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己【おれ】

多くの「己」が生きる中で「おれ」であること、そんな中二病のような思いから始めました。

【向島・深緑堂】1日50食限定!新進気鋭のあんみつ専門店の絶品クリームあんみつを食べずして東京の甘味事情は語れない

【菓子】菓子全般 【菓子】甘味処 【東京】両国・錦糸町・小岩
  • 【2015/11/23】店舗情報更新

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オープン4ヶ月弱にして早くも個性をキラリと輝かせる「深緑堂」のあんみつ。

今日は七夕。1年に1度織姫と彦星が滅茶苦茶セック…節句として全国各地で七夕イベントが催される由緒正しき1日なワケですが、そんなめでたい本日に紹介するのは、見て美味しい&食べて美味しい、口の中で異なる食材が絡み合ってセック…すばらしい逸品を提供する「深緑堂」のクリームあんみつでございやす。

1.1日50食限定!最寄駅から10分以上歩くのに完売早じまいする日もある東京・向島のあんみつ専門店

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店名にあやかって緑地に白文字の暖簾とテントがちょっと新鮮。

2014年3月22日創業なのでそっちの意味でも本当に新鮮。

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観光地とは打って変わって落ち着いた生活が営めそうな雰囲気。

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まるで地表から顔を出すタケノコばりにニョキニョキな東京スカイツリー。

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お店の場所は国道6号・向島三丁目交差点のすぐ近く…

という説明で分かる方には分かるんでしょうが、正直とうきょうスカイツリー駅が最寄駅とはいえ、偶然ふらっと訪れるのは厳しそうな感はあります。

それでもこんな風に予約完売する日もあったり。

11時開店で1時間後に店じまいて、ここ最近だと「方南町・蘭鋳の幻の塩ラーメン」が記憶に新しいですが、口コミを通じて徐々に徐々にその存在と実力が認知されてきているご様子。

2.ご主人1人で切り盛り、10席のみのこじんまりとした店内

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カウンター6席、縦に並ぶ2名掛けテーブル2卓で計10席。

某有名甘味処出身の方が“本当に美味しいあんみつ”を追い求めた末に独立開業されたのが始まり。小物使いだとかは甘味処というより和カフェに近いかな。

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店内にディスプレイされている瓶に入った黒蜜と「一保堂」の茶缶。

メニューはとことん手作りにこだわった「あんみつ(600円)」と、それに+150円でバニラアイス付きになるクリームあんみつの2種類が基本で、他に「トコロテン(550円)」や販売休止中の「かき氷(いちご・あずき各600円|抹茶650円|宇治金時750円)」がラインナップ。

安易にドカドカとメニューを増やすことは簡単なんでしょうが、若き店主の妥協なき姿勢を感じられたのがこのツイートで、焦らずムリせず落ち着いて「これだ!」と納得の行く甘味を出していただければと思います。

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京都の老舗日本茶専門店「一保堂」のほうじ茶をグビグビ。

印象的だったのがキッチンタイマーの音が複数回鳴り響いたこと。
何もせわしないぞと一蹴したいんじゃなくむしろその逆、出来合いの物を用意すれば誰でも簡単に作れてしまうあんみつ1つとっても、仕込みはもちろん注文を受けてから出すまでの過程もこだわればこだわるほど美味しくなることを証明しているかのようで、不思議と「食べる前から忘れられない味になりそう」だなんて妙に期待高まる瞬間なのでしたグビグビ茶の時点でうめえ。

3.今年早くも忘れられない味にランクインした向島「深緑堂」の絶品クリームあんみつ750円

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黒蜜はもとよりバニラアイスまでもが別皿での提供。

トプトプトプーとアンコだ寒天だに蜜とアイスがかけられた状態でいただくクリームあんみつもそりゃ乙なもんだけど、これはこれでそそる見た目ですね。

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寒天、えんどう豆、アンコのレギュラー陣に加え、茹でたての白玉、アンズ、クルミ、赤スグリなど、彩りも豊か。

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あんみつの“柔らかい”と言ったら求肥ですが「深緑堂」では白玉を採用。

何でも求肥を作るとなると物凄く膨大な手間がかかるそうで、あくまで手作りにこだわるから極力完成品を用いず、代わりに注文後茹で始める白玉ならモチモチ感を出せるとの結論にたどり着いた模様。

求肥ならではの何とも言えない食感も捨てがたいもんはありますが、この場合だと“注文を受けてから”の付加価値が生まれる点は見逃せないですし、ホントモッチモチで柔らかな白玉なんだなーこれが。

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神津島産・新島産・伊豆稲取産と3種類のテングサを配合した自家製の寒天。

「今まで食べてきた寒天って何だったんだろー(放心という意味で棒)」とハッとしてグッドな質感と風味と独特の清涼感を兼ね備えており、これはちょっとトコロテンもいただいてみたかったんですが、現在1日2食のみとハードル高すぎて次回以降にお預けと相成りました。

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茹で小豆を竹ざると馬毛のこし器で濾す、昔ながらの製法で作られたアンコ。

いわゆるひとつの“余計な味のしない”至高のクオリティで、

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何となく寒天につけて食べたら相乗効果を発揮しそうな気もしましたし、

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いい加減「かけろよ、乗せろよ」とツッコミ入れられそうな気がしたので、

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どかんとやってのけたのがこちらの絵となります。

黒蜜もいくらかの塩気を残しつつ、濃厚なんだけど軽やかさも失われていない、直接そのまま飲んでも大丈夫なんじゃないかとつい勘違いしたくなる仕上がりだし、唯一買い付けのバニラアイスにしたってきちんとした選定基準を設けられているようで、黒蜜とは異なるアプローチで素材同士をしっかりつなぎ、それでいて邪魔しすぎることのない素朴な牛乳タイプなのがナイス。

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「いい!すっごくいい」とエロカメラマンばりの感想をもらしたりなんかして。

単体で口にしてもどれもハズレなしだから、当然合わされば2倍、3倍…と跳ね上がるワケですよ。口の中で織姫と彦星がセ、おれの中の野々村(織姫)と竜太郎(彦星)がウワッハッハーーン!!……ッウ、ック。食べたことのないあなたには分からないデーーヒィッフウ!!とにかく少しでも多くの皆さんに食べていただきたいと。ナ゛ッ!

…えー、感情的になりましたことをお詫び申し上げます大変失礼いたしました。

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で、個人的に大ヒットすぎたのがアンズなワケでして、

お店側の紹介文によると希少な長野県産のドライアンズを使ったとのことですが、単純にドライとは思えないほどにぷっくりとしていて、噛めばそれこそついさっきまで実の状態でぶら下がってたんじゃないのかと錯覚を起こすレベル。

アンズは好きな果物の1つなんですが、普段口にする機会が多いだけにかえってその違いがハッキリするっていうのかな、追加料金でもいいからついついアンズ増ししたくなりましたよ、ええ。

そんなこんなで言わずもがなクリームあんみつは完食。食後にもほうじ茶をグビリグビリ、大満足のまま店を後にするのでした。

4.これからも流されることなく貫き通して欲しい手作りスタイル

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貫きまくってスカイツリーばりに東京の名店としてそびえ立って欲しい。

あんみつとトコロテンはテイクアウト可能で、自分用にはもちろんのこと、お土産用にも最適、結構喜ばれるんじゃないかと思います。

現在の1人体制だと杯数制限は付き物なんでしょうが、軌道に乗りまくったらスタッフを増員することで諸々対応されることでしょうし、何でもかんでも便利になりつつある世の中だからこそ今後もストイックなまでに手作りにこだわり続けて欲しいですし、いつの日か「東京に深緑堂あり」と多くの方々に言わしめる、そんなサクセスストーリーが実現するといいですね、七夕なだけに。

5.店舗情報

店名 あんみつの深緑堂
住所 東京都墨田区向島5-27-17(地図
電話番号 03-6658-5449
営業時間 11:00~18:00(L.O.17:00)
定休日 月曜日、木曜日
最寄駅 押上駅、とうきょうスカイツリー駅、浅草駅