先月末に実写映画版「20世紀少年<第2章>最後の希望」が公開されたワケですが、前日の1月30日に早くも前作第1章のDVDがリリースされたんですよね。
まあその、2月に入ってしばらくしてその情報をキャッチしたもんですから、今更ながらのレビュー記事をですね、今回はお届けしたいと思います。
公式副読本「20世紀少年探偵団」の年表がデタラメで酷すぎる件
先日発売された公式副読本「20世紀少年探偵団」なんですが、皆さんもう買いましたか?
過去に「“ともだち”が彼となる理由」や「作中で言及されなかった謎や伏線についての考察」、おまけに「[同作品の出来事年表」etcといった少々お硬い記事を発表してきましたが、単純に20世紀少年って漫画は推理、考察お構いなしに好きなんですよね。
だから小学館の公式サイトに↓こう記されているように、
これを読まずして“20世紀”は語れない! ライター竹熊健太郎が、ケンヂと仲間達が生きた時代の裏側を再発掘! これを読めば『20世紀少年』が、もっと深く、もっと面白く見えてくる!!
小学館
自分の知らない1970年代を詳しく知ることで一層同作品のことが好きになるかも!?
そんな期待が動機になりまして、まあ買ったんですよ、買ったのさ。
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で、買ったは良いんですけど、その付録の年表があまりにね、これはひどいので、是非とも改善していただきたく、今回ちょっとばかし苦言を呈してみることにしました。
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ということで、20世紀少年を知らない人にはなんのこっちゃな記事のはじまりはじまりー。
万札はたいて「20世紀少年BOX(完全限定生産)」を買ってみた
今日からネカフェいらず。
連載中に単行本を所有していたんですが、途中でもういいやってオークションで売っ払い、実に最近まで独り寂しくネットカフェで何度も読み返してた同漫画、実写映画版の公開もいよいよ間近だし、記念にね、この度買ってまいました。
続きを読む最終回までカバー!「20世紀少年」の主な出来事年表・時系列まとめ
昨年の今頃は原作最終回に対する賛否両論が噴出しまくりと記憶しておりますが、いよいよ実写映画版「20世紀少年」全3部作の第1章が今月8月30日(土)に公開されますね。
ウワサによると“ともだち”に対して全く新しい人物解釈がなされたり、1997年にヤマネが登場するなど原作とは一部(かなり?)異なるストーリー展開らしく、果たしてどんな仕上がりになるのか、徐々にですが楽しみになりつつあります。
そこで、映画観賞後は少なからず単行本を読み返す&初めて原作に触れる方々が続出するでしょうし、2006年末に公開した「漫画版の年表(時系列)」に加筆・修正したものを公開いたします。物語に対する理解度を深める、原作との相違点の把握や推理の参考にどうぞご利用ください。
続きを読む作中で明かされなかった謎や伏線についての考察@20世紀少年&21世紀少年に対する持論・推論【其の4】
去る7月18日に書いた考察記事「“ともだち”の正体がカツマタ君となる7つの理由」なんですが、数々の大手ニュースサイトやブログで紹介されたこともあり、現時点で7万回以上の閲覧やたくさんのコメントをいただきました。訪れてくれた皆さん、これから訪れるであろう皆さん、どうもありがとうございます。
感謝の気持ちを込めまして、同記事のコメント欄等で取り上げられている連載中に解明されなかった謎や伏線についてアレコレ書いてみますので、今回も拡大解釈のお役に立てたらこれ幸いです。
続きを読む“ともだち”の正体がカツマタ君となる7つの理由@20世紀少年&21世紀少年に対する持論・推論【其の3】
ケンヂの口から衝撃の発言。
“ともだち”の正体は、カツマタ君…!
約8年の連載を経て、今週号で20世紀少年(21世紀少年)が完結しました。
連載終了=推理するための情報は揃ったとみなせますので、改めて“ともだち”がカツマタ君となる理由を考えてみようと思います。
20世紀少年&21世紀少年に対する推論【其の2】
ちなみにバッジって宇宙特捜隊だったんですよね。推論【其の1】でもバッジ騒動については言及したんですが、そこでは地球防衛軍バッジって書いちゃいましたよね。地球防衛軍=現“ともだち”の軍隊であって、それとバッジの名称を混同してました。こちらでお詫び&訂正ということで、申し訳ないです。
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