一晩でトイレットペーパー1ロール消費させた伝説の味がカップ麺にて新発売。
「ラーメン二郎」もそうなんですが、つい無性に食べたくなるラーメンというヤツがありまして「蒙古タンメン中本」もその1つ。
で、そんな「中本」の中でも最辛ランクに位置し、本来黙るハズの泣く子も思わずまた泣き出してしまうほどに強烈な北極ラーメンのカップ麺がこの度登場したとのことで、もう居ても立ってもいられず購入しちまったのでした。
セブン&アイ限定「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」
セブンイレブンの棚で見かけた際に気づいたんですが、サイズ的には従来の商品をBIGとするなら北極は通常サイズくらいですかね。
今回も日清食品との共同開発、セブン&アイ限定商品。
普通の店じゃなく中本が“極辛”と謳うと尋常じゃない何かを感じますね。
よく分からずに購入して食べて「辛い!」と文句言うクレーマーもいたりして。
1食あたり385kcal、炭水化物49.7gなど。
毎回カップラーメンの原材料表記を目にする度にその詳細な羅列に感心してしまうんですが、北極に関してももれなくたくさんの材料が使用されているものの、果たしてその細かな違いを的確に感じ取れる方ってそもそもいるんですかね?
開封するとまず目についたのは乾燥もやし。
従来の蒙古タンメンよりも乾燥具材は少ない、そんな第一印象で、同じく少ないといえばこの手の有名店コラボ商品だと内蓋に決まってラーメンに対するこだわりだとかが延々とーがお決まりなんですが、北極に至ってはその手の記述はなしと実にシンプル。(「通常タイプ」はあり)
お湯を注いだ直後の状態。
この時点で鼻を近づけてクンカクンカしてみましたが、そこまで強烈な刺激臭とかはございませんでした。で、このサイズでも5分待てとのことなので、
5分後の状態がこちらでございます。
うーん、極辛オイルを加えていないのに明らかに辛そう。
まずはそのままいただきます。
最初は「おっ、ちょうどいい感じ」とズルズル啜り、啜り終わって軽く咀嚼して飲み込んだ段階でポテンシャルを感じられる辛さが押し寄せて……って、何て言ったらいいのかな、暗闇を照らす灯台の一筋の明かり的な、まあプチ辛いって感覚ですかね。
ちょっと食べ進めたところで取り出した極辛オイル。
直感的にきっと大丈夫な気がしたので全量投入。
真ん中の鮮血ばりに赤い部分がそれですね。もう後には戻れない。
撹拌するようによーくなじませて一気にズビビンズビビン!
… … …
辛い、おー辛い。
が、初めてお店で口にした時は一口目で唇がアナゴさんばりに腫れ上がったかのようで、水を飲んでもまったく効果なし、額を中心に噴き出すように滴り落ちる汗、アブラ汗なのか冷や汗なのかすら判別不可能なくらいに辛かったんですよ。
それに比べたらこちらはまだまだ。(食後しばらくしてトイレに行ったけどね)
まあ従来の蒙古タンメンカップ麺より針を刺すような辛さなんですが、まったくもって耐えられないワケじゃなく、リカバリーとして用意しておいた豆腐だライスだを消費することなく、カップ麺といくらかの水分だけで完食できました。
辛いのが苦手だけど北極ラーメンとやらを少しでも味わいたいって方は少量を普通に作って残りをホットミルクだ温めた豆乳だで割って特製のホッキョクラテ(ホッキョクソイラテ)にして食べてみると面白いかもしれません。
尚、今回は常連のお客様にもご納得いただける様、辛さにおいては販売できるギリギリまで再現しております。初めてご購入されるお客様、また辛さに慣れていないお客様は添付の「極辛オイル」を入れずにお召し上がりください。
…と、中本側も一般層をきちんと視野に入れた味付けにしているので、カップ麺の中ではダントツに辛い部類に属すとは思うんですが、それでも多くの方々が安心して手にとっても問題ないレベルですかね。
ただ、個人的に「通常タイプ」の方が量も具も味もしっかりしてて食ってるぞーって気になるので、今後も中本のカップ麺を手に取るならそちら、北極についてはお店で食べてコンチキショーとのたまう余生を送りたいと思います。