沖縄県産フルーツが全面に山盛り!まさに二郎風かき氷と言っても過言ではない「琉冰」のアイスマウンテン・トロピカルフルーツ。
沖縄ではエメラルドなビーチで海水浴を存分に満喫できるけど、山登りとなると石垣島にある標高526mの於茂登岳(おもとだけ)が県内最高峰となり、そちらは1時間程度で登頂できる気軽さ。
……ただ、それだと物足りない。沖縄エリアにこそ足を運んでも石垣島には行かない。それでもどうせなら、沖縄本島で海も山もどちらも楽しみたい!両方を満喫したい!!
オーケー、そんなアナタ(おります?)におすすめなのが恩納村にあるかき氷専門店「琉冰(りゅうぴん)」のアイスマウンテン。そう、山がなければ(かき氷の)山を登ればいいじゃない。
- 那覇空港から車で1時間弱。沖縄本島中部の道の駅・おんなの駅にあるかき氷専門店「琉冰」
- 360度全面トロピカル!どこから食べても沖縄県産フルーツが楽しめる「琉冰」のアイスマウンテン・トロピカルフルーツ(1,000円)
- 店舗情報
那覇空港から車で1時間弱。沖縄本島中部の道の駅・おんなの駅にあるかき氷専門店「琉冰」
本島南北を結ぶ国道58号沿いなのでアクセスも良好。
天候が悪いんじゃなく、日差しが強すぎて暗く写るほどに快晴。さすがは南国の大空。
テビチリアンとしてはてびち唐揚げも相当気になりましたが、ここは右下の「琉冰」一択。
観光客はもちろんのこと地元民っぽい方々も並ばれていて、愛されている感が伝わってきて良いですね。
フードコート形式なので長い行列だったとしても回転早めなのでご安心を。女性スタッフの対応も丁寧なのが微笑ましいっす。
名物のアイスマウンテン以外にトロピカルジュース、スムージーのラインナップ。
スプーン4本無料、スタンプカードは期限なしと太っ腹。
注文時に必要なスプーンの数を伝えるんですが、4本まで無料ということからも分かるように、アイスマウンテンは一般的なかき氷の2倍以上のボリュームを誇るので、まあみんなで違うかき氷を頼んで突っつき合おうなんて芸当がいとも簡単にできるってヤツです。
今回紹介する目玉商品のトロピカルフルーツ以外に、宅配ピザのようにハーフ&ハーフにできたり、いわゆるパフェ形式のアイスクリームちゃんぷる~なるメニューもあったりとバラエティも豊か。
トロピカルフルーツのアイスマウンテンには、これでもかと南国フルーツをぶっかけてくれます。
子供の頃、公園でスコップ片手に砂の城を作ったことを思い出すくらいに、豪快に惜しみなく盛り付けます。
見ているこちらが若干不安になるレベルで、「キングタコス」がタコライス界の二郎と呼ばれているように、このアイスマウンテンもかき氷界のラーメン二郎と呼称しても良いように思えます。
360度全面トロピカル!どこから食べても沖縄県産フルーツが楽しめる「琉冰」のアイスマウンテン・トロピカルフルーツ(1,000円)
沖縄県産アップルマンゴー。
くるりと、沖縄県産パッションフルーツ。
くるくるりと、沖縄県産ドラゴンフルーツ。
くるくるりんで、沖縄県産パイナップル。
そしててっぺんにはこれまた沖縄県ではおなじみ、アメリカ生まれ沖縄育ちのブルーシールのアイスクリームがでーん。どこから攻めてもOKINAWAにたどり着くスペシャル仕様。各種フルーツは契約農家から仕入れる徹底ぶり。
提供するフルーツは季節によって種類が増減したり異なったりしますが、その場合は他のフルーツで盛り盛りカバー。
頂点のアイスが溶けて果実の表面を流れ落ちる様子は、黄身を割った直後の卵かけご飯を彷彿とさせる艶めかしさ。何ともエロスで背徳心に満ちたかき氷である。
単純にかき氷を食べるというよりは、氷と一緒にフルーツをいただきます的な。
すくう位置によって変わる食感、異なる味覚。
「琉冰」のアイスマウンテンはかつての琉球王朝時代から交流のあった台湾のかき氷を沖縄風にアレンジしたものだそう。
溶かしたアイスを絡めることでより一層の一体感を演出。
氷もいわゆるガリガリッとしたどこでも見かけるタイプではなく絶妙のフワフワ加減。固すぎるとそこだけがいかにもコオリって味、まあガリッとした歯応えで現実に戻されちゃうんだけど、アイスマウンテンではそれが皆無。贅沢すぎるほどにトロピカルフルーツ尽くしだからってのもあるんでしょうね。沖縄県外だと1杯1,000円じゃ食べられないだろうな。
だから食べ終わりの頃、お皿に溜まった部分を飲み干すのも最高なんだなー。
食べ始めの頃だとこれがパイナップル、これがマンゴーって区別できるけど、ここまでになると極上の鍋料理の〆でいただく雑炊に近いもんがあって、食べる人のペースや食べ方によって十人十色なミックスジュースがたまらなくゴクリと喉を潤してくれるんですよね。
本島北部まで車を走らせる時とかその帰り道とか、かなりの確率で立ち寄ります。
かき氷というよりは純粋に冷たいフルーツを食べる感覚に近いので、沖縄本島南北約100kmの道のりも「琉冰」って中継地点があるから大して苦もなく突き進めるってのもかなりありますね。
北谷町(ちゃたんちょう)の商業施設・アメリカンビレッジにも支店を構えておりそちらも好評みたいですが、つい沖縄に遊びに行くとうりゃりゃと南北縦断しちゃう身としては今後もおんなの駅店を利用したいと思います。
紅いもと黒みつきな粉のハーフ&ハーフ。スゴイボリュームだけどこちらは破格の600円。
この記事に目を通されたのが秋冬だとして、「来年の夏にでも食べに行きたい」と考えたそこのアナタ!沖縄は年間通して暖かい、むしろ暑いくらいなので、何なら直近で食べに行ったっていいんだからね!(オフシーズンだと旅費が安くなったり観光客がどっと減ったりというメリットもありますしね)
店舗情報
店名 | 琉冰 おんなの駅 |
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住所 | 沖縄県国頭郡恩納村仲泊1656-9 おんなの駅内(地図) |
電話番号 | 098-965-6093 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 年始1日、2日 |
最寄駅 | - |