己【おれ】

主に東京・グルメ・漫画・旅行ネタ。己【おれ】と命名するも乙【おつ】と勘違いされることもよくある残念なブログです。

【横浜天王町・光家】ライトな口当たりの家系ラーメンに海苔ライス!これですよ、これこれ

  • 2015/11/23:更新
  • 2014/08/20:初公開

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極太麺+濃厚豚骨醤油スープといえば「吉村家」を源流とする“家系ラーメン”などが挙げられますが、誰も聞いていないのにしゃべりますけどおれ的に家系=年中無休いつでもウェルカムな1杯なのに対して、「濃厚でキツイ」「アブラがスゴイ」といった否定的な印象をお持ちの方が多いのもまた事実かと。

そこで今回は、同じ家系の中でも比較的アッサリとした1杯を提供する横浜天王町「光家(ひかりや)」の豚骨醤油ラーメンを紹介してみたいと思います。

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【孤独のグルメ】静岡青葉横丁の老舗居酒屋『一心』の汁おでんに「おほぅ」「ふはあ」「くーーー」

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カラシの効いた汁おでんを食べて発する中年男の「おほぅ」「ふはあ」「くーーー」

当ブログを初めてご覧になられる方々はこぞって「何のこっちゃ?」と疑問を持ちつつそっ閉じされることでしょうが、18年ぶりに刊行された漫画最新巻「孤独のグルメ2」において、おでんを食べた主人公・井之頭五郎による吐息混じりのセリフ……と書けばピンとくる方がいるかもしれません。それはそれでアヴナイですが

早くも24万部突破、重版かかりまくりっぽい「孤独のグルメ2」

今回は栄えある2巻第1話の舞台でおなじみ、静岡県静岡市青葉横丁の居酒屋『一心』にて、ゴローちゃんが食べた汁おでんやら焼き海苔黒はんぺんだとかについてここぞとばかりにお届けする、ある意味いつもどおりな聖地巡礼レポでございやす。

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【孤独のグルメ】元祖人間火力発電所!川崎「東天閣」の焼肉ランチでうおォン

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名言「うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ」などが生まれた川崎セメント通りの焼肉店に突撃うおォン!

2週間後の9月29日に18年ぶりの新巻発売を控える名作漫画「孤独のグルメ」において、“ファンが行きたい店ランキング”で堂々の1位を獲得したのが今回紹介する「東天閣 川崎本店」。

タバコをスパスパーン。

最新巻でこーんな決めポーズを披露しちゃっている主人公・井之頭五郎(以下、ゴローちゃん)を思わずうおォンと夢中にさせた焼肉とはいかなるものか、いっちょ確かめてきました。

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【孤独のグルメ】全席オーシャンビュー!創業140年の老舗「魚見亭」の江ノ島丼&さざえ壷焼きetc.

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食材を ダブらせ続け 20年(字余り)

ドラマ版は来月よりSeason5突入、当ブログでおなじみの漫画版に至っては今月29日に18年ぶりの新巻が発売予定と、まさに順風満帆、飛ぶ鳥を落としてその丸焼きと卵かけご飯あたりで「とりがダブってしまった」とかってほざいてそうな名作「孤独のグルメ」。

1巻発売当時生まれたての赤ん坊が18歳になる、そんな長い長い月日を重ねての刊行。めためためでたい。

昨年から出るぞ出るぞと言われ続けてきた単行本も、こうして攻めっぽい表紙を見ると、ああホントに出るんだなーと実感しますね。

で、今回はそんな新巻に収録予定のお話から…ではなく、新しいものを迎え入れる前に原点を振り返りましょうよということで、単行本1巻第9話「神奈川県藤沢市江ノ島の江ノ島丼」でおなじみの「魚見亭」にて、いっちょさざえをダブらせて参りましたのでご報告いたします。

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【日暮里】駄菓子問屋街唯一の生き残り「大屋商店」で駄菓子大人買い

1976年(昭和51年)のスタートから来年で40周年。週刊少年ジャンプの最長連載記録を更新し続ける人気漫画・こち亀こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」において、個人的に好きすぎてやまないのが単行本第64巻収録の番外編・下町散歩シリーズ。

主人公・両津勘吉が下町交番の補欠要員に突如任命され、日暮里、上野、谷中、根津、湯島、本郷を縦横無尽に駆け巡る4話完結のストーリーなんですが、道中ちらっと登場するのが日暮里の駄菓子問屋街。

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「いつか両さんのように日暮里で駄菓子を大人買いしてやる」って意気込んだはいいものの、実際に足を運んだのはジャンプ掲載から20年以上経った2010年代でして、「さてさて駄菓子問屋街はどこかいな」と散策したところ、

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再開発で辺り一帯が超巨大マンションになっちゃったことに気づくのにそう時間は要しませんでした。

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秋田の人気老舗ラーメン店「長寿軒」の裏メニュー・チャーシューメン

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激アツの豚骨魚介スープが並々注がれた秋田「長寿軒」の1杯。

暑い季節にゃ冷たいもんがお決まりなのは言わずもがなですが、尋常じゃない量の汗をかきながらアツアツのラーメンをハフハフズビビン啜り込む夏のひと時だってまた捨てがたいもの。

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写真が若干暗いのは、日差しが強すぎて逆光風に撮れたからです。

連日蒸し暑いですが、そんな酷暑でもふとしたタイミングでまた食べたいと思えるのが、秋田県湯沢市の老舗ラーメン店「長寿軒」の1杯でして、意外なことにも裏メニューは650円のチャーシューメン。

店内にはラーメンとその大盛2つの木札しか掲げられておらず、常連さんを中心に「普通」やら「大盛」と告げることから「チャーシューメン!」とコールできることが地味に知られていないようで、今回はそんな古参店の裏メニューを紹介してみたいと思います。

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秋田の夏の風物詩!神出鬼没なご当地グルメ「ババヘラアイス」でひんやり一息ついてみた

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熟練の技が光る、秋田の夏季限定ご当地グルメ・ババヘラアイス。

世界的に見て日本の国土は取るに足らない狭さと言えますが、その代わり深い。そしてそう実感する、思わず唸ってしまうのがその土地ならではの食べ物だったり文化に触れる瞬間。

秋田県ではさも当たり前のように受け入れられていても県外民からするとついつい「わおお」と声を上げちゃう瞬間のひとつ、ズバリ、ババヘラアイスの露天商と遭遇した時なんじゃないでしょうか。

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