
日曜限定のサービスセット・チーズ入りハンバーグカツ焼(1,000円)。
麻布十番と聞けば、都内屈指のシャレオツ商店街であり軒を連ねる数々のお店もいわゆるお高い、そうイメージされても決してハズレではありません。ただ、中にはこういった店もおありんすよということで、今回紹介するのは、1980年(昭和55年)開店の老舗喫茶&レストラン「おもかげ」さんです。
外観がすでに昭和

雨よけに店名、立ち並ぶ時代を感じさせる看板群。

この地で30年以上も営業中。

オールドスタイルと一目瞭然なナポリタンにオムライス。

洋食洋食し過ぎていない、むしろ硬派にすら感じるPOP広告。

店名の上のS★PPOROが郷愁を誘いますね。
店内だってもちろん昭和

若干低めの天井、バランスよく配置されたテーブル&ソファ席。
なぜか唐突にガッツポーズがしたくなった。というかした。

分煙なにそれ?とでも言わんとばかりに置かれた灰皿。
当然喫煙か禁煙かなんて聞かれることもなく、指示に従い着席します。
レトロテイスト満載なメニュー

ずしりと重めなのはこの店の歴史の重さ、なんてな。

この手のメニューを見るとゾクゾクする世代です。

ステーキだって召し上がれます。

メガといえばメガフレアを真っ先に思い浮かべちゃうファミコン版ファイナルファンタジストなだけに、メガ・メンチカツなるものがちょっと気になります。

明らかに厚焼き玉子だけが浮いちゃってるような。だが、それがいい。

あえて外が見える席に腰かけたい。
不思議とガラス越しの風景が未来に思えたり。

皆さん思い思いの時間を過ごしております。
他の客がくゆらす紫煙に目をすぼめ、注文を受けてからフライヤーに投入される粉から衣へと徐々に様変わりする揚げ物の音に耳を傾ける至福のひと時、言ってしまえば孤独のグルメで取り上げられそうな雰囲気が満点です。
どこかに和を感じさせる懐古趣味漂う料理

タバスコと粉チーズをビッシバシかけたくなるナポリタン。


冒頭でちら見せしたチーズ入りハンバーグカツ焼。

思わずジュワッてオノマトペをつけたくなる。

付け合わせにちょこっと添えられたサラダが嬉しい。

気持ち多めに盛られたライス。

そこに相性抜群な味噌汁なワケですよ。
洋食屋に入って「日本人でよかったー」ってのも変な感じはしますが、マイ・フェイバリット・スープ・イズ・ミソスープよろしく、何とも心に染み渡ります。

揚げたてのカツが鎮座するカツカレー。
思わずジュワッてオノマトペをつけたく(以下略)

ガッツリ2枚の豚ロースしょうが焼き。
ついついライスもおかわりしたくなっちゃいます。

無性に飲みたくなってつい注文しちゃったレモンスカッシュ。
メロンソーダやクリームソーダを出すお店はちらほらありますが、レモンスカッシュ、昭和風に略してレスカが大都会で飲めるのって何とも珍しい。
レモネード特有の甘酸っぱさとほのかに感じさせる炭酸が、昭和にタイムスリップした身も心も現実に引き戻してくれるというか、何となく〆にもってこいな気がしました。
【極めつけ&激レア】テーブルゲームが堪能できちゃう

明らかに年代物と分かるシロモノ。

100円で稼働します。
相当年季が入ってるせいか、コインの入れ方にちょっとしたコツが必要。

この麻雀ゲームがいいとおっしゃる常連さんも多いとのこと。

まあソッコーで負けましたが。
面影にしておくのがもったいない

幼い頃の情景を思い浮かべたりする際、少なからずなじみのお店だとかが寄り添ってくるかと思いますが、おもかげさんに関してはこう、思い出のまま胸にしまっておくのがもったいないと言いますか、作られたレトロテーマパークではまず体験することのできない歴史に裏打ちされたオリジナリティは、多くの方々にとってかえって新鮮に映るんじゃないでしょうか。

会計時、なぜかボールペンがもらえます。
これからも長続きして欲しいお店の1つですね。
店舗情報
| 店名 | 喫茶&レストラン おもかげ |
|---|---|
| 住所 | 東京都港区麻布十番2-2-8 小栗ビル1F(地図) |
| 電話番号 | 03-3453-1668 |
| 営業時間(月曜日) | 12:00~18:00(臨時休業有) |
| 営業時間(火~土) | 12:00~22:00 |
| 営業時間(日曜日) | 12:00~18:00 |
| 定休日 | - |
| 最寄駅 | 麻布十番駅 |
