2015年9月末で閉店
以下、2014年2月9日公開分の内容です。
豚骨のコクは残しつつサッパリ。御徒町「よねちゃん」の豚骨ラーメン。
本場博多の豚骨ラーメンと聞くと、固く茹でられた細麺にギトギトの白濁スープ、そういった1杯を想像される方が多いかもしれません。
だがしかーし、今回紹介する御徒町「よねちゃん」の豚骨ラーメンは、コクや旨みはしっかり残しつつもサッパリとした仕上がりで、食事はもちろんのこと飲んだ後の〆についつい口にしたくなる至福の1杯なんですのよこれが。
JR御徒町駅徒歩3分、2013年7月オープンの豚骨ラーメン屋「よねちゃん」
一見、居酒屋のような外観ですが、飲めるのは本場博多の豚骨スープです。
JR御徒町駅以外にも上野広小路駅、仲御徒町駅、上野御徒町駅からも徒歩3~4分とアクセスも良好。
そもそも博多・中洲の味、本場の味とは?
5歳から豚骨ラーメンを食べ続けている福岡出身の店主が、思い出の味・今は亡き中洲「幸来軒」のラーメンを数年の歳月をかけて再現したとのこと。
L字型カウンター12席、入口右手の券売機で購入するスタイル
入店すると、カウンター越しに茹で麺機が設置されているのを確認できます。
基本的なメニュー構成。
曜日関係なく11時~14時の3時間はお得なランチセットがあること、特に指定しなければ1番おすすめな状態のラーメンを提供してくれるのがポイント。
確かに食券渡したタイミングで麺の固さとか聞かれても、そもそも普通がどんなか分からなければ答えられない部分ってありますし、予めそう表記されていると迷わなくて済むから気楽でいいですね。
裏面はアルコール類やおつまみ類のメニューを記載。
博多やまやの明太子、スパゲティサラダにサバ味噌缶詰が気になります。
卓上調味料は、おろしニンニク、白胡麻、胡椒、ラーメンダレ、
そして辛子高菜に紅しょうがと定番のラインナップ。
コクがあるのにサッパリ!食事や飲んだ後の〆にもってこいな御徒町「よねちゃん」の豚骨ラーメン650円
濃厚クリーミーな豚骨スープもいいけれど、これはこれでそそるビジュアル。
具はチャーシュー2枚、きくらげ、青ネギ、海苔。
個人的にツボなのがきくらげとチャーシュー。
きくらげはしっかりコリコリ、チャーシューはパサつきのないジューシーな豚バラ肉で、ただのラーメンでも量がたっぷり目なのが嬉しいです。
500円の素ラーメンなるメニューも用意されているので、麺とスープのみを楽しみたい場合はそちらを選択しましょう。
ゲンコツのみを丁寧に炊いた豚骨スープはくどくなくサッパリとした仕上がり。
普段から濃厚&重めなギトギトラーメンを食べ歩いている場合は拍子抜けするかもしれませんが、本場だからこそ毎日でも食べられる飽きのこないスープは新鮮にすら感じられるかもしれません。
元々のタレの分量が多いのか、それとも豚骨独特の余計な臭みがないクリアなスープだからか、若干しょっぱさを覚えますが、
だからこそ相棒の細麺でスビビンズビビン流し込むワケですよ。
この塩分がスルスルと口、食道、胃袋への連携を促してくれるし、ああ、このしょっぱさは飲んだ後に欲するしょっぱさだって実感すること請け合いです。
ランチタイムに訪問したのをいいことに明太子ごはんセットを注文。
いかにもチューブっぽい明太子も好きだけど、
このスープと麺にはこの手の本格的な明太子がピッタリだよなーと、
途中にしれーっと替玉も頼んでガッツンガッツンいただきます!
そしてガッツリ完食、ごちそうさまでした!って早いな。
東京でこの味引っさげ勝負に出たその姿勢、素直に評価したい
中央通りより撮影。すぐそばに博多一風堂はありますが、
東京だとまだここでしか味わえないし、何より本場の味を再現したってコンセプトや年中無休で通し営業な点とか、もう全部ひっくるめて評価したいですね。
くどいのは食傷気味ということもあり、最近では豚骨ラーメンを食べる際はわざわざ電車を乗り継いでまで足を運ぶ「よねちゃん」なんですが、これから先も多くの皆さんのお腹を満たし続けて欲しいと切に願う次第です。
店舗情報
店名 | 博多ラーメン よねちゃん |
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住所 | 東京都台東区上野3-23-3 Jロードビル1F |
電話番号 | 03-3836-1539 |
営業時間(平日) | 11:00~23:00(L.O.22:45) |
営業時間(土日祝) | 11:00~21:00(L.O.20:45) |
定休日 | 年中無休 |
最寄駅 | 御徒町駅、上野広小路駅、仲御徒町駅、上野御徒町駅 |