- 2016/10/06:更新
- 2014/01/03:初公開
毎日仕入れる新鮮な魚のアラ5種類で出汁をとる澄み切った塩ラーメン。
先日赤羽駅徒歩1分の個性派ラーメン店「自家製麺 伊藤」の記事を公開しましたが、その「赤羽・伊藤」と同じくらい、ヘタしたらもっと近い、新宿駅から徒歩1分未満でのアクセスが可能、それでいて食事はもちろん飲んだ後の〆にもってこいなのが、今回紹介する「麺屋海神」でございやす。
- JR新宿駅東南口徒歩30秒!アクセス抜群の「麺屋海神」
- カウンター6席、テーブル3卓10席、温かみのある照明の店内
- 日替わり5種類の魚のアラで出汁をとった「麺屋海神」のあら炊き塩らぁめん へしこ焼きおにぎり付き950円
- 店舗情報
JR新宿駅東南口徒歩30秒!アクセス抜群の「麺屋海神」
こちらがその東南口で、
駅出て階段降りた真向かいにあるビル2Fの「麺屋海神」。
実際に徒歩30秒でアクセスする場合は相当ダッシュしないといけませんし、何より飲んだ後の〆に利用するのにダッシュしちゃったら酔いも醒めちゃうと思いますので、マイペースにのんびりとお向かいください。
カウンター6席、テーブル3卓10席、温かみのある照明の店内
その日使用するアラが壁に貼り出されています。
シンプルなカスターセット。
他に柚子胡椒が用意されており、スタッフに声かけすることで提供されます。
スープ、麺、具、いずれもこだわってます的な内容。
人気であり看板商品のアラ炊き塩ラーメン。
残ったスープに焼きおにぎりを入れてお茶漬け(雑炊)感覚でいただけるのと、通常のラーメンのみの2種類で、大盛りは無料。
辛塩ラーメンや季節限定メニュー、ちょっとした丼ものや海老つみれや鶏つくねなどの一風変わったトッピングも用意されており、気分に応じて色々とカスタマイズできるのもありがたいところ。
日替わり5種類の魚のアラで出汁をとった「麺屋海神」のあら炊き塩らぁめん へしこ焼きおにぎり付き950円
トッピングは海老つみれ、鶏つくね、ショウガにネギ、あと糸唐辛子。
普通のラーメン屋ではちょっと考えられない和へのこだわりがビシビシと感じられる構成。(照明の関係でめちゃくちゃ影入っちゃっているのはご了承を)
無料なのを良いことについつい大盛りにしちゃいました。
実に透き通っており、1口飲めば魚介の旨みがどっと口の中に押し寄せては消える、まるで寄せては返す波のような動きを見せるスープ。
日々アラが変わるということは味も毎日変わる。
それをプラスととるかマイナスととるかは人それぞれだとは思いますが、通い詰めても日々違った味が楽しめるのって面白いですよね。
ストレート細麺はスープの持ち味を邪魔しない控えめな仕上がり。
全体的にアッサリだから大盛りにすると結構満腹感を覚えやすいかも。
ここは卓上の酢だとか別注の柚子胡椒で変化をつけつつ召し上がりたい気分。
+150円のへしこ焼きおにぎり。
へしことは福井の郷土料理である鯖の糠漬けのことで、越冬の保存食として重宝されてきたものだそうです。
そんなへしこはぬかを落として火で炙るとお茶漬けや酒の肴にもってこいとのことから、「麺屋海神」では焼きおにぎり茶漬けとしてこれを採用。
だからこの焼きおにぎりはラーメンと一緒に食べるのではなく、残ったスープに入れるためのもので、麺を食べ終えるまでしばし保存しておかないといけません。(そういった意味でも保存食なのね)
こんな風にポチャンしてほぐして食べます。
ほぐした段階でスープの色が変化しますが、同時に焼いたへしこの香ばしさと酒肴特有のクセがプラスされて、なるほど、これは飲んだ後とかにピッタリかもしれないと思いつつ完食したのでした。
お店に確認したところ本日は通し、明日も明後日も普通に営業しているとのことなので、年末年始で飲み過ぎた体をリセットする意味でも足を運んでみると良いかもしれません。