- 2016/09/10:更新
- 2014/02/26:初公開
ちょっと前までは右へならえ状態で魚介豚骨の濃厚ドロドロつけ麺が一世を風靡しておりましたが、最近ではそのジャンルにとらわれない個性豊かなつけ麺を数多く見かけるようになってきました。
多くのラーメン店が日々しのぎを削る東京において、ああ、これはまた食べてみたいと素直に思えたのが当ブログで3回目の紹介となる湯島の名店「らーめん天神下大喜」の醤油つけそば(細麺)でございやす。
いつ食べてもうまいけどたまらないのは夏!湯島「らーめん天神下大喜」の醤油つけそば(細麺)
何とも涼し気な見た目、商品名がつけそばな点にもこだわりが感じられます。
柚子の清涼感、鶏と煮干しの旨味がきいたつけダレ。
レンゲですくうとドロドロではなくサラサラが実感できます。
直感的に和と思えるキレイな盛りつけ。
国産&カナダ産をブレンドした最高級小麦粉によるウェーブがかった自家製麺。
見るからにツヤツヤと輝いている細麺が、並盛りで240gも楽しめます。
ということで楽しみます。
ジャブジャブじゃなくちょこっとつけて一気にズビドゥバ啜り込むのがお好き。
小さい籠にはチャーシュー、メンマ、小松菜、味付玉子に茄子。
彩りも鮮やかなのに加え、それぞれの異なる食感が楽しくて、特に小松菜はできるなら大盛りにしてシャキシャキ噛み続けたい。
気持ち4つにセパレートされているから細麺でもダマにならず持ち上げやすい。
麺は単体で食べても美味しく、刻み海苔も絡めて食べれば磯の香りもプラスされて食べる勢いが猛烈に加速します。
ズビビンズビビンズビューティフル、総合的に見ても単につけ麺ってカテゴリーに収まらない収めちゃいけない、まさに”そば”と銘打ったことに恥じない逸品。
スープ割りまでしちゃって当然完食じゃー。
さすが日本料理店で20年修行された方が創業しただけのことはあるというか、1杯のつけそばでも随所に引き出しの多さや奥深さを感じさせる表現は実に見事だと思いますし、これは多くの皆さんに1度は食べてもらいたいですね。
【注意】今回紹介したのは醤油つけそば(細麺)です。同額のもりそば(太麺)とお間違えないように
秋田の稲庭うどんをイメージした仕上がりの醤油もりそば(太麺)。
より麺の風味だとかをズビドゥバシュビドゥバ啜り込みたい方向けですが、おれのおすすめは細麺のつけそばになります。買い慣れているハズのおれでも一瞬迷いますから、初めての方は特にお間違えのないよう気をつけましょー。
帰り際、後光がさしたかのようなショットが撮れた。