このボリュームで45円だったんだぜ。
新宿駅西口で有名なラーメン屋の1つに自家製麺と肉厚チャーシューが自慢の「らぁめん ほりうち」が挙げられますが、昨日5月29日の肉の日にホームの新宿、ではなく新橋にめでたく支店をオープンしちゃいました。
話題は何と言っても名物・ざるらぁめんが1日限り1杯45円という破格過ぎる開店記念セールを敢行したことに尽きますが、激安うんぬんこの手の味わいはお父さんの街・新橋の外食事情にちょっとした旋風を巻き起こすかもしれないぞということで、オープン初日の様子と合わせてお届けしたいと思います。
場所はJR新橋駅烏森口徒歩2分の新橋西口通り沿い
この道をまっすぐ進みますと、
でーんと「ほりうち」が。
店先で終始告知していたこともあるんでしょう、1杯45円のざるらぁめんを求めるお客さんで行列ができてました。
そもそもなぜに45円かというと、
始終御縁としじゅうごえんをかけた悪ノリシャレだったんですね!
誤植で左下のキャンペーンがキャンーンとまるで猿ぐつわされた人の発音みたいになってましたが、そんな縁起物な1杯を求めて、
でーんと行列ができてましたとさ。
通りを挟んで真向かいにはあの大勝軒が。
何だか新橋店オープンにかける強い意気込みが感じられますね。
カウンター席だけじゃなくテーブル席もあり
2席のテーブル4卓で最大8名までOK。
流れるようなスピードでテキパキと作業をこなす従業員。
オープン初日とは思えない手際の良さ。
メニューがざるらぁめん一品のみだったこともあるんでしょうが、実に効率よくさばいているように見受けられ、わざわざ新宿本店を臨時休業にしてまで応援に駆けつけた堀内店主自ら先陣を切っていたのが印象的でした。
ちなみに和帽子に白衣のスタイルは最近だと「銀座 篝」が記憶に新しいですが、少なくともおれの知る限りだと、古くはここ(正確にいうとお家騒動で袂を分かったとされる「満来」)ってイメージが強いですね。
調味料はお酢のみと潔いことこの上なし。
特に年配の方は泣いて喜ぶかもしれない「らぁめん ほりうち 新橋店」のざるらぁめん
45円だからおれは泣いて喜んだ。
ざるらぁめんと称しつつお皿なのはどこぞのうどん専門店の影響を受けてのことではありません、「ほりうち」ならではのスタイルです。
油分は多めだけど透き通った醤油つけダレ。
粗めの刻み海苔が嬉しい自家製麺。
並盛り350g、大盛りは500gという気前の良さ。
見るからにツルツルどころかズルズルってすすれちゃいそうな麺をね、
どりゃ!っとつけて
ズビドゥバシュビドゥバって、旨いんだなこれが。
適度な歯応えを残したチャーシューとメンマも名脇役。
いわゆる濃厚魚介ドロドロ系のつけ麺があまり得意じゃないおれにとって、ざるそばを彷彿とさせる昔ながらの味つけと見た目、酸味のきいたつけダレがトリガーとなって、すする度に数々の体験や思い出、そう例えば、パラダイス銀河の作詞作曲がチャゲアスのASKAだったことに衝撃を受けたあの日のこととか、もう色んな出来事がまるで走馬灯のように浮かんでは消えて…って、まだ死なないよ、まあとにかく不思議とね、懐かしさが込み上げてくるワケですよ。
【参考】チャーシューざるらぁめんは200g近くのブタ肉でぎっしり。
おれのように起爆剤的な役割を果たすってのは極まれだとは思いますが、こだわり過ぎてかえって何がこだわりなのかよく分からなくなっているブツよりもこういったシンプルなつけ麺の方がお父さん世代にはウケがいい、むしろ老若男女問わないんじゃないかと、新橋でちょっとした旋風を巻き起こすんじゃないかと感じました。単純にこっちの方が毎日でも食えそうですしね。
本日5月30日からは通常メニューも勢揃い。
日曜・祝日は定休日、でもそれ以外は11:00~23:00の12時間通し営業なしゃかりきコロンブスっぷりで、新橋で働いてて「ほりうち」の味を堪能したいがためにわざわざ新宿まで足を運んでいた方やそうじゃない方にも、新橋でのラーメン選びの候補として始終御縁のあるお店に発展する日を楽しみにしております。
店舗情報(※2015年7月2日更新)
店名 | らぁめん ほりうち 新橋店 |
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住所 | 東京都港区新橋3-19-4 桜井ビル1F(地図) |
電話番号 | 03-6435-8970 |
営業時間(月~木) | 7:00~翌3:00 |
営業時間(金曜日) | 7:00~翌4:30 |
営業時間(土曜日) | 11:00~翌3:00 |
営業時間(日・祝) | 11:00~23:00 |
定休日 | - |
最寄駅 | 新橋駅 |