己【おれ】

主に東京・グルメ・漫画・旅行ネタ。己【おれ】と命名するも乙【おつ】と勘違いされることもよくある残念なブログです。

【麻布十番・新福菜館】焼めし解禁!小ラーメン&小チャーハンの小・小セットと自家製味付き餃子

  • 2016/01/09:更新
  • 2015/02/23:初公開

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京都最古参のラーメンを東京・麻布十番で気軽に満喫!

プレオープンから約1ヶ月経った2015年2月23日、京都「新福菜館」の記念すべき東京第1号店となる麻布十番店が満を持してグランドオープン!
それすなわち焼めしをはじめとする全メニュー解禁ということで、早速ズビビンプレシャスに啜り倒し食い散らかして参りましたよっと。

5,000いいね!突破は伊達じゃない?グランドオープン初日から行列と順調な出だしの「新福菜館 麻布十番店」

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きっとこの日の到来を待ち焦がれていた新福菜館ファンの皆さま。

先月末のプレオープン時はそれほど告知をしていなかったものの、それでも十分と言えるレベルの訴求だったと認識していますが、今回のグランドオープンに際してはテレビ、雑誌などの各種メディアでも取り上げられ、「あの新福菜館の味が東京で!」と期待される方々がかなり増えたんじゃないでしょうか。

己【おれ】でもプレオープン当日の様子を公開したところ、普段ろくにつかないことに定評のあるFacebookのいいね!が100だ200だ1,000を飛び越えて5,000以上つく結果となり、読者の高鳴る期待が数字で表れたと思っています。

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プレオープン時は伏せられていた一部メニューも露わに。

券売機だと焼めしのところメニュー表ではヤキメシ、さらには従業員間でのオーダーを通す際はチャーハンと読み上げられていたりとブレはありますが、この記事では焼めし、場合によってはチャーハンと表現することで対処します。

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卓上調味料は酢醤油、ラー油、唐辛子、おろしニンニク、胡椒と変わらず。

でも、券売機の位置が入口左手から反対の右手奥に移動していたり、カウンター席数が7席から5席に縮小と、細かい点での変更はあるようで。
もちろん何よりの違いは焼めしを生み出す際の鉄鍋ガコガコ音と香ばしいカホリが店内に漂っていたりと、待っている段階で気持ちが徐々にジョジョにと、ゴゴゴゴ高ぶってきちゃいましたね。

小ラーメンと小チャーハンがセットになった「新福菜館 麻布十番店」の小・小セット950円

小サイズでも物足りなさを感じさせない京都老舗の中華そば

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どどんと京女のどす黒さを物語る形で黒×黒コンビがご到着。

京都本店、ラーメン博物館出店時に相対してきた鉄板コンビではありますが、東京でお目にかかるとちょっと新鮮なのはあら不思議。

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単品だと550円の中華そば小サイズ。

特大新福そばよりも一回り小さい丼、赤い敷き皿をハッキリと確認できます。
前回の記事でもさらりと紹介しましたが、小サイズと謳っているものの、他店の並盛りくらいの分量だそうで、見た目コンパクトだけどすごいヤツ、京都市のコンパクトな都市構造を彷彿とさせる気がしなくもありません。

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特大新福そばに比べて具が少ないからスープの黒が際立ちますね。

トッピングは薄切りのチャーシュー2枚、もやし、九条ネギとシンプル。

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ピンぼけは回避できたものの立ち込める湯気でレンズが曇った。

なんだかんで今回も安定の己【おれ】クオリティな写真をお届けできたことを光栄に思いますが、それにしても黒い、もやしのすぐそばにレンゲスープを並べるとブラックな印象がひとしおですね。
吸い込まれるようなブラックに負けじとズズズと一口。うーん、しょっぱさよりも動物系のコクだ旨味がじんわりと、まるで押し寄せては引く波のようで、単純に好みなんだなーこのスープ。

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海底から財宝をサルベージするように、ナイスなコシの中細ストレート麺をズビビンズビビンチュルリララー。

待ってた、1ヶ月くらいずっとキミのことを待っていた、そんな「新福菜館 麻布十番店」の焼めし小サイズ

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麺を啜るテンションが気持ち軽やかなのは横目にキミを確認していたからさ。

見た目よりも全然マイルドなのはラーメンと一緒で、こちらの1品は中華鍋でガコガコガッコン盛大に炒めまくって仕上げられるから、まず何よりも最初に香ばしいという印象。
卵、チャーシュー、九条ネギの細切れが見えそうで見えないくらいに低い明度ではあるけれど、温度は高くてアツアツ。皿の縁に“新福菜館”とわざわざ明記しなくても分かる方には分かる、あの味だと。

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横目でチラリ、ズビビビビンの図。

ベースとなる味付けが共通しているからラーメン、チャーハンどちらから食べ始めようとも、ラーメンを全部食べ切ってからチャーハン、あるいはその逆のパターンで食べ進めても互いにケンカすることなくスムーズに満腹&満足感へとスクロールしそうな感覚大。

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ぼかぁ都会の排気バスで黒くなったけど、キミはラーメンダレで黒いんだね。

お店的には小サイズと定めておりますが、よその半チャンラーメンの半チャーハン級、ヘタしたらそれよりも気持ち多いくらいのボリューム感で、それ単体だと少ないけれど小サイズの中華そばと一緒にいただけば並大抵のストマックならちょうどいい、むしろ多いと感じるんじゃないでしょうか。

ラーメンとチャーハンが比較的濃いから、何もつけずにそのままでもしっかりおいしい「新福菜館 麻布十番店」の自家製味付き餃子350円

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そば&焼めしの色黒に目が慣れると「なんて美白……」と評すること請け合い。

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ニンニクだニラがガツンと効いたスパイシーな餃子も好きですが、

見るからに優しいビジュアルに反することなく、そのままでもおいしい、卓上調味料でカスタマイズするのも楽しいデキなのがグッド。
焼めしではなく普通に餃子ライスにしてもニンマリ笑みがこぼれちゃいそうな素朴な仕上がり。

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焼めしの横にグッと近づけると、それはオセロ、あるいは囲碁のよう。

それなりに生き長らえると白黒ハッキリつけなきゃいけない場面が度々訪れたりもしますが、せめて口にするメシくらいは自分好みに好き勝手食べさせてくれよと、何ならチャーハンの黒に餃子の白を一緒に頬張ってグレーで処理しちゃってもいいじゃないかと、気軽に楽しもうよと独りニタニタほくそ笑む次第です。

なお、関係ないですが当ブログのサイドバーがグレーなのは別にグレーゾーンが好きだからとかじゃありません。

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当然完食じゃー。(毎度のことながら微妙に汚いのでモザイク処理済み)

東京第1号店として麻布十番の地が選ばれたワケですが、こちらの店舗での成功を皮切りに、今後は東京だ関東の色んな場所で新福菜館の味が楽しめるようになるんですかね?
京都本店で堪能する未来も大切に、今後も頻繁に足を運んでみたいと思いますし、本記事を読まれて気になった方々もドスドスドスエと行ってみてください!

店舗情報

店名 新福菜館 麻布十番店
住所 東京都港区麻布十番1-2-5(地図
電話番号 03-6441-3395
営業時間(月~土・祝) 11:00~23:00(L.O.22:40)
営業時間(日曜日) 11:00~17:00(L.O.16:40)
定休日
最寄駅 麻布十番駅