「どこまでも続く雄大な景色!」
「単なる青を飛び越え、溜息すら覚えるエメラルドグリーンの海!」
「幻の泡盛『泡波』をゲット!土産にするからお楽しみにー!」
… … …
- 持つべきものは友である
- 持つべきものは友たちの言い分
- 実は己【おれ】、本日2016年7月12日で開設11周年!
- 己【おれ】誕生11周年記念!沖縄の極上ビーチで記念撮影
- 沖縄の家庭にはスパムを持参すればするほど喜ばれる
- これぞスパム尽くし!食材に余裕があるとそれだけでもガンガン行けちゃう
- スパムを食べれば食べるほど、スパム不使用の料理が非常に恋しくなる不思議
- 持つべきものは友なのだから
持つべきものは友である
これまでの人生、そう思って生きてきたから、大切な友達に向けて自分が今どこで何をしているのか、近況報告がてら当たり前のように快晴の沖縄から写真付きメッセージを送ったんですね。それが先々月のこと。
で、東京に戻りドヤ顔で「泡波」を手渡したら、引き換えにもらったのが、
約4kgのスパム缶(と豆腐よう)でしたと。
…えっと、こちとら沖縄から帰ってきたばかりの身だというのに、なぜに沖縄帰りのおれより本格的なシロモノを寄越しなすったのか?
持つべきものは友たちの言い分
1リットル紙パックとの比較。いかに大きいかお分かりいただけるだろうか。
- 友A:日頃の感謝を込めて!(これは分かる)
- 友B:「泡波」という希少価値の高い逸品をお土産でもらえることのお返しとして!(これも分かる)
- 友C:確か10年くらいアレなブログやってるんでしょ?そんな変わった人に普通のお返しだと物足りないだろうなーって思って!(は?)
…と、熟考の末のスパム缶プレゼントとなった模様です。
受け取った瞬間リアルで頭に「???」が浮かびましたが、そこまで親身?になってくれる存在がいてくれることに感謝だし、やはり持つべきものは友だよなーと。
… … …
けどまあ、1度にこれだけの量を受け取るのってスパムメールのように迷惑って感じるに違いないよねって、そんなある種の嫌がらせも込められたブツと悟るのに大して時間はかかりませんでした。
実は己【おれ】、本日2016年7月12日で開設11周年!
うす塩味でも1,810gもあれば5,000kcalオーバー、食塩相当量は脅威の38g超え。全然ヘルシーじゃない。
で、そんなスパムのようなスパム缶を、最初は個人でちまちまと自炊で消費するためにレシピサイトを読み漁ったり、提供者の友達らも巻き込んでのバーベキューパーティーを開催していっちょ喰い散らかすかなんて考えた日々もありました。ありましたけど、それだといかにも過ぎてつまらない。
こちらも同じく内容量1.81kgで、エネルギー&塩分ともに問題なし。たんぱく質も250g超過と全然淡白じゃない。
で、思いついたのが、沖縄に頼ろう。
缶底に開缶のカギが。ゼルダの伝説なら辺りがチロリロリロリーン♪のBGMで包まれている発見だ。
確か沖縄は全国一の缶詰消費量を誇り、街を歩けば様々なところでスパムを使った料理にありつけますし、それこそコンビニでだって気軽にスパムおむすびも買えちゃうし、一般家庭でも当たり前のように使われまくっている。
言うなれば、沖縄県民にとってスパムは文化、もはやスパム処理のプロ!そんな彼らの力を借りよう!!
ということで、この度キーンと。
石垣島から戻って間もないにも関わらず、再び沖縄へと歩を進めるのでした。
なお、これまで市役所食堂のラーメンとカレーを食べに飛行機使って鳥取に行ったのが費用対効果ワーストでしたが、今回の沖縄スパム処理は時間もお金もそれを凌駕する勢いで君臨しそうな点が味わい深いですね。
とりあえずこれ以上迷走することのないよう、機内では終始瞑想に専念しました。
己【おれ】誕生11周年記念!沖縄の極上ビーチで記念撮影
ひと月ぶりの沖縄。相変わらずキレイな海が迎えてくれました。
ただ、これまでと大きく違うのは、そこに4kgのスパム缶があること。
これからバーベキューをするとかじゃなく、このスパム缶を数字の11に見立ててブログ11周年を記念する写真が撮れたら最低だけどサイコーDA.YO.NEって思い、ただそんなんを実行したいがためにキレイなビーチにやって参りました。
「そんなためにわざわざ…」と、多くの方々は呆れるかもしれません。
でもね、ありがた迷惑な巨大缶詰を受け取ってから「さてどうしたもんか」と物思いに耽り、沖縄の友達に協力してもらって処理してもらえば良いって答えを見つけて、それから一緒に海を渡って。期間にして1ヶ月くらいと短いけれど、過ごした日々は案外濃密だった気がします。
記念撮影している時なんてね、「我ながらアホだ」って気持ちも抱きつつ、まるで2人(缶)が将来を約束されたカップルなんじゃないかと。もうね、嫁ぐ娘の背中に送る父親の視線ってこんななのかもしれないだなんて病的な笑みをニタニタ浮かべていたに違いありません。
沖縄の海で11(イレブン)!もうグラビア特集以上に感慨深い。
で、せっかくの好天、泳がな損、何ならいっちょ焼いてみますかと、炎天下にも関わらず3時間ばかし海水浴を満喫しましたよね。
ここでも11周年の11を体現するべく、白い砂浜に仰向けで寝て両手両足をピーンと伸ばして日光浴。カラダが乾いてきたと感じたら海へと入り、素潜りでも極彩色の魚と泳げる喜びを噛み締め、また照りつける太陽に向かって11のポージングで寝そべる。その繰り返し。
都会の喧騒だとかは無縁で、目を閉じて聞こえる波の音に身を委ね、「これが島時間、なんて贅沢なひと時…」だなんて悦に浸ってましたらね、まあ、フツーに全身ヤケドしましたよね。
日焼け止めを塗らない、そもそも日頃焼かない人間が、東京の倍近い紫外線量とも言われる沖縄の日差しに身を晒したらどうなるか、普通に考えればすぐにでも分かることなんですが、この時ばかりは目先の快楽に溺れまくっていましたよね。
皮膚が真っ赤に腫れ上がり、ヒドイとこだと直径4cmレベルの水ぶくれが。(※グロいのでモザイク処理済み)
アホな写真撮影に無垢な友達を巻き込むのも悪いと思い、独り勝手にビーチでの島時間を過ごしたワケですが、もしもその場に友達がいたら間髪入れずに止めてくれたかもしれません。まさに持つべきものは友なんだなと。
焼いたその日から体中が真っ赤でヒリヒリ痛いわ体内が燃えるように熱いわ、「おれってば火の魔神?それとも焼かれた直後の志々雄真実?あるいはエースの火拳を食らって悶える黒ひげ?」「というかおれ、ガチで炎上してね?」と散々だったものの、迅速に皮膚科を受診し投薬&冷却したおかげで、傷や後遺症もなく元気にこの記事をしたためておりますが、今後通うこともないであろう沖縄の病院で診察券を作ったこと、脱皮がごとく全身の皮が剥けて12年目の新しい己【おれ】に一足早く巡り会えた気になったことは、今後良き思い出として振り返れそうです。
その日の夜は、沖縄最強のパワースポット「斎場御嶽」の三角岩をオマージュする形で眠りにつきましたよね。藁にもすがる思い、いわゆるひとつの祈祷の一環みたいなもんです。
翌朝、片方のスパム缶が直立していてちょっとビックリしたんですが、きっと神様が11周年を祝福しているに違いない、そう前向きにとらえることにしました。
【余談】沖縄で焼いちゃお!って目論んでいるアナタにガチで伝えたい4つの真実
- 積極的に日光浴をしなくても、そもそも普通に生活しているだけでも充分に焼ける(※薄曇りの日でも紫外線は強烈、快晴の日に焼くのはダメ。ゼッタイ)
- どうしても日光浴がしたい、太陽の下で泳ぎたい場合は夕方以降にする(※季節にもよるが、夏だと19時台でも平気で明るいし、1~2時間くらい海水浴していれば程良く疲れた状態で夕焼けにも立ち会える。というか沖縄の人ほど南中時刻にはまず泳がないし、泳ぐとしても服を着るとかの日焼け対策をナチュラルに実行している)
- 年頃の女性に美白が多い(※部活やマリンスポーツなどで焼けちゃった場合はこの限りではないが、基本的に日焼けしないように大変気を遣っている。かつて新垣結衣さんやら仲間由紀恵さんらが沖縄出身と信じられなかったが、彼女らくらいに色白な方々が本当に多いので、今では当然のように受け入れている)
- 肌を焼いて少しでも体に異変を覚えたら迅速に通院する(※自己判断は避け、必ず専門医の指示に従うこと)
…そうね。……うん、まあ、どれも当たり前のことですよね。
今となっては笑い話として振り返れますが、おれの体験談で日焼けの健康被害が少しでも減ることを切に願う次第です。
沖縄の家庭にはスパムを持参すればするほど喜ばれる
何の努力をしなくとも、沖縄のスーパーでは豊富な種類のスパム缶がお手頃価格で買えちゃいます。
1972年の本土復帰に伴う特別措置で輸入関税が優遇されていること、スパム缶製造のアメリカ・ホーメルフーズ社と資本提携を結んだ沖縄ホーメル社が販売していること、安価な競合ブランドの存在が安さの理由として挙げられますが、こんなにも手軽に買い求められるんだ、そりゃ普及もするわーって感じですよね。
で、おれみたく「たくさんの種類があるんだなー」と呆気に取られるのはいわば素人で、プロの場合だと「●●(※別のスーパー)より▲▲円安い!1人■■点までだから家族連れて来ないと!」だなんて会話がスパム缶コーナーのそばで繰り広げられていて、その光景を目の当たりにした時は一種の感動すら覚えました。
さすがはスパムとともに生き、スパムとともに往生するであろう県民性。
今回頼って大正解と確信した瞬間ですし、ホント現地のスーパーで買った品ならこれほどの文字数を使って説明する必要もないのになーと痛感する次第です。
こんなに早く開ける日が訪れるなんて夢のよう。(グリグリ)
沖縄人がビーチパーティーを開けばもうピラニアのように余すことなくスパムを喰い尽くしてしまうんでしょう。(イングリ)
巻き取りカギと切り口の高さを保ち続けるのがポイント。(イングリモングリ)
こんな風になるとちょっと危なく、
それでも無理やり開けようとすると、ポキッと折れます。ホントにポキッと。
通常なら落胆しつつも途方に暮れるところですが、見かねた友にバトンタッチ。
妙に年季の入ったペンチと力強くも滑らかな手つきで、難なくこの事態を収束。
この日から缶切り名人とかって変なアダ名で呼ぶことにしました。
想像以上にミッチリと。
この缶詰の頭の先から爪先まで詰まっているかと思うと、そりゃあ5,000kcalも超えますわな。
ちなみに5,000kcalって二郎約3杯分以上に相当しますが、逆に言えば朝昼晩の食事を二郎で済ませば達成できなくもない数字なんですよね。恐ろしい恐ろしい。
缶から出す瞬間、鞘から抜く日本刀のような荘厳さがありました。
ここらへん、1度でもサムライに憧れたことのあるおれも友達も「抜刀斎なう」と非常に大盛り上がりでしたが、すぐそばで生温かい視線を送る奥さんは冷静そのものでした。「オトコってバカね」と、さぞそう思っていたことでしょう。
というか、そもそも東京から沖縄にスパム缶を持ち込んだ時点で大バカ者と思われていたに違いありませんので個人的に良しとします。そう割り切ります。
飛天御剣流でぶっといお肉を一刀両断!
現地人でも普段の食生活でそう扱うことのない重量だから、どうすべきか若干戸惑いつつも、とにかく切る、斬りまくる!
これがスパムじゃなくバームクーヘンとかならそんなに躊躇することもないんでしょうけどね。
沖縄と言ったらオリオンビール!
事前に工場見学でオリオンビールのことを深く知り、一層好きになった状態でグビリと口にしたもんだから美味しさは格別。スパムはもちろん、色んな料理にバッチリハマリますね。
これぞスパム尽くし!食材に余裕があるとそれだけでもガンガン行けちゃう
フライパンでカリッカリになるまで焼いたスパムと玉子焼き。
加工肉だから缶から取り出したそのまんまの状態でも召し上がれますが、じっくり焼き上げることで香ばしさをプラス。味付きだからこうやって玉子焼きと一緒に食べる、ごはんと組み合わせておむすびにするなど汎用性高し。
ただ熱を加えるだけで立派なオカズになるってステキよね。
背徳的ながらもつい唸ってしまったのがコレ、スパムのチーズはさみ焼き。
スパム肉を使ったハンバーガーが食べられるのも沖縄の魅力ではありますが、「そんなスパムも厚切りにすればバンズの代わりになるんじゃないか?むしろパンなんて要らないんじゃないか」って、スパム愛好家が1度は夢見たかもしれない答えであり産物がこちら。
スパムの塩辛さを見事にとろけるチーズが包み込み、噛み進めるほどにスパム→チーズ→スパム→…の無限ループで飽きることなくがっつけます。
事実、この料理をおかわりしまくることで大半のスパムを消費した気がしますし、「ウマイウマイ」と単純に頬張る男性陣に対し「こんなに(スパムを)食べたら翌日顔むくむわー」と現実的な女性陣の対極っぷりが印象的でした。
こちらもある意味チーズの様相を呈しておりますが、珍味の部類なので爪楊枝だとかでチビリチビリといただきます。
先ほどと同様にこちらもミッチリと。
ああ、この1枚も撮りたくて沖縄に来たんだよなー。
で、沖縄料理の定番・ゴーヤチャンプルーもですね、
普通じゃ考えられない量のスパムで炒めると、それなんてスパムチャンプルーに早変わり。
不特定多数に向けて一方的に送りつける迷惑メールなどをスパムと称しますが、1度に大量のスパムを味わうとそれだけの味しかしなくなって迷惑って意味でも成立するかもしれませんね。
英雄めいた佇まいのオリオン製品の頼もしさときたら、それはもう。
彼らが世界を救える器かどうかは分かりかねますが、少なくともおれの体内をしっかり潤すくらいには大活躍でした。
スパムを食べれば食べるほど、スパム不使用の料理が非常に恋しくなる不思議
何を今更ってお思いでしょうが、事実なんです。で、島らっきょう炒め。
フライパンで油を熱し、中火で1分程度ササッと炒めて醤油をたらり、カツオ節パパッとな簡単メニュー。シンプルなんだけど、らっきょうとエシャロット、それぞれの良いところを程良く取り入れた島らっきょうだからシャクポリムフフなおいしさ。これもスーパーで生の島らっきょうが手に入るからこそのオキナワンレシピってヤツですね。
キャベツとツナ缶とお麩で仕上げたフーチャンプルー。
お麩なだけに思わずウフフと笑みがこぼれる優しい味わい。
麩レンド、麩っと想ったらなんて表現も見逃せる優しさです。
一方その頃、これまた大量のスパムがカレーに成り果てようとスタンバイ。
じっくりコトコトからのスパムカレー。
本来友達ん家ではもっと具材にこだわるそうですが、この時ばかりはスパムにタマネギ、ニンジンのみ。だってそれ以上入れたら鍋からルーがあふれるんじゃないかってくらいにスパムをぶち込んでましたからね。
そんなスパムカレーなんですが、これがまあ見事なくらいにしょっぱい。ただ、いかにも食塩の量を間違えましたー的なしょっぱさとは異なり、大量の食材を少ない水で煮込むと実現する、ある意味深いタイプのしょっぱさであり濃厚さ。
実際に口に運んだ時も、しばらく経ってこの記事書きつつ思い返している今も、脳裏をよぎるのは悪魔ラーメンの存在。
普通じゃ考えられない作り方でも突き詰めれば熱狂的なファンを獲得するほどに昇華する。スパムカレーにもそうなれる可能性を垣間見た気がします。
持つべきものは友なのだから
一晩寝かせた翌朝のスパムカレーは、見事なくらいにまろやかでした。
高級ポテトチップスを買い、「高い」「味が薄い」だのとケチをつけることから始まった己【おれ】の歴史。文章の書き方なんかに多少ならずとも変化は見られますが、根本の核部分は変わっておりません。「それはそれでどうなのよ?」って気がしなくもありませんが、変わってないからこんなアレな記事を披露したいがために、わざわざ沖縄入りし、スパム尽くしなオトコ臭い料理に舌鼓を打ち、挙句の果てに全身ヤケドと疲労して参りました。
また、冒頭でも述べましたが、友達の大切さを実感しました。友達に恵まれたからこそ今回の記事を書き切ることができましたし、最後まで読んでくれた皆さんも、長年懲りずにこんなブログとおれに付き合ってくれている皆さんも、言うなればもう友達です。
そんな友達に何かを芽生えさせる、何かしらの行動を起こすキッカケを作れたら、そういう存在になれたらって思います。
だってそう、持つべきものは友なのだから。
そんな巨大スパム缶提供者達への仕返しお土産は、迷うことなくあらゆる種類のスパム缶詰で即決でした!(※小さいのいっぱいの方がよりスパムっぽいし)
… … …
基本的にマイペース。12年目の己【おれ】もどうぞヨロシクお願いいたします。