本日開店!「らぁめん家 69’N’ROLL ONE 赤坂本店」の2号らぁめん800円。
先日2回に渡ってお届けした「銀座 篝」が今年のラーメン業界の話題を独占するもんだと独り勝手に思ってましたが、本日6月9日・ロックの日に、なんと町田の超人気ラーメン店「69’N’ROLL ONE(ロックンロールワン)」が東京の一等地・赤坂にオープンするという寝耳に水な事態が発生しました。
しかも屋号が赤坂本店ということで、町田で行列の絶えなかったお店をわざわざ閉店してまで乗り込んできたという、まさにロック魂溢れる何とも気合いの入った超最新店の速攻レポート、刮目してご覧ください。
ここがロックだよその①「オシャレな外観」
「らぁめん家」の看板がなければ何屋か分かりません。
本日オープンとはいえ、事前情報を耳にしていた方々で開店前からしばらくの間は行列ができており、スタッフも外でラーメン屋が開店した旨を告知していたからいいものの、看板もスタッフもなければ普通にライブハウスがオープンしたもんだと勘違いしても決しておかしくない外観。
これでもかと飾られた数々の祝い花。
ラーメンの鬼こと支那そばやの佐野実氏やタレントの高嶋政宏氏、
その他ズラ~ッと。
はなまるマーケットや有名ラーメン店店主の方々等、実に多数。
ラーメン屋に1人で入るのが抵抗ある方でも、この見た目なら多少はその抵抗とやらもやわらぐんじゃないでしょうか。
ここがロックだよその②「東京の一等地なのに席数が42席」
どん!
どん!!
どん!!!
ど●きー♪
どんき…って、毎度おなじみドン●キホーテの歌をついつい口ずさんでしまいましたが、ご覧のようにカウンター席はもちろんのこと、テーブル席も充実した作りとなっており、席数はラーメン店にしては充実の42席!
おまけに天井にはどどんとシャンデリアが煌めいてますからね、それなんて高級クラブ?って感じです。
ただし、しばらくの間は30席での営業だそう。
店内にはこれまた高級な花々が飾られております。
そしてクローズドキッチンスタイルを採用。
月1のイベント日は仕切りが取っ払われてオープンキッチンになるみたいですが、基本的には「王子神谷の伊藤」のように、厨房の様子を客席から拝むことはできません。
その代わりホールスタッフが数名見回ってコップに水を注いでくれたり、料理を提供してくれるので、ラーメン専門店ならではの独特な雰囲気が苦手な方にも比較的受け入れられやすいんじゃないかと思われます。
ここがロックだよその③「11:00~23:00の通し営業&年中無休」
昨年はラーメン大賞で醤油、塩、つけ麺(細麺)各部門を制覇し、
TRY(東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー)大賞の2012年度総合2位を受賞するという快挙を達成してしまった、まさに叫びたくなる味でもあり、
ラーメンの神様こと大勝軒創業者・山岸一雄氏に「参った」と言わせた味が、
定休日や時間帯を気にせず気軽に味わえちゃう、それなんてハッピネス?
最近名うてのラーメン屋さんといえば、個人でやられているケースが多いということもあり、昼営業と夜営業の間に中休みが設けられていたり、諸事情により臨時休業したりするケースが多々見受けられますが、ロックンロールワンの場合はそういったことが皆無っぽく、おかげさまでいつでも美味しいラーメンが堪能できちゃうってワケですね。
ここがロックだよその④「繊細かつハイクオリティな1杯」
明らかに普通のラーメンと一線を画す2号らぁめん。
出汁には比内地鶏のみを使用したという潔さ。
卓上調味料が皆無なのもまた潔い。
具は鶏と豚のチャーシューが各1枚、青&白刻みネギに穂先メンマ。
表面がキラキラ輝いているのは手間ひまかけて採取した黄金の鶏油によるもの。
透明度の高いキレのある醤油味のスープはズビビと一口目から鶏のふくよかな旨みがじゅわっと口の中に押し寄せて香りも優れた逸品。
そんなスープを平打ちの細ストレート麺がね、
これでもかと旨みを吸い込みまくっているから、
ズビビンズビビン啜ると、意味も分からずに「ロックだわー」って叫びたくなる方も多いんじゃないでしょうか。
この麺がまた特徴的でね、コシがあるというよりはつるつるっと滑らか&啜り心地がいいんだけど、適度にしなやかな歯応えを残した不思議な食感で、単にラーメンというよりは蕎麦や上品な何かを食べているのに近い感覚を覚えます。
豚と鶏のチャーシューもまたいい仕事してます。
近頃は多くのラーメン店で普通に食べられるようになった鶏チャーシューですが、ブームになるよりもかなり前の段階から提供してきただけに、しっとり柔らかジューシーな仕上がり。
まあ個人的には豚チャーシューの方が好みだったりしますが、これなら1,050円の2号チャーシューメンも頼んでみたくなりますね。
ラーメンはトレイに乗せられての提供だから、
服に飛び散ることだけ気にしながらズビビンズビビン啜りましょう。
なお、ここで注意しておきたいのが、オープンから数日間は今回紹介した2号らぁめんのみの提供で、近日中に塩味やつけ麺、赤坂オリジナルメニュー等が順次加わって行くらしいので、醤油ラーメン以外を味わいたい方はしばらく経ってからの来店が必須となります。
現時点で明らかになっているメニュー
醤油
商品名 | 価格 |
---|---|
2号らぁめんチャーシュー、味玉 | 1,200円 |
2号らぁめんチャーシュー | 1,050円 |
2号らぁめん味玉 | 950円 |
2号らぁめん | 800円 |
塩
商品名 | 価格 |
---|---|
塩らぁめんチャーシュー、味玉 | 1,200円 |
塩らぁめんチャーシュー | 1,050円 |
塩らぁめん味玉 | 950円 |
塩らぁめん | 800円 |
つけ麺
商品名 | 価格 |
---|---|
つけ麺 並 | 950円 |
つけ麺 大 | 1,050円 |
トッピング
商品名 | 価格 |
---|---|
チャーシュー | 250円 |
味玉 | 150円 |
のり(別皿) | 150円 |
めんま(5本) | 200円 |
ごはん他
商品名 | 価格 |
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チャーシュー飯 | 400円 |
ごはん 並 | 200円 |
ごはん 大 | 250円 |
大盛り券 | 200円 |
補足
1号らぁめんは比内地鶏、豚、野菜をベースにした出汁を小鍋に入れて追い鰹した動物系+魚介スープによる一品で、現在は食べられません。
超有名店の勝負をかけた移転、今後の展開に要注目
近くにはビッグハットでおなじみのTBSテレビ本社が。
赤坂、赤坂見附、溜池山王、永田町とそうそうたる駅名がズラリと最寄駅として名を連ねるだけに、観光客以外にも業界人や政治家等の来店が予想されますが、ラーメン大好き小池さんはもちろん、普段あまりラーメンを食べない方々も気軽に足を運んで赤坂ロックを体感してみてくださいね。
オープン初日ということでお土産いただいちゃいました。
店舗情報
店名 | らぁめん家 69’N’ROLL ONE 赤坂本店 |
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住所 | 東京都港区赤坂3-7-11(地図) |
電話番号 | 03-3583-5569 |
営業時間 | 11:00~23:00(スープが無くなり次第終了) |
定休日 | 年中無休(年末年始を除く) |
最寄駅 | 赤坂駅、赤坂見附駅、溜池山王駅、永田町駅 |