鶏料理専門店の水炊きラーメン、途中に加えるポン酢でサッパリ召し上がろう。
去年の記事「らーめん天神下大喜でいただく居酒屋メニューいろいろ」ではラーメン屋と酒についてお届けしましたが、居酒屋、それも鶏料理専門店が手がけるラーメンも面白いもんですよということで、今回はJR新橋駅烏森口徒歩3分、「新橋 駿」のラーメンランチについて紹介したいと思います。
昨年10月、立ち飲み屋からのリニューアルを果たした「新橋 駿」
昼ラーメン、夜はラーメン+鶏料理&水炊き専門店にパワーアップ。
同じ通りに烏賊干し鶏白湯醤油そばが名物の「新橋 纏」があり、纏とすぐ近くの「麺屋武一」に触発されてラーメン類の提供に踏み切ったそう。
カウンター4席、計14名が座れるテーブル複数卓を完備。
カスターセットはラーメン屋というよりは居酒屋風。
左から唐辛子、ポン酢、爪楊枝、醤油の順です。
ランチメニューは大きく分けて6種類。
鶏塩ラーメンはいわゆる鶏白湯のことで、今回紹介するのは水炊きラーメンと焼き鳥丼なんですが、それぞれ単品で頼むよりもお得なハーフラーメンセットないしハーフ&ハーフが用意されており、これは積極的に利用したいところ。
ハーフ&ハーフは麺類と丼が半量ずつですが、ハーフラーメンセットの場合はラーメンが半分なのに対して焼き鳥丼がしっかり1人前ついてくるあたり、鶏料理専門店としてのプライドが垣間見えるような、そんな気がしました。
キャベツ多め、鶏肉ゴロリな「新橋 駿」の水炊きラーメン850円
具はキャベツ、鶏胸肉、半熟玉子、青ネギに白胡麻。
鶏肉は塩麹、キャベツはスープで煮ており、臭みもなく一体感も良好です。
この黄身部分をスープに溶かしても相性良さそうな半熟玉子。
鶏の旨みがギュッと詰まった塩味スープ。
適度なコシの中細ストレート麺をズルズル。
鍋の〆のラーメンとは異なり最初から麺とスープと具が盛られた状態で提供されるから、味は従来の水炊きよりも濃いめ、レンゲで飲むと最初に鶏、続いて押し寄せてくる塩ダレの波を麺でズビビンズビビン流し込む感じです。
キャベツをたくさん摂取できるから胃にも優しい、体も温まるナイスな1杯。
水炊きということで、途中でポン酢を投入した絵。(茶色くなっているところ)
ラーメンに酢は入れてもポン酢を入れることって中々ないよなと、そう考えると妙に新鮮な気がするし、今後調味料として取り入れるお店が増えて行ったりするかもしれませんね。
岩手の銘柄鶏「あべどり」を使用したランチ限定の焼き鳥丼
単品だとスープ付きで600円。
見ただけでプリプリしてそうと分かる、何とも香ばしい焼き鳥がゴロゴロと。
グラスと一緒に撮影、その大きさ、お分かりいただけただろうか?
焼いただけなのにこんなにテッカテカ、鶏肉ってスゴイよね。
弾力はプリッと、甘みと香ばしさが共存した鶏肉だから米が進む進む。
焼き鳥丼単品に+300円でハーフ鶏塩、+400円でハーフ水炊きの各ラーメンをつけられるので、何を食べたいか迷った時はそんなハーフラーメンセットかハーフ&ハーフ、奮発するぞって場合は1,200円の水炊き定食にしてみるとか、ちょっと面白いランチタイムが満喫できそうですね。
ただ、ハーフラーメンセットにすると結構なボリュームだから注意は必要かも。
ランチは平日14時までと限られてはおりますが、夜でもラーメンメニューの注文は可能なので、専門店の鶏料理や酒に舌鼓を打ちつつ、〆はラーメンをズビドゥバシュビドゥバ、何だか楽しい路地裏ナイトが過ごせるんだろうなー。
その内夜営業の抜き打ち検査(という名の訪問)もしてみたいと思います。
店舗情報
店名 | 新橋 駿 |
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住所 | 東京都港区新橋3-11-5(地図) |
電話番号 | 03-3436-2200 |
営業時間 | 11:30~14:00、17:30~23:30(ランチは平日のみ) |
定休日 | 日曜・祝日(年末年始休) |
最寄駅 | 新橋駅 |