へい、ラスボス丼お待ち!
1週間前に「鳥取砂丘で予約必須の海鮮丼がラスボスのようなビジュアル」と報告しましたが、真のラスボスは東京にいた!それも破格の税込1,050円!!ということで、今回は東京の下町・入谷で日々行列が絶えない人気割烹「さいとう」の名物海鮮丼を紹介いたします。
店頭事前オーダー制で待ち時間も比較的少なめな人気割烹「さいとう」
東京メトロ日比谷線・入谷駅4番出口徒歩1分、店頭の行列が目印
とてつもない海鮮丼目当てに営業時間中は終始途切れることのない行列。
壁にびっしりと飾られた数々のサインが物語っているように、
マスコミにも頻繁に取り上げられてきた人気店ということをお店側もしっかり熟知しているんでしょう、スタッフにムダな動きや怠慢は感じられませんでしたし、丁寧でそつのない対応を心がけているように思えました。
2名~6名掛けの小上がり約30席を構える店内。(※昼は全席禁煙)
キャパシティがそれなりに多いことも回転率に貢献しているんでしょうね、入店から料理提供にかかった時間も10分以内と実にスピーディー。
海鮮丼以外にも各種丼ぶり、定食など豊富なメニュー。(※クリックで拡大)
並びに並んで「カレーライスください!」と注文するのも面白そうだとほくそ笑みつつも、いやいやここは“おすすめ!!”とビックリマーク2コもついた海鮮丼食わぬは男の恥ってヤツですよきっとねということで……
約20種類のネタがてんこ盛り!「割烹 さいとう」の1番人気・海鮮丼(具の大盛り)1,050円
メシじゃなくガチで具の方が大盛りすぎる特別仕様の海鮮丼
どん!
「なんだか凄いことになっちゃったぞ」って口走る方は間違いなく“孤独のグルメクラスタ”なんでしょうが、
この場合はクラスタであろうとなかろうと口走ってもまったく問題ないレベル。
普通盛り(850円)でも他店の海鮮丼を凌駕する盛り具合なんですが、わずか+200円のネタ増しにするとこうなります。
ちなみに丼ぶり・定食類のライスはおかわり&大盛り無料ときたもんだ。
季節や仕入れ状況によりネタは変わるそうですが、
これだけの海の幸を平らげようものなら東京だとまず2,000円以上するところ、普通盛りなら野口英世さん1枚でお釣りがきてしまうのは「さいとう」が魚屋直営店だから…って、それでも真実と受け止めるにはあまりに豪快すぎますね。
真実と受け止められずうっかりピンぼけ!(いつも肝心なとこでピンぼけ)
真実と受け止められずうっかりグラスに温かいお茶を注ぐ!(1年ぶり?度目)
現場の正衛門がいかにうっかりしていたかお分かりいただけただろうか?
トロやカツオのたたき、あるいはイクラに目を奪われがちですが、
旬だからってイサキなんかの白身魚がイササと陳列する光景は1杯の丼ぶりではそうお目にかかれないでしょう。
1口で充分な塩気を得られるイクラも軍艦巻き3貫は作れる分量だったから、
俄然メシも進みまくりなワケでして、
色とりどりの具材を支える土台にふさわしい大盛り酢飯をバクバクバックン。
大盛りコールしなければ酢飯の量もそこまで多くないみたいですし、さらにはこの海鮮丼、具を別盛りにする刺身定食スタイルにも対応しているので、食べ切れるか心配な方は予め別皿スタイルでごはん(※酢飯or白飯の選択可)少なめで様子見、もうちょっとイケるぞって場合はおかわりするといいかもしれません。
あまりに盛りだくさんで丼の具以外何もいらないし、なぜか握り寿司まで乗るからライスとシャリで米がダブってしまった
卓上に漬け物もしっかり用意されていましたが、
ちょっとつまんだだけでこのボリューム、漬け物は一切口にしませんでした。
日本にさいとうさんはたくさんいらっしゃいますが、これほどネタに溢れた海鮮丼を出すさいとうさんはそうそういらっしゃらないハズ!
ネタといえばなぜかマグロとエビの握り寿司が2貫乗っていて、
“海鮮丼と寿司でこめがダブってしまった”状態でしたし、
カニだってそりゃあもう見事なくらいホジホジしてやりましたが、
大体半分ほど食べ進めてもまだまだこんなにございました。
瓶ビールを筆頭に飲み物も割安、天国かここは
ここはひとつ昼酒でも決めたかったところですが…って大瓶400円安いなおい。
極端なハナシ、これを盛り直しても立派に海鮮丼として通用しそう。
4名掛けテーブルの一員として臨みましたが、ネタ的に4人前は普通にありそう&海鮮丼どころか刺身盛り合わせ丼って商品名でも偽りなしなハイスペックっぷりでしたが、あえて海鮮丼と位置づけることに何というか心意気を感じました。
当然完食じゃー。(※汚いのでモザイク処理済み)
魚屋直営店だからって理由では到底説明し切れないほどのきっぷのよさ、海鮮丼以外のメニューも大層なビジュアルなんですが、結局足を運ぶとついアレコレ噛み締めたくなって海鮮丼を頼んじゃうんだろうなー。
ランチタイムにたらふくいただく魚介ネタもそりゃあたまりませんが、夜にじっくりと腰を落ち着けて酒もチビチビやってみたいですね。ごちそうさまでした!