己【おれ】

主に東京・グルメ・漫画・旅行ネタ。己【おれ】と命名するも乙【おつ】と勘違いされることもよくある残念なブログです。

【本鵠沼・渦】ベストラーメン受賞!「麺やBar 渦」の湘南湯麺 琥珀(塩)&ミニ炙りチャーシューご飯+鶏皮ぎょうざ3個セット

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異なる旨味を繊細にまとめ上げた塩ラーメン!「麺やBar 渦」の湘南湯麺 琥珀。

2009年よりスタートし、その年最も支持されたラーメン屋を選出する“食べログベストラーメン”も昨年の2013年版で5回を数えるワケですが、今回は同賞の“神奈川県第5位”に輝いた本鵠沼「麺やBar 渦」を紹介したいと思います。

1.オープン8周年!地元客のみならず遠方客でも日々賑わう本鵠沼のラーメン専門店「麺やBar 渦」

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最寄は小田急江ノ島線・本鵠沼駅で、お店は駅から徒歩1分の場所にあります。

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駅前だから車の往来は頻繁ですが、何だかのどかな雰囲気。

随分と古くからやってそうな八百屋さんだとかを通りすぎて直進を続けますと、

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青空と同化しそうなパステルブルー、カフェバーな外観のお店に到着。

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2006年6月1日開店だから今年で丸8年、9年目に突入した「麺やBar 渦」。

“渦を愛する一同”って響きが何だかほっこり。店先にお客さんのものと思われる自転車が停めてあったりラフな服装の方々が多かったことからも、地元の方を中心に愛されているんだなーと肌で感じました。

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さり気なく“食べログベストラーメン2013”の貼り紙が。

本当にさり気なく貼られていた点に「ウチはその栄誉にかまけることはないよ」といった意思表示のように思えて好印象。

2.L字型カウンター10席、4名掛けテーブル1卓の計14席

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手描きイラストの温かみを感じさせるメニュー。

お冷は入口右手設置の給水器でのセルフサービス、事前オーダー後会計制。
木を多くあしらった造りが優しい印象を与え、酒も飲めるよをアピールするかのようにカウンター上には焼酎やリキュール瓶がデュラララ並ぶ感じです。

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センスの感じられる小物使い。唐辛子、胡椒、酢、シンプルな卓上調味料。

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“麺やBar”と謳うだけあり、麺類を中心に一品料理や酒類などが勢揃い。

メニューなどの各種情報は公式サイトに詳しく掲載されているので基本的に割愛しますが、夜の部でもラーメンのみの注文は可能。
今回は湘南湯麺 琥珀(塩)&ミニ炙りチャーシューご飯+鶏皮ぎょうざ3個セットをチョイスしましたよということで……

3.鶏と魚介をベースに白醤油と天然海塩で仕上げた至高の塩ラーメン!「麺やBar 渦」の湘南湯麺 琥珀(塩)780円

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どーん!…って寄りすぎましたか。

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では引いてみましたのでどうぞお好きなだけ壁ドンして下さい。

皆さんに写真でしか伝えられないのが残念なんですが、食べる前から絶対ウマイと分かりまして、何でかって言うと、運ばれてきたラーメンのスープをレンゲですくうじゃないですか。

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よいしょっとこんな感じですね。

で、このすくったスープを口に入れる前に自然とカホリが鼻から体内に流れ込んでくるワケですが、このカホリがもう尋常じゃない繊細さとふくよかさを兼ね備えておりまして、ズズズと含んだ瞬間の印象とノーズインパクトがほぼ同一、要するに嗅いでウマけりゃ飲んでもウマイ逸品なんですね。

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出色な出来栄えのスープの風味を壊さない個性控えめな中細ストレート麺。

透き通った海のようなスープ、白い砂浜を彷彿とさせる麺、寄せては返す波のようにズビビンズビビン、時に勢い良く時になめらかな所作でいただきます。

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面白いと感じた湘南の海を1粒に凝縮したという“しらすボール”と味付玉子。

味玉は+100円の有料トッピングですが、丼全体で湘南の海を表現したとすれば、これらの具材はまさにビーチボールやスイカ割りのスイカですね。
単にラーメンを啜っているだけなのに気づいたら砂浜で遊んでいましたと錯覚してしまうくらいの様々な旨味と塩気が1杯の丼にキレイにまとまっているカタチ、一言でハイレベル。

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ちなみに豚バラチャーシューや太めのコリコリメンマは海に浮かぶゴムボート。

店主・大西芳実氏のオヤジさんは今はなき名店「七重の味の店 めじろ」創業者、弟さんは巣鴨の「Japanese Soba Noodles 蔦」を切り盛りされているワケで、親子ってくくりで片付けられないほどに日々研鑽を積まれているんでしょうが、親子、いや遺伝子ってスゴイんですねぇ(とスープをズビビビ)。

4.昼夜頼める「麺やBar 渦」のミニ炙りチャーシューご飯とパリッパリで香ばしい鶏皮ぎょうざのセット380円

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ラーメンのお供にちょうどいいボリューム。

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このビジュアルを前に、言葉なんて必要ないのかもしれません。

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パリッと香ばしく中から肉汁がフワッと押し寄せガヴッ!

言葉なんて必要ないのかもしれませんが、ゴマ塩山椒なる調味料でいただくどこかエスニックさを漂わせる食感、これは酒がグビグビ進みますよ祝杯もいいところですよ、ええ。

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で、アルコールの代わりにタンメンをズビズバ!

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炙って特製ダレに漬け込んだ角切りチャーシューとライスをガッツガツ!

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そしてご覧のとおり完食でございます!

食後の写真は大抵モザイクをかける必要のあるおれですが、まるで波がすべてを連れ去って行くように、大変キレイに召し上がることができました。

スタッフはキビキビとしながらも肩の力が抜けた好感接客。会計もきちんと把握しているんでしょう、チェックコールに対して即座に金額をレスポンスする点が個人的に感心したポイントで、一見当たり前のように思えることをきっちりこなす、そりゃあ料理だって必然的に美味しくなるってもんですよね。

5.この先10年、20年…と続いて欲しい湘南の名店

毎日botのごとくつぶやく店主。集英社さん早く声かけてあげて!

夜は照明が落とされムードある店内で自慢の料理と酒に舌鼓を打ちつつ気持よく酔えそうですし、たまたま居合わせた埼玉からのお客さんが大満足に帰られたのを目にすると、8周年どころか80年後だって続いているんじゃないかと、根拠はまるでない直感ですが、そんなことを少しでも感じさせてくれた渦。集英社の方はもちろん是非足を運んでみて下さいね。

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江ノ島線グランドラインの果てを目指し、これからも突き進んじゃって下さい!

6.店舗情報

店名 麺やBar 渦
住所 神奈川県藤沢市鵠沼桜ヶ岡3-5-7(地図
電話番号 0466-28-8443
営業時間 11:30~15:00(L.O)、18:00~22:00(L.O)
定休日 月曜日
最寄駅 本鵠沼駅