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己【おれ】

多くの「己」が生きる中で「おれ」であること、そんな中二病のような思いから始めました。

銀座で人気の老舗ワンコインラーメン!「中華三原」の醤油ラーメン、並盛でも多すぎる炒飯、裏メニューのワンタンタンメン

ラーメン 【東京】銀座・新橋・有楽町 レトロ

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銀座で50年以上続く老舗「中華三原」の醤油ラーメン500円。

ワンコイン。なんて素晴らしい響きなのでしょう。

銀座最安値を誇るラーメン1杯300円の「三吉」に先週の「歌舞伎そば」と2回に渡って“銀座の老舗ワンコイン飯”を紹介してきましたが、第3弾となる今回は、1964年(昭和39年)創業の古参店「中華三原」で味わえる昔なつかしい醤油ラーメン、麺類と人気を二分する豪快な炒飯、さらには裏メニューのワンタンタンメンと、第3弾にちなんで3品お届けしたいと思います。

【関連記事】東京で1杯500円以下のラーメン店レビュー一覧


カウンター8席、4名掛け2卓、2名掛け1卓のテーブル10席の計18席、年配男性を中心とした客層

大衆銭湯のサウナにちょっと近い雰囲気

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だから女性客を見かけるとついZARDのジャケットのような微笑みを向けてしまうのよね。

カジュアルな服装の方もいれば、ざっかけない店内に不釣り合いな整った身なりの方もいらっしゃって、そういう光景を目の当たりにすると、仕事のしの字もできなかった新米の頃から通い続けて出世した今も常連なお客さん?だなんて想像してみたり。

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少し歩けば銀座ど真ん中の四丁目交差点もすぐそば!

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なんだけど、「中華三原」は古びた路地を入ったところにあって、

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肝心のお店も味があるを通り越して貫禄漂いまくりな外観だし、

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かつての東京オリンピックが開催された1964年から建て替えられていないんだろうなと素人目でも分かるくらいにボロくって、

再建問題で揺れる新国立競技場の費用を一部拝借してともども建て替えた方がよろしいんじゃないかと思われるレベルではあるものの、かつての東京を語る上で貴重な存在と言えるのかもしれません。

日頃から「ザギンでグーフー」だなんてほざいているとこの店構えが放つグフッと言葉にできない重みにやられること請け合いです。かつての私がそうでした。

【参考】東京大空襲も乗り切った築80年越えの銀座奥野ビル


銀座「中華三原」のメニュー一覧

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ラーメン1杯400円の時代もあったと物語る立て看板。

麺類

商品名 価格
ラーメン 500円
大盛ラーメン 600円
ワンタン 500円
ワンタンメン 700円
タンメン 700円
もやしそば 700円
チャシューメン 800円
チャシューワンタン 800円
チャシューワンタンメン 850円
チャシュータンメン 900円
揚焼そば 750円
広東メン 800円

ご飯物など

商品名 価格
炒飯 850円
中華丼 850円
野菜炒めライス 800円
もやし炒めライス 800円
ニラ炒めライス 800円
ライス 200円
ビール 500円
450円
コーラ 150円
メニューに関する補足
  • ラーメン以外にも各種大盛に対応(基本的に+100円)
  • タンメンは普通の大盛以外に野菜大盛や今回紹介するワンタン乗せも可(いずれも+100円)
  • 麺固め、少なめなどにも対応(半ライスは100円、料金そのままで炒飯は少なめも可)

東京メトロ銀座駅徒歩3分、銀座の中心で麺と叫びたくなる「中華三原」のワンコイン醤油ラーメン

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冒頭でおなじみのビジュアルを引き気味にパシャリ。

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チャシュー、メンマ、刻みネギ、さらには多めのモヤシまで乗っちゃってワンコインときたもんだ。

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天井の蛍光灯がキレイに映し出されるほどに澄んだ飴色のスープ。

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気持ちウェービーな中細麺をチュルリラチャルメラズビビビビン。

今ではかえって珍しくなってしまったオールドテイストな、でも古臭いと一蹴するのはもったいないアッサリとした醤油味がすごくいい。

流行りのダシ効きまくり濃厚テイストなラーメンに慣れてしまった方々には正直物足りないかもしれないけれど、この手の味で育ってきた身には思い出をプラスする楽しみがあるし、これは卓上調味料がすっごく合う1杯なのですよ。

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メンマを昇竜がむさぼっている風に見えなくもありません。

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ダシを取った後の豚肉で仕込んだチャシュー、チャーシューじゃなくてチャシューと称しているのも味わい深い。

恐らく一般的なお店の倍以上のボリューム!「中華三原」の味も見た目も香ばしい炒飯

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醤油ベース、添えられたたくあんが日本発を彷彿とさせる1品。

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単にメシが多いんじゃなく、たっぷりめのチャシューが嬉しい。

今風のラーメン店だと炒飯よりもチャーシューご飯などといったハイソなんだけど食ったら食ったでうまくておれ敗訴な丼ものを掲げるパターンが多いように見受けられますが、ラーメンの源流は中華、だからご飯物は自然と炒飯、そんな流れが大好きでして。

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レンゲがいともたやすく刺さるし、そんなレンゲを引っこ抜いて平らげようものなら、誰しもエクスカリバーを手にブリテンを統治したアーサー王ばりに気高くなれる!知らんけど。

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メニューに半炒飯があればラーメンとセットで頼みたいのは山々。

でもお店に確認したところ残念ながら半炒飯はやっていないため、どうしても麺類とセットで食べたい場合はがんばって2品かっ喰らう、2名以上で来店して炒飯をシェアするのがいいでしょう。

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なお、付属の中華スープはおかわり自由なので、中盤以降に「自分が食べているのは米じゃなく麺」と思い込めば虚しいだけです妄想半チャンラーメンを現実のものにできるかもしれません。

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完食すればもうしばらく炒飯はいらん、人によっては見たくもない、そう感じるくらいに満腹になれるハズ。

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どのメニューも盛りがいい「三原」の場合、お水だって並々だ。

たっぷりの野菜が摂れる「中華三原」のタンメンに+100円でワンタントッピング

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客の大半が頼むと言っても過言じゃない「中華三原」のタンメン。

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通常サイズでも惜しみない分量の炒め野菜がお出迎え。

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ラーメンと異なり野菜の旨みをたっぷり含んだ塩味ベースのスープ。

西荻窪・はつね」の透き通っているのに深いタンメンも好きですが、この手の胡椒やラー油だ酢なんかをバンバン振りかけていただく王道路線な1杯も実に捨てがたい。

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具はキャベツ、モヤシ、ニンジン、キクラゲ、タマネギに豚肉。

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口内に流れ込んでくる胡麻油の風味が野菜炒め定食を食べているかのように錯覚させるけど、箸を突っ込み麺をガシリ。

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大海から引き揚げる碇のように…ピンぼけ。

毎度毎度大事なところでピンぼけしちゃう安定の己【おれ】クオリティなワケですが、彩りが失われていないことも分かるように、見て楽しい食べてもたのおいしいシャキシャキ食感がナイス。

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シャキッズビッな箸休めにピッタリなのがムニュッとしたワンタン。

+100円でしっかり餡の詰まったワンタンが6個も入り、オフィシャルメニューのチャシュータンメンが誇る肉々しさとは異なる方向性。

ラー油をかけるとちょっとした水餃子感覚で召し上がれるのも面白く、そんなラー油も上澄みじゃなく瓶底から濃いのを投入する刺激をアクセントに食べ進められるのも心地いいワケですよ。

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スープが少ないんじゃない、麺と具が多くて吸い込んでしまうんだ。

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からの完食っす。

大盛無料、そもそもデフォルトの量が多いラーメン屋さんが当たり前のように林立していますが、半世紀以上の歴史を歩んできた老舗がお腹いっぱいに満たしてくれるのって恩恵にすら感じます。

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年季入りまくりなお店が今も銀座に佇み気軽に通える喜び。

特に、厨房でせっせと切り盛りするメガネおばちゃんの笑顔、温かみと機転の良さを両立した接客がステキで、銀座という日本の超一等地に店を構えていることが信じられなくなるけれど、この昭和レトロな雰囲気、嫌いじゃない、むしろ好き。

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エアコンがなく、夏場はネピアのティッシュだとかが欲しくなる。

夏はもう限定の冷し中華サマサマー、もはやそれを頼むよう仕向けている?とつい勘違いしちゃうくらいに今年も暑くなりそうな東京ですが、2020年夏季オリンピックでは、安易にスポーツバーよりもこういうお店で東京での開催を祝福するのも一興と言えるかもしれません。

店舗情報

店名 中華三原
住所 東京都中央区銀座5-9-5(地図
電話番号 03-3571-4359
営業時間 11:15~15:00、17:00~18:30(土曜日は昼営業のみ)
定休日 日曜日・祝日
最寄駅 銀座駅、東銀座駅