとエビ天と分かるって何だかたこ焼きみたいですね。

ごはんで包み込むと天ぷらの油分でお米がベチャベチャになるんじゃないかって思うかもしれませんが、毎日使い捨ての綿実油100%サラダ油でカラリと新鮮なエビを揚げる「千寿」の場合は杞憂そのもの。

米は北陸産の特選コシヒカリ、伊勢湾産の海苔を採用したりと、専門店だからこだわれる素材選びも実にナイスだし、味が濃い名古屋めしの中でも塩気がしっかり効いた「千寿」の天むすは、なんというかすっごく爽やかな存在だ。

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名古屋と東京をつなぐ新幹線のように天むすもおれの胃袋に一直線。

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冷めてもしっとりおいしい、弁当としての役割も果たしてていいね。

機会があれば三重県津市の「千寿」も訪れてみたいところですが、名古屋に短い時間だけ滞在する、でも名古屋らしい何かを腹に収めたい時とかに天むすって重宝しそうですよね。

店舗情報

店名 天むす千寿 本店
住所 愛知県名古屋市中区大須4-10-82(地図
電話番号 052-262-0466(テイクアウトは予約可)
営業時間 8:30~18:00(売切れ次第閉店、12:00~14:00はイートイン可)
定休日 火曜日・水曜日
最寄駅 上前津駅