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己【おれ】

主に東京・グルメ・漫画・旅行ネタ。己【おれ】と命名するも乙【おつ】と勘違いされることもよくある残念なブログです。

己【おれシュラン2016】東京のおすすめラーメン20選

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某ミシュランに対抗して始めた独り勝手にアワード、その名も己【おれシュラン】!

栄えある第1回目の2015年版は謹賀新年早々おっ始めて「2015年も明けたばっかりなのに早くね?」って良識ある皆様方から盛大にツッコミをいただいちゃったと思うんですが、あれからもう2年、もう2年経っちゃったかーって感じではありますが、年号冠したのに2回目やらないのもナンダカナーということで、今年もやりましょう!

ということで、これまでズビビンズビビン啜り倒してブログ記事にしてきた東京のラーメン屋さんの中から「来年2017年も必ず食べます!」「食べてみてよ!」な個人的おすすめ店を己【おれシュラン2016】と称してお届け。何となくキリが良いのと増やしすぎても収拾がつきませんので、今回も20選で参ります。

前回同様皆さんのラーメン食べたい魂に火のひとつでもつけられればなと。大変長くなっておりますのでブックマークして、東京でラーメン食べたいなって時とかにでもご覧いただければこれ幸いです。

1.三田「ラーメン二郎 本店」

もはやラーメンとかそういう次元ではない存在

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いきなりラスボスみたいな見た目で恐縮ですが、「二郎」的にはこれでも小サイズのチャーシュー麺と恐縮して提供しております。小ぶたダブルラーメンはこのボリュームでまさかの800円!

「はいはい。みなさん。落ち着いて」ってASKA氏ほどの説得力があれば良いのですが、落ち着いてください。まさかの「ラーメン二郎 三田本店」が今回もランクイン、それもいきなりの登場です。

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肉だけでも800円以上の価値がありそう。

ひょんなことから21年前に旧店舗を訪れていなければ、今もこうして好き好き大好きとラーメンそのものを食べ歩いていなかったかもしれない。おれにとって「二郎」とは単なるラーメンとかそういう次元ではない存在、思い出の味、青春そのものかもしれません。

今のところ毎年本店に足を運んでおり、この先いつまで食べ続けることができるのか?自分のことながら興味津々。決して万人受けするようなシロモノではございませんが、思い入れありまくりな本店については過去3回に渡ってコッテリギトギトにまとめておりますのでよろしければ以下をご覧くださいませませ!

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2.四谷三丁目「一条流がんこラーメン総本家」

今日も又、咲くか咲かぬか我がスープ、咲かせて見せようがんこ花(家元 座右の銘)

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人類の味覚の限界に挑戦した悪魔ラーメン。

お店も個性的、ラーメンも個性的、何より店主が超個性的。これまで数々のラーメン店をプロデュースしてはヒットさせ、多くのお弟子さんを輩出したことでも名高いがんこブランドの創始者・家元こと一条安雪氏が最後と定めたのが「一条流がんこラーメン総本家」。

各種メディアで「しょっぱ過ぎて食べられたもんじゃない!でも食べ続けるとアラ不思議」と紹介されて来た悪魔ラーメンをご存知の方も多いかもしれませんが、

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必食すべきは中華そば、コレですよ。

過剰な演出、普通じゃ考えられない食材を駆使する変わり種ラーメンを得意としてきた伝説の職人がたどり着いたのがまさかの中華そば。どこにでもありそうで、でもやっぱりここじゃないと食べられない繊細さとしょっぱウマさが調和する1杯。良いんですよねこれが。

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ウェイトリフティングの経験もあり老人とは思えない体つき。

最近だと他店の味玉チャーシュー麺級の1杯が700円。老い先短いから儲けに走っても仕方がないスタンスによる良心的価格だそうですが、そんな家元も来年2月で満70歳とおめでたい。これからもどうかマイペースに健やかに、がんこ花を咲かせ続けてください。

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ちなみに2016年の初ラーメンは、元旦にいただいたスッポン&ホタテ貝柱ダシのスペシャル塩ラーメンでした。

今年も本日の大晦日、2017年元旦ともに営業予定。気になる方は「公式ブログ」をチェックしてみましょう。

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3.王子「中華そば屋 伊藤」

極わずかなトッピング。ハードボイルドな細麺と絶妙な塩梅の煮干しスープに全力投球だから為せる業

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質問です。飲食店を経営するとして、こんな見た目の中華そばを自信満々に出せるだろうか?いや、出せない!(じゃあ聞くなよ)

本来トッピングに費やすお金を麺とスープに使っちゃう→刻みネギだけのシンプル極まりないラーメンができちゃった→それを本当に商品として出す、それもどの駅からだって軽く10分以上歩く辺鄙な場所のお店で出す→そんなの売れるハズないさと思いきや、連日客足が途切れない盛況っぷり。アナタはレジェンドか。

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おすすめは肉そば。チャーシューの旨味がスープに溶け出しまろやかさをプラス。

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4.阿佐ヶ谷「らーめん いろはや」

2016年4月創業の新店。流行りを追わず普通にこだわるのは、きっと普通が最も難しいと知っているから(ですよね?)

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一見すると老舗の1杯に見えなくもありません。

けれどもよーく目を凝らしてみると、やれアブラの浮き方だ、使っているチャーシューの種類だ、ゆでたまごじゃなく味付玉子を採用しておりナルトだって上質。そして極めつけの自家製麺。

スープをズビビビ、麺をズビュビュン、普通なんだけどただの普通とは大いに異なる醤油ラーメン。懐かしくも新しい1杯はまだまだ寒いこの時期にはさぞたまらないことでしょう。

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たまらないと言えば1個50円の味玉。このとろみ加減はマストバイ!

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5.三河島「二代目にゃがにゃが亭」

いつ食べても素でおいしいアッサリ醤油味の中華そば

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「うん!これこれ!」って年明け早々唸っている気がする。

己【おれシュラン2015】」ではトップバッターでしたが、2年経った今でも変わらぬ安心感とおいしさに満ちていて、先の「いろはや」同様派手さはないけれど、しみじみ食えばしみじみとな1杯。

2017年も正月三が日営業を実施予定。楽しみ!

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6.有楽町「谷ラーメン」

創業当時のレシピを守り続けるスッキリ醤油ラーメン

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谷さんが作るから「谷ラーメン」。

明快な店名が物語るように、豚骨と豚肉だけで取ったクリアなスープに合わせるのは50年間継ぎ足してきた醤油ダレ。自己主張の激しいラーメンが跋扈する現代だからこそ、かえってこの手の佇まいはすごく貴重。なんてったって東京国際フォーラム徒歩0分、JR有楽町駅ガード下と立地もこれまた貴重。

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高架下耐震補強工事のあおりで東京駅寄りの場所に移転済み。

スッゴイキレイな駅ビルにでも吸収されてドカンと看板に「老舗の味!」と喧伝するでもなく、移転してまだ半年くらいと間もないのにもう何十年とそこで営業してますって雰囲気は健在。

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知らなきゃここが天下の丸の内とは分かりますまい。

ラーメンの味が好みなのも今回のピックアップ理由のひとつなんですが、それ以上にデカイのが、かつてどこのお店でも見られた日常風景が垣間見えること。

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ドラクエだと「ガンガンいこうぜ」に相当。

チャーハンの注文が入る度に「そんなにガンガン攻めなくても良いだろー」と思えるくらいに鉄鍋を叩きつけるように炒める店主とね、別にベッタリ話す間柄でもないんだけど、例えばテレビから流れて来るニュースを受けて答え合わせをするかのように同じリアクションをしたりとか、そんな些細な、大抵の大人達にはどうでも良いことが妙にたまらないなって思える瞬間がね、確実にあるんですよね。

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ワンタンメン。茹でが足りないと言ったらそれまでなんだけど、一見強面なご主人らしい実直な仕上がり。

マイ箸持参でメンマ or ワカメサービスのキャンペーンもやってまして、古き良き振る舞いって意味でもナイス。

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7.有楽町「麺屋ひょっとこ」

お腹は張るけど、肩肘張らずに食べられる1杯

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JR有楽町駅目の前、東京交通会館地下の人気店。

手狭過ぎる厨房、種も仕掛けもなく努力しなくても一部始終が拝める調理過程。期待するほどのもんじゃないかと思いきや、これが普通においしいんだから困っちゃう。

見るからにライトと分かる1杯。ただ、ここはひとつ写真の和風柚子焼豚麺&茶飯の組み合わせをお試しいただきたい。

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なんでかって、茶飯にチャーシュー引き上げると尋常じゃない肉量って分かるから。

二郎」だとかの肉塊供給を得意とするお店と違って、何気ないラーメン屋さんで深いこと考えず頼んだチャーシュー麺の肉がハンパないと気づいた瞬間の方が受けるインパクトって大きくないですか?「ひょっとこ」もまさにそのパターンで、デカイだけじゃなく持ち上げるとあらホロリ、肉は箸から、おれは椅子から崩れ落ちちゃうデンジャラスっぷりなのです。

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8.渋谷「中華麺店 喜楽」

渋谷で半世紀以上。親子三代に渡って愛される老舗の平打ち中華麺

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渋谷でラーメンと言えばその名を挙げる人も多い「喜楽」の1杯。

大量のモヤシ、メンマは乗らず刻みネギの代わりに揚げネギ、半熟ではなく燻製玉子、量も歯応えもタップリな平打ち麺。昨今のラーメンシーンから大きくかけ離れた、それでもこれが古くから渋谷を代表する1杯なんだから面白いもの。

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モヤシをかき分けズヴィヴィヴィヴィン!

生まれて初めて口にした時は「カップラーメンみたいだな」って粗末な印象しか抱かなかったものの、10年、20年と通うにつれ、おれが「喜楽」に最適化されたのか、はたまた「喜楽」が歩み寄ってくれたのか、分からない、分からないけれどフラリ渋谷を訪れた際に「ああ、食べたいなー」って思わせる底力はかなりあると思いますね。

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人気のもやしワンタン麺。

鶏ガラ・豚骨の分厚いスープに野菜炒めの油分が混ざりコクと深みをもたらす。ジャンボワンタンには及ばないけれども、しっかり餡を感じさせるワンタンのおかげで肉野菜炒めを口にしているかのような気になります。

肉野菜炒めで思い出しましたが、肉と言えば、「喜楽」って渋谷でもちょっといかがわしい場所にあるんですが、ここでメシ喰った後に彼氏だか旦那だかはたまたそのどちらでもない男の手を引っ張ってラブホ街に消えて行く肉食系女子を拝むとね、「ああ、オンナって強えなー」ってホッコリした気持ちになるのはここだけのハナシ…って大変どうでも良いですね。

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9.渋谷「純天然だしラーメン アートマサシヤ」

老若男女問わない、全年齢対象の魚介系醤油ラーメン

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ダシだけで言えば蕎麦の類いかもしれないけれど、自家製香味油と風味豊かな中太麺がラーメンと感じさせます。

「化学調味料や添加物不使用当たり前!」「何から何までお客さんの健康を思って作りました!」だけだと物足りない。だったらいちいち細かいことなんて考えず、ゆっくりと流れる時の中で食べた1杯がたまたまカラダに良かった、そっちの方がありがたいですし、そうだと実感させるだけの居心地の良さがここにはあります。

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トシちゃんじゃなくてもハッとして!Goodと分かる焼海苔。

って古過ぎにも限度がありますが、スープに浸し続けるだけで簡単に溶けちゃう本格志向の焼海苔は別皿での提供。これがまた味わい深くって、そのままでもライス頼んで海苔ご飯にしても、何ならスープに溶かしたって美味しいワケです。

遅い時間帯の訪問だとトッピングの煮玉子が売切れちゃう、まあ玉子ってばどのお店でも人気商品なんだけど、今のところ焼海苔の売切れに遭遇していないのは不幸中の幸いってヤツですかね。

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10.西麻布「楽観 NISHIAZABU GOLD」

大都会の住宅街に凱旋した二毛作営業の和風ラーメン店

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厳選和食材に合わせるのはイタリア産ピュアオリーブオイルなど。

アートマサシヤ」とはまた違った解釈の魚介系。昼営業では「楽観 NISHIAZABU GOLD」として醤油味を、夜営業では「楽観 NISHIAZABU SILVER」と改め浅利メインの塩味を提供。

「ゴールドとシルバー。…金と銀ってポケモンみたいだな」ってツッコミはオーナーがポケモン世代だからだろうってことで置いておくとしまして、5年前にわずか4席での創業、翌年には立川に移転、その後武蔵小山にも支店を出し、さらには乃木坂に旗艦店となる「アルス南青山」をオープン、満を持して創業の地へと凱旋。

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来年海外進出を目論んでいるっぽいけど、この「NISHIAZABU GOLD」は「STAY GOLD」とのこと。

組織が拡大しても初心を忘れないがための西麻布カムバック。レアチャーシューをスープに浸すと円熟味が増すように、今後の発展に期待しつつこれからも美味しいラーメンを口にできる喜びをチャーシューともども噛むパックンしたいですね。

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11.早稲田「メルシー」

消費税増税や原材料高騰による値上げが多い中、今でもラーメン1杯400円

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麺固め・化学調味料抜き・タレ薄め。こういうオーダーも受け入れてくれる懐の深さ。

驚きである。値上がり要素満載の東京において、今でもワンコイン以下でしっかりお腹を満たせちゃう。チャーシューメンでも630円だし、全メニュー通じて最高値の五目そばでも660円。何より驚きなのが「メルシー」を認知した20年以上前からラーメンは30円の値上げで抑えているところ。まったくもってメルシー以外の何物でもありません。

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グリンピースオンのドライカレーもいただけます。

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12.雑司が谷「中華そば ターキー」

近所にあったら足繁く通う小ぢんまりした町中華

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頻繁に通えないからこそ大切にしたい「ターキー」の中華そば。

どこの街にもありそうな中華屋さんなんだけど、すっごく大切にしたいって気持ちが強いんですよね。すぐそばに雑司ヶ谷霊園があるからか、たまたま訪れるのが今みたいに寒い時期が多く身がキュッと引き締まっているからか、餃子は注文を受けると皮包みから始める点とか、手作り至上主義だからか。…いや、単純においしいからだな。

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5月~9月の期間限定メニューの冷し中華。

つけ麺の台頭で年中冷たい麺にありつけるようになりましたが、それでも夏に冷し中華は欠かせません。餃子と同様に注文受けてから材料切ってくれまして、温かい中華スープ付きなもんで、何なら通年提供してくれても構わなくってよ。

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13.下北沢「中華そば 一龍」

シモキタの地で32年。金色の豚骨醤油スープは一龍ならぬ一流

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って、この写真(チャーシューめん)じゃ分かりませんよね。

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鶏油で光り輝く黄金汁。+100円のにんにくオプションは外せない。

にんにくもすりおろしじゃなく生の刻みタイプでね、これがまたアクセントになりたまらんのですよ。

東京で30年以上の老舗って聞くと昔ながらの醤油ラーメンを思い浮かべるかもしれませんが、こちらのルーツは福井県敦賀市。よくぞ東京にいらっしゃいましたって意味では「一龍」とほぼ同じくらいの歴史を誇るシモキタフード・大阪屋のたこ焼きとセットでいただきたいところであります。

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14.用賀「再来軒」

食べている最中に「また来たい」と思える心地良さ。トッピングで飾らなくても花丸です

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小学生ん時、先生にもらった花丸を思い出しちゃった「再来軒」の塩チャーシュー麺。

一時期の休業を経て再開。ゆっくりと月1から始めて最近では週2~3日の昼営業をキープしている老舗。正直お客さんを選ぶものの「行けるなら行きたい、再来したい!」と素直に思うのは、女性ならではの細やかな気配り。これが大変気持ち良く、そりゃあラーメンの口当たりだって優しくなりますわ。

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初めそのまま食べた後、特製辛味噌を途中と〆にライスと一緒に味わうことで3回楽しめます的な。

ラージャー玉と呼ばれる薬味を投入することで、あんなに優しかったラーメンが刺激的に豹変する様は「優しいだけじゃダメなんだよ…」って耳元でそっと囁かれているようで、ちょっとした人生勉強になるかもしれません。豆乳ラーメンも用意されているので、このラージャー玉とセットで頼めば恋しさとせつなさと心強さとが同居する1杯を楽しめますってやかましいですね。

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15.二子玉川「鮎ラーメン」

創業14年。オンリーワンを貫く孤高の塩ラーメン

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魚でダシを取る、よくある。一夜干しを丸ごとドカン、よくない。

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炙りたての一夜干し。浮かべ続けることで、かぐわしい鮎エキスが徐々にスープに浸透。

それだけでも美味しい淡麗系塩ラーメンが一段と奥深いものへと様変わり。放流した鮎が川を上るように滋味が1段、2段…と上乗せされているかのようで、鯉のぼりじゃなくて鮎のぼりの文化も浸透させようって思えてくるんですよね。

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鮎焼おにぎり。〆はスープに入れて香ばしき鮎雑炊を堪能。

14年前の2002年といえば、浜崎あゆみさんの「Voyage」がリリースされた頃で、「エイベックスがある六本木界隈をボヤージしてれば彼女に逢えるかもしれない」ってくらいにあゆにのめり込んでいた気がします。あの時もし、興味の対象があゆじゃないこっちの鮎だったら、今とは違う人生を歩んでいたかもしれませんねって意味でボヤージなだけにちょっと後悔。(航海違い)

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16.西荻窪「味の店 はつね」

そんじょそこらのタンメンとはひと味もふた味も違う、最後の1滴まで美味しい珠玉の塩ラーメン

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何が違うって、この透明度ですよ。

単に野菜炒めにお湯をぶっかけただけって勘違いする方がいるかもしれませんが、狭い6席のカウンターから拝める一部始終。中華鍋で野菜を炒めて塩と調味料で味を整えてスープを加えてハイ完成。どこが他店のそれと異なるのか?それは実際に行ってみてからのお楽しみ。

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写真のチャーシュー乗せバージョンも人気。

卓上調味料不要、最初から最後まで出された状態をキープしつつ完食できる数少ないタンメン。昭和レトロ全開の空気感、適度な距離を保った接客含め、最高の塩ラーメン体験ができると思います。

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17.東十条「燦燦斗」

創業10周年。塩中華そばの登場でさらなる高みを駆け上がった東十条の人気店

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絶品チャーシューと味玉が増量の中華そば 塩特増し。

ストイックなお店である。1日の営業が18:00~20:30の2時間半、しかも売切れ次第閉店。幸い土日祝日休みじゃないから遠方からのアクセスも可能なんですが、先の「再来軒」ほどじゃないにしてもハードル高めなのは間違いなし。

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高いけど、醤油よりも煮干しが際立つ塩スープ!

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キラキラの自家製中太麺を啜れば満足度だって相当高い。

太陽などが明るく輝くさまを意味する燦燦(さんさん)。その言葉を体現するように、お客さんとお店側、双方の心が燦燦と光り輝く未来に期待します。

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18.門前仲町「こうかいぼう」

味噌汁のように毎日食べたくなる美味いラーメンと同等以上に評価される雰囲気とサービス

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美味いラーメンを一層美味しく。抜群の接客はスポーツの領域。

混雑する時間帯だと3~4人いてもおかしくない店内を軽やかに夫婦がおもてなし。人手不足でお店が回らないのは勘弁ですが、細かいところまで行き届く奥様の配慮、調理だけに留まらず後片付けやら洗い物までテキパキとこなすご主人。俊敏過ぎるものの、せわしなさを感じさせないおふたりはさながらスポーツでも楽しんでいるかのよう。

彼らのような動きができれば今よりもっともっと良いお店が増える。でも単純にマネできないから「こうかいぼう」が素晴らしいって思えるんですけどね。

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ライス多めのチャーシューご飯はセット注文がお得。

きっと味付玉子乗せてちょうど良いってことで、チャーシューご飯セットに味玉つけたのを食べることが多いですね。トッピングのチャーシューとはまた違う、タレがしみて嗚呼!美味い!

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19.千駄木「中華そば 神名備」

マニュアルにとらわれない、神名備流としか形容できないホスピタリティ。そしてチャーシューがスゴイ。

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壁で言うところのベルリンの壁!(実物見たことないけれど)

他の飲食業に比べてどうしたって滞在時間短めなラーメン店だから、長居できない分、料理の味はもちろんのこと接客、衛生面とかにも注意が及びがち。

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豆苗がオーニョー!(Oh,no!)と鎮座する酸辣麺。

ラーメン1杯の最低価格が税込1,296円、チャーシューメンや写真の酸辣麺ともなれば税込2,000円超えとなかなかのもんですが、なかなかどうしてお店に向かう足を止められないんですよね。

じわじわと沁み渡る添加物不使用&漢方薬も取り入れる健康志向なラーメン、かゆいところに手が届く、何ならかゆみ止めを目一杯塗りたくってくれているかのような真心奉仕。なるほど、どおりで止められないワケです。

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シンガポール風オレンジの豆乳プリンも最高に美味い。

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20.方南町「中華蕎麦 蘭鋳」

非の打ち所がない仕上がり。東京で最も好きな醤油ラーメンかもしれません

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手間のかかった自家製チャーシューはじめ、叶うならいつでもどこでも啜り倒していたい「蘭鋳」の味玉そば。

毎回受け取る度にニヤニヤッと気色悪い笑みを浮かべてしまうのですが、麺、スープ、トッピングに至るまですべてが好み。独学で作り上げたと言うけれど、こんな1杯が振る舞えたら相当楽しいだろうな。慢心の素振りを見せず、日々できることを淡々とこなす寡黙な姿勢も相まって、尊敬の念を抱かずにはいられません。

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上質のチャーシューをいつも以上に楽しむ唯一の手段、それはつまみを注文すること。

丼を空にすると店名の「蘭鋳」で金魚のランチュウを表現した渋いイラストに対し、おつまみ鉢は平仮名で「らんちう」なギャップも愛らしい。個人経営するなら「蘭鋳」のようなお店が良いなぁ。

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昨年2015年の〆ラーメンは「蘭鋳」のかけそばでした。

本日は毎年恒例500円のかけそば、大晦日のみの提供メニューです。このかけそばとゴールデンウィークの塩ラーメンと限定も極少な点も潔くてステキ。

「蘭鋳」の話題を出す度に毎回言っているんですが、もうね、全杉並区民は1度足を運んでみるべきですよ!…全杉並区民……どうやら60万人近くいらっしゃるそうなので、すこぶる気になる杉並区民だけ行ってみてください!!(もちろん住む場所関係なく気になるなら遠慮せずゴーしちゃってください!)

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21.おわりに

己【おれシュラン2016】。独断と偏見による、何より己【おれ】で紹介した東京のラーメン店が選考対象という非常に視野の狭い20選となりますが、少しでも来年ラーメン食べたいぞって気持ちが芽生えてくれるなら嬉しい限り。

本家ミシュランガイドでは「JapaneseSobaNoodles 蔦(ジャパニーズ ソバ ヌードル ツタ)」に続き大塚の「鳴龍」が1つ星を獲得。

ラーメンの食べ歩きを始めて今年で21年経ちましたが、いまだラーメン欲は留まることを知りませんし、これからも気軽に味わって行きたいですし、料理の味だけじゃない味のあるお店はバンバン紹介して行きたいと思います。



… … …
「いやぁ、ラーメンって本当に良いもんですね」(溜めるに溜めて、結局2015年と同じ締め)