特製油・醤油ダレ・鶏ガラスープで実に混ぜやすい「宝華」の宝そば。
油そばと言えば、先日当ブログで最先端のお店とも言うべき「デュラムセモリナ粉100%の打ちたて自家製麺が売りのGACHI」を紹介しましたが、1971年(昭和46年)創業の「東小金井・宝華」の油そばは、単純に老舗の味の一言では片付けられない魅力があるのでございますよ、ええ。
JR東小金井駅南口徒歩1分!地元に根づいた老舗中華料理専門店
こちらが南口。
駅前とはいえ休日の21時前だからか閑散とした雰囲気。
そんな駅南口を左折して道なりに進むと…ってもう見えてますね。
どでんと宝華がございます。
意外とお店が広いからか、あるいはお店目の前の通りが狭めだからか、宝華の宝しか写せませんでしたが何とも迫力のあるテントです。
閉店間際の時間帯に訪問したとはいえ、店内はほぼ満席、持ち帰りを待つお客さんが店の外にまでいたりして、地元民に愛されてるんだな感がいいっすね。
テーブル席もメニューも豊富な店内
濃いんだか薄いんだかよく分からない按配のお茶がいかにもっぽくていい。
いわゆる街の中華料理屋さんでおなじみのカスターセット。
中華料理屋と謳っているだけにメニューは豊富。こちら表面。
続いて裏面。
壁にだって貼り出されてます。
繁盛してるんでしょうね、クローズ直前でも結構な数の従業員が働いてました。
これぞ由緒正しき油そば!宝華名物・宝そば650円
量が少なく見えるかもですが、器が大きいのです。
側面に龍と華をあしらった特徴的な丼。
具はチャーシュー、ナルト、メンマ、刻みネギ、かいわれ大根。
レトロ感を演出する目的か、最近ナルトを再び使い出すお店が増えたように思いますが、宝華の場合は昔から使ってるんだろうなーということで好印象。
宝そば最大の特徴はこの鶏ガラスープ。
ひたひたとも言えるくらい底に沈んだ鶏ガラスープと特製油と醤油ダレ、これら三位一体の組み合わせが従来の油そばによくありがちな混ぜにくいという不満を見事に解消し、ここぞとばかりにどりゃりゃんどりゃりゃんかき混ぜまくりまくりすてぃなワケですよ。
こんな風にムラなくかき混ぜられます。
黙々とかき混ぜてたらそっと餃子と伝票を置いて立ち去る店員さん。
従来の油そばよりも断然かき混ぜやすいもんだからこれみよがしに変顔で撹拌してたもんだから「コイツアブナイ」と察知してそそくさと立ち去ってしまわれたんでしょう。(通報されなくて良かった)
そんなのお構いなしにうりゃりゃんうりゃりゃん箸を麺や具にねじ込みます。
細すぎず太すぎず、絶妙な太さの中太ストレート麺。
おかげさまで麺を食べても味が濃すぎてしょっぱいとも薄すぎて物足りないと感じることもないし、鶏ガラスープも入っているからか、混ぜれば混ぜるほどに泡立ち、後味が何だか卵かけご飯みたいでズビズバ箸が進みまくりまくりすてぃ。
ちょっとくどいかなって時は刻みネギとかいわれ大根がさっぱりと良い仕事をしてくれるし、特製油にはラードなんかの動物油を一切使用していないこともあり、これは女性の皆さんでも問題なく召し上がれるんじゃないかと思います。
ニンニクがビシッときいたオールドファッションな餃子(400円)。
ビールで洗い流したくなる人多数の味わいと言えるでしょう。
もちろん完食じゃー。(※汚いのでモザイク処理済み)
今回は宝そばと餃子のみの食事でしたが、紅白声優・水樹奈々さんがデビュー当時給料が入った時だけご褒美で食べていた「肉野菜炒め定食」などのメニューも気になりますね。
宝そばと手作りチャーシューについては公式サイトでも通販しているので、この記事読んで気になった方は注文してみるといいかもしれません。
店舗情報
店名 | 宝華 |
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住所 | 東京都小金井市東町4-46-12(地図) |
電話番号 | 042-381-5236 |
営業時間(平日) | 11:30~21:30 |
営業時間(土・日・祝) | 11:30~21:00 |
定休日 | 月曜日 |
最寄駅 | 東小金井駅 |