【2016/12/05追記】12/03(土)移転オープン!
同じ下北沢駅北口エリアで復活しました。最新情報は「こちらの記事」をチェックしてください!
※以下は2016年1月31日公開分の内容です。
普通じゃ考えられない待ち時間の果てにゲットした下北沢「大阪屋」の15個入りたこ焼き。
下北沢、いや、東京で最も好きなたこ焼き専門店の「大阪屋」が2016年1月30日の営業をもって29年間の歴史に幕を下ろした。
ご主人(おっちゃん)や女将さん(おばちゃん)の体調不良だとか売上が芳しくないからとかではなく、大家変更による家賃の大幅値上げがその理由だそうで、新しい物件を探したりと継続意欲はまったく衰えていないご様子。
お知らせこの30日を持ちまして閉店の運びとなりました。
29年間本当にお世話になりました。有り難うございました。
お客様の暖かいお心と御理解の元ここまでやってこられました。
又、何処かで頑張れればと思っております。
その節はお客様のお力が又必要です。どうか宜しくお願い申し上げます。
本当に長い間有り難うございました。心から感謝しております。大阪屋
こちらこそ心より感謝。ありがとぅ!(語尾の「とぅ」が上がるおっちゃんのマネ)
再開がいつになるか分からないけれど、別に今生の別れというワケでもないし、きっとまたどこかで会えそうな気がする。
少なくともおれや長い長い大行列の一端を担った誰しもがそう信じているだろうし、つまりは、さよならだけどさよならじゃない。
しみったれたことなんて書くつもりは毛頭ない。けれどもこの場所で買える最後の「大阪屋」たこ焼きには違いない。
おれにできるわずかな力添えとして、歴史を残す、風化させないだなんて思いも込め、下北沢のとあるたこ焼き屋さんの最終営業日の模様を愛のままにわがままに綴ってみたいと思います。