こういうのでいいんだよを地で行く大阪「わなか」のたこ焼き。
これまで「孤独のグルメのさんちゃん屋」「たこ焼き元祖の会津屋」と2店舗紹介してきましたが、3店舗目としてお届けする千日前の「わなか」。ここでは多くの方々が大阪たこ焼きに抱くイメージどんぴしゃな一品を味わえるんじゃないかと思うワケですよ、ええ。
笑いの殿堂「なんばグランド花月」の真横。朝から晩までフルタイム焼きまくりな大繁盛店「たこ焼道楽 わなか 千日前本店」
大阪にたこ焼き店は星の数ほどあるけれど、店頭の大行列&ガードマン付きはさすがの一言。
これだけ売れれば、もう笑いを求めてNGKに押し寄せるお客さん以上に笑いが止まらないんじゃないだろうか。
ノンストップで焼き上げるから回転も想像以上に早くてスムーズ。
今年発売の「ミシュランガイド京都・大阪 2016」のビブグルマン(5,000円以下で食事ができるコスパに優れた飲食店)に選出されて今はもっとスゴイ行列なのかもしれませんが、大量のたこ焼き作りで培ったであろうテキパキっぷりで見事に客さばきしている光景が容易に想像できます。
1度に90個も焼ける鉄板がズラリ。ある意味、壮観。
鉄板にこれでもかと生地を流し込み、そのまま放置したら四角いお好み焼きができちゃうんじゃないかって状態からクルクルクルリンパしてまん丸いたこ焼きを仕上げる熟練したスキル。
数分前まで液体だったものが立派な商品として成立する瞬間。
味付けはソース、釜炊き塩、醤油、どろソースの4つから選択。
気持ちカリッからのフワトロ。千日前「わなか本店」の王道たこ焼き(8個450円)
定番のソースを選択し、マヨネーズだ青海苔だカツオ節だのをトッピング。歯に海苔がつくとかなんてお構いナッシング。
「おほーーー」って高鳴る気持ち、まるで生き物のようにゆらゆら帝国するカツオ節を抑えつつイートインスペースにそそくさと移動。
表面はカリッと香ばしくも持ち続けているとトローンと崩れ落ちちゃいそうなビジュアルに思わず視線もトロントローン。
もう出来立てアツアツの時点で「察してくれよお前さん」と言われているようですが、一気に頬張ろうものならヤケド確実。つまようじを2本使って固定させたたこ焼きを持ち上げてカプリ。
生地にしっかりダシの風味が感じられ、フルーティーなソースの甘み、マヨネーズの酸味なんかが食べ進めるほどに渾然一体と化し、あれよあれよとカプッ、アチッ…ムフーンの繰り返し。
割るとしっかりサイズのタコがお目見え。
誰が食べてもおいしいと思わせるだけの実力、混雑していてもスピーディーにアッツアツな一品がいただける、ましてやNGKのすぐそばとなれば、地元民はもちろんたくさんの観光客に支持されているだけのことはあるのかなーと。実に高いポテンシャル。
食べ歩きに最適、たこ焼き2個をえびせんで挟んだたこせんも好き。
「わなか」に足を運ぶとたこせんをチョイスすることも多いのですが、本店だと1個100円からありつけるのもお手頃ナイス。
今回紹介したオーソドックスなたこ焼き以外にもポン酢でさっぱりいただくたこポンやら人気の味付け3種と期間限定1種の計4種が1度に楽しめちゃうおおいりなんかのメニューもあるから、ホント飽きずに毎日でも通えそう。東京にも直営店ができればいいのになぁ。
店舗情報
店名 | たこ焼道楽 わなか 千日前本店 |
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住所 | 大阪府大阪市中央区難波千日前11-19 1F・2F(地図) |
電話番号 | 06-6631-0127 |
営業時間(月~金) | 10:00~23:00 |
営業時間(土日祝) | 8:30~23:00 |
定休日 | 年中無休 |
最寄駅 | 難波駅、なんば駅、日本橋駅 |