【横浜天王町・光家】ライトな口当たりの家系ラーメンに海苔ライス！これですよ、これこれ

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極太麺＋濃厚豚骨醤油スープといえば「吉村家」を源流とする“家系ラーメン”などが挙げられますが、誰も聞いていないのにしゃべりますけどおれ的に家系＝年中無休いつでもウェルカムな1杯なのに対して、「濃厚でキツイ」「アブラがスゴイ」といった否定的な印象をお持ちの方が多いのもまた事実かと。

そこで今回は、同じ家系の中でも比較的アッサリとした1杯を提供する横浜天王町「光家（ひかりや）」の豚骨醤油ラーメンを紹介してみたいと思います。

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いわゆる“街のラーメン屋さん”な外観。

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洪福寺交差点のすぐそば、車でのアクセスも快適。

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L字型カウンター10席ほどで会計は前金制。

注文時に麺の固さ（固め・普通・柔らかめ）、味の濃さ（濃いめ・普通・薄め）、アブラの量（多め・普通・少なめ）といったラーメンの好みを伝えます。

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会計後、無料サービスのゆで卵を受け取ります。これは嬉しい。

もはやラーメン屋のタマゴ＝味付玉子が主流と言えますが、口直しって意味では今でもおれにとっては断然味玉よりもゆで卵なんですよねぇ。

小皿にちょこんの漬け物はご飯ものを頼んだからで、「南麻布・笑の家」の記事でも言及しておりますが、家系ラーメン店に足を運んだ場合、単にラーメンの量を増やすくらいならライスと海苔をプラスしてやんよな精神なので、今回ももれなく海苔ライスを追加した次第です。

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卓上調味料は胡椒、酢の定番に加え、家系ではおなじみのおろしニンニク＆ショウガ、豆板醤、ゴマ。それとゆで卵用の食塩と豊富。

セルフサービスのお茶をグビグビ、BGMのラジオを聴きながら待つことしばし…

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ラーメンの器は「南麻布・笑の家」よりも一回りほど小さめだから

大判海苔がなんだか凄いことになっちゃったぞーではあるものの、こちらが家系標準に近いかな、男性なら片手で持ちつつズビビンズビビン啜れるサイズ感。

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それにしてもおれは、

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一体どうしてこんなに、

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ラーメン1杯の写真を撮りまくったのかよく覚えていないんですが、

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たぶん「光家」って名前にふさわしいほどにキラッキラに輝く表面におびき寄せられたんだと思います。

夜の街灯に群がる蛾の主張を言語化したらこんな感じなんでしょうが、

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醤油っぽさよりも塩っ気の方が際立つキラキラスープ。

小田和正さんじゃなくてもキラキラと連呼したくなるし、アブラ多めなんですがギトギトとは無縁、サラリとオイリーが共存する滑らかな口当たり。

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ライスもいただくことを考え、固めオーダーの太麺をズビビンズビビン。

濃いめのスープと太い麺、おれラーメン食っているどーと実感する瞬間です。

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そして家系ラーメンといえばこれですよ、これ。

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スープの旨みやアブラをひったひたに吸いまくった海苔でライスをパクリ！

この時ばかりは「ラーメンとライスで炭水化物に炭水化物じゃん」なんかの意識高い系発言なんて海苔シールドで耳を覆うので一切聞こえなくなりますし、麺大盛りじゃなく海苔ライスにしてよかったとしみじみ（スープを）飲めばしみじみとなある種のトランス状態に毎度陥るのです。

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意外とたっぷりなほうれん草で口直ししつつ、

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途中でおろしニンニク＆ショウガを投入すれば野性味に拍車をかけるようで、

一気に、ズビズズクシャモリパクリーン！（※注：オノマトペです）

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はい、ご覧のとおり完食です！

うまいことキレイに重なって何だかマトリョーシカに見えなくもありませんが、家系ラーメンが大好きな方は言わずもがな、これまで一步足を踏み込めなかった方にも食べやすい1杯のように感じました。
11時半から真夜中までの通し営業も嬉しいですし、少しでも興味を覚えたらまずは1度足を運んでみて下さい。