カリカリの薄皮を割ると自家製あんこがドバドバ。
たいやきといえば明治時代より食べられている日本を代表する焼き菓子の1つでありますが、昭和を代表する伝説的ヒットソング「およげ!たいやきくん」に登場するおじさんのモデルが先代店主であり、東京たいやき御三家の最古参にしてたいやき元祖のお店として名高い浪花家総本店!…の2階にある「ナニワヤ・カフェ」についてしれーっと紹介したいと思います。
創業1909年(明治42年)!100年以上の歴史を誇る老舗甘味処のカフェ
木製看板の年季の入りっぷりがすげえ。
1階の浪花屋総本店でも軽食・喫茶を堪能することができますが、たい焼きテイクアウトな方々でごった返していることもあり、ここはしれーっと階段ないしエレベータで2階の「ナニワヤ・カフェ」に向かいますと…
ご覧のようなテラス席がございまして、
この店唯一の喫煙スペース&席数が少なく競争率が高めになるものの、最近の暑すぎることも涼しすぎることもない時期におすすめです。
暗くなるとつくっぽい照明。
すだれ越しに見える麻布十番商店街。
意外と豪快に盛られたカスターセット。
和カフェなんですよと主張するメニューもといお献立。
飲み物と1年中食べられるかき氷類。
焼きそばはもとより稲庭カッペリーニがちょっと気になった食事類。
名物のたいやきをはじめセットメニューが嬉しい甘味類。
カリッカリの薄皮と程よい甘みのあんこが嬉しい「ナニワヤ・カフェ」の元祖たいやき
ざるで提供されると本物の魚っぽいたい焼き。1尾200円。
透けてるわはみ出てるわで、見るからにあんこたっぷりと分かります。
頭から撮影。
しっぽからも撮影。はみ出たあんこがうん…美味しそう。
たいやきに関しては頭から食べる派としっぽから食べる派、それから割って食べる派などどうでもいい様々な派閥の存在を確認できますが、おれの場合は3つ買って全部試す派です!この宣言自体が一番どうでもいい。
パカッと割ると自家製あんこがこんにちは。
皮とあんこの比率的にあんこの方がむちゃくちゃ高いことになっているため、たいやきというよりはホットあんこを食べている錯覚に陥る方が案外多いかもしれませんが、あんこ自体は程よい甘さでくどいこともなく、小豆の風味もしっかりと感じられるため、年がら年中食べても美味しいんでしょうが、特に寒い季節なんかはこのたいやきを頬張って熱いお茶をズズズと飲んだらさぞかしたまらないんでしょうね。
なんとなくズームアップ。
パリパリの薄皮がピザでいうところのクリスピー生地のようで、たいやき自体もそこまで大きくないから2個、3個…と気軽にイケちゃうんじゃないでしょうか。
何とも食欲をそそるオーソドックスな見た目!「ナニワヤ・カフェ」のソース焼きそば
うん、これこれな王道焼きそば大盛り600円。(普通盛り500円)
歯についたって(おれは)構わない青のりと紅しょうが。
具は肉かすとキャベツのみで、何だか富士宮焼きそばを彷彿とさせます。
ダマになることなくパラパラと仕上げられた麺。
薄味に仕上げられているのでお好みで追加ソースをかけて絡め、「追いソース!そういうのもあるのか」と心の中でオーバーリアクション気味にほくそ笑みつつ食べると大抵のことがどうでもよく思えてくるのである意味おすすめです。
小豆がたっぷり包まれた…じゃなくかけられた「ナニワヤ・カフェ」の浪花家ロール
セットメニューだとドリンクがついて800円。
しかしこの厚切りロールの上にたっぷりかけられた小豆が、
側面を滑り落ちている状態で出されると、
ドン・クリークの船を一刀両断した鷹の目のミホークばりにズバババ切って口ん中に入れたくなるそんな衝動に駆られます。
結局のところ、名物のたいやきを食べて甘くなった口を何とかしようと焼きそばを追いソース仕立てにしてしょっぱく平らげて〆にロールケーキを頼んでひと息つく、そんなアレなティータイムでしたが、麻布十番でお茶する際に利用してみてはいかがでしょうか。
店舗情報
店名 | ナニワヤ・カフェ |
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住所 | 東京都港区麻布十番1-8-14 浪花家総本店 2F(地図) |
電話番号 | 03-3583-4976 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 火曜日(祝日の場合は翌日)、第3水曜日 |
最寄駅 | 麻布十番駅 |
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