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己【おれ】

多くの「己」が生きる中で「おれ」であること、そんな中二病のような思いから始めました。

行きたいのに滅多に行けないラーメン屋「再来軒」の塩チャーシュー麺+ライス+ラージャー玉セット@東京・用賀

ラーメン 【東京】東急沿線 レトロ

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花丸という表現がしっくり来る「再来軒」の塩チャーシュー麺。

これまで己【おれ】では様々なラーメンを紹介してきましたが、今回は週2日前後&昼のみ営業というハードルの高さから、行きたいんだけどなかなか行くことができない、でも行けたらラッキーな東京・用賀のラーメン専門店「再来軒」についてお届けいたします。

1959年(昭和34年)創業。用賀に根付いて60年近くの老舗ラーメン店「再来軒」

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東急田園都市線・用賀駅から徒歩5分ほどの住宅街にぽつんと構える「再来軒」。

営業日当日は地元民を中心に開店前から行列ができることも。みんなとっても営業を待ちわびていたんでしょう。

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直近の営業日程は店頭の貼り紙、公式Facebookページで確認。

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営業中を表す暖簾。でも「再来軒」に関しては掲げられていること自体がレア。

どこからともなくふらりふらりと集まる人々。これから味わうラーメンを心待ちにしている様子が伺えます。

L字型カウンター10席、4名掛けテーブル1卓の計14席。どのお客さんに対しても懇切丁寧、お見事&お手本にしたい接客

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まずは入口右手の券売機にて食券を購入します。

塩ラーメン、醤油ラーメン(各600円)、変わり種の豆乳ラーメン(700円)の三本柱が上中下段で展開されており、ラージャー玉(辛味噌)やらライスなんかのサイドメニューが脇を固める構成。

300円のお子さまラーメン(塩・醤油)は半額なだけに半量。スタッフが着用している特製ロゴ入りのオリジナルTシャツも2,000円で販売しているのが微笑ましい。

で、今回は券売機左上の法則*1に従い、塩チャーシュー麺+ライス+ラージャー玉セット(1,000円)にしましたが、常連さんには塩ワンタン麺(700円)が人気っぽいですね。

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卓上調味料は胡椒のみとシンプル。

ボックスティッシュと冷水ポット、これからの時期に重宝しそうなうちわが近距離に置かれているのは嬉しい配慮。

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厨房とホールを仕切るのは女性陣。女性ならではの細やかな気配りは見ているだけでも気持ち良い。

お客さんが必要としている答えを体得しているというか、先読みの能力に長けているとも言うべきか、いわゆるマニュアルにとらわれない臨機応変さ、でもかゆいところにはしっかり手が届いちゃっていますなこの感じ。

西麻布・三河屋」や「千駄木・神名備」あたりで覚える、目の前のお客さんを非常に大切にする空気がビンビン。女性客や家族連れが多いのも頷けますし、1杯のラーメンを口にする前から「ああ、来て良かった」と素で思っちゃいました。

目に優しい、食べても優しいおいしさ。用賀「再来軒」の塩チャーシュー麺

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チャーシュー6枚乗せだけど、昨今流行りのオラオラ系ラーメンとは一線を画すビジュアル。

こういうのでいいんだよ、こういうのでと、ついお箸だレンゲだで丼上をなぞるように花丸を描きたくなっちゃいますね。

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チャーシュー、メンマ、青ネギ。ラーメン専門店で見かけることも少なくなった完熟ゆでたまごが半分。

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ケレン味のない、鶏と魚介の旨みを含んだ塩味のスープ。

「ラーメンは鶏ガラ、豚ガラ、(店主の)人柄」という名言に沿うように、無理なく最後の一滴まで飲み干せちゃう喜び。

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スープとの相性、絡み具合、あと伸びにくいことも考慮した中細縮れ麺をズビビビビ!

自分で自分に「何様だよ」ってツッコミ入れますが、悪くねえ。

ツルッと滑らかな舌触りと玉子麺ならではのコシと味わい。何物をも邪魔することなく、まるでスープをゴクリと飲み込むように、自然と、よどみなく啜り上げられます。

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持ち上げるとホロホロ崩れちゃうタイプの豚バラ肉チャーシュー。

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コイツはごはんと一緒にかっ喰らってもおいしい!

が、すぐそばで「あたいのライスを取らないで!」って言わんとばかりに鎮座するラージャー玉。
と、ここで「再来軒」が提唱するおすすめの食べ方をご紹介。

再来軒のラーメンを3杯楽しむ方法

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  1. ラーメンをそのまま食べる。お好きなラーメンを選んでそのまま食べて下さい。
  2. 半分食べたところでラージャー玉を投入。残りのラーメンをラージャーメンとしてお楽しみ下さい。
  3. 残ったスープにライスを投入。まだお腹の余裕がある方はライスもどうぞ!

「これであなたも再来軒の達人です!!」って何だか誇らしい。

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半分食べたところでラージャー玉を丼ぶりに投入。

辛党の方はいきなり全量入れちゃうんでしょうけど、レンゲでちょびちょび入れては味見しながらの方が無難ですね。

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赤みを帯び始めるスープ。

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まあ最終的にライス丸ごと、残りのラージャー玉を全部ぶち込み、

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クッパ感覚でマリオのクッパもびびるペースで完食。

ラージャー玉を全消費しても激辛ではなくじんわり辛いといった印象で、案外子供でも楽しめるレベルなんじゃないかと。

あと、これってば最も合いそうだと感じたのは豆乳ラーメンで、もう豆乳なだけに豆乳スープに投入すると、まろやかさと辛味が程良く絡んだ豆乳チゲとしていただけるに違いない!そう思っていたら過去に豆乳ラージャーメンなる正式メニューとしてラインナップされていたそうで。

現在のセパレート式の方がラージャーメン未経験の場合でも調整しながら食べ進められて安心、そんな心遣いによるものなんですかね。そうなんだと思っておきます、はい。

営業再開から早1年。徐々に営業日数を増やしてきている用賀「再来軒」

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半チャーハンセットを平らげる日もそう遠くないと信じたい。

半世紀以上の歴史を誇る「再来軒」ですが、一時期の休業を経て、再開からゆっくりと月1営業→月2営業→週1営業→週2営業と着実に往時の感覚を取り戻しつつあるようで、“行きたいのに滅多に行けない”という現実がウソのように思える、そんな将来を期待します!

店舗情報

店名 再来軒
住所 東京都世田谷区用賀4-30-1(地図
電話番号 03-3700-7335
営業時間・定休日 公式Facebookページを要確認
最寄駅 用賀駅
リンク 再来軒(Facebook)

*1:主にラーメン店で何を注文すべきか迷った場合、券売機左上のメニューにしておけばほぼハズレがない。人間がモノを見る時に視線が左上→右上→左下→右下とZの字を書くように移動するZの法則に基づき、券売機で最初に目が行く左上におすすめメニューを配置しているケースが多い。