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己【おれ】

多くの「己」が生きる中で「おれ」であること、そんな中二病のような思いから始めました。

【鵠沼海岸・埜庵】“人ん家”でいただく絶品かき氷!真冬でも行列ができる超人気かき氷専門店のいちごみるくかき氷&抹茶みるく金時

【菓子】菓子全般 【菓子】甘味処 カフェ・喫茶店 【神奈川】鎌倉・湘南
  • 【2016/09/05】テキストなど更新

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たっぷりの手作りシロップでいただく天然氷のかき氷…ってスゴイビジュアル。

一昨日お届けした「食べログベストラーメン受賞の麺やBar 渦」に続き、本日も食べログをはじめとする各種グルメ情報サイトや雑誌などでおなじみ、鵠沼海岸の大人気かき氷専門店「埜庵(のあん)」を紹介したいと思います。

1.創業12年目突入、鵠沼海岸のかき氷専門店「埜庵」

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小田急江ノ島線・鵠沼海岸駅徒歩1分の場所に位置する「埜庵」。

初まりは鎌倉で、2年間の屋台を経て2005年5月より現住所での営業を開始。
店名に“庵”が入ることから「これは昔ながらの老舗っぽい外観に違いないぞ」と独り勝手に思い込みつつ訪ねたワケですが、

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甘味処というよりはカフェスタイルのお店が目の前に広がっておりまして、

ろくに情報収集しないで訪れたことにちょっと後悔しながら、

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ご主人いわく「いちごみるくがおすすめ」とのことだったのでそちらを注文。

厨房スペースには女性スタッフを中心に随分な人数の方々がテキパキ作業しており、それでも殺伐とは無縁の丁寧な接客対応。教育が行き届いている感じです。

元音響機器メーカー営業マンのご主人は途切れることのないお客さんを的確にさばいており、外見は健康的なサーフィン焼けならぬガードマン焼けだそうで、6月上旬でも相当黒かったものの真夏に向けてより一段と黒くなるとのこと。
8月の書き入れ時に松崎しげるさんがやって来たらスゴイ光景を目の当たりにできそうだなんてアホなこと考えつつ、

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前金制で代金と引き換えに番号札をいただきまして、

「リア充の皆さんと一緒にテラス席でかき氷かー」と何となく落胆していたら「お2階へどうぞ」と言われたので「お2階!そういうのもあるのか」と、

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そそくさと玄関で靴を脱ぎまして、

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埜庵なだけに「庵庵庵、とっても大好き~」と口ずさみ駆け上がる階段。

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番号札の席にでも座ればいいのかな?なんて考えながら進みますと……

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「あっ、まるで“人ん家”だぞこれは」な空間にたどり着いたワケですよ。

2.くつろぎすぎるザ・人ん家!「埜庵」でおすすめの2階席

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渡辺篤史の建もの探訪で「いいソファですね」と紹介されそうなソファ席。

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友達と勘違いしてつい話しかけたくなる距離感のお客さん達。

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サンダルに履き替えてベランダに出ようものなら、

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これまたくつろげまくりそうなテラス席がお出迎え。

id:trick-specさんやid:kasa1121さんじゃなくてもちょっと家庭菜園のひとつでもしたくなるナイスなベランダ。手入れが簡単で収穫しまくりな何かを育てたい。

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混雑時は相席アリですが、空いていれば自由に腰掛けるフリースタイル。

「まあテキトーなとこに座っててよ」と言われているようで実に落ち着きます。

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お冷やお茶、ウェットティッシュは各自セルフサービスで。

あまりにくつろげるのでガウンの1着でも羽織って葉巻とブランデーグラスをくゆらせたかったんですが店内禁煙&酒類の取り扱いなしということで、おとなしくお待ち申し上げていたところにやって来たワケですよ、ヤツが……

3.「三ツ星氷室」の天然氷と甘酸っぱい手作りシロップがたっぷり!「埜庵」のいちごみるくかき氷

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こんにちは、ヤツです。

空前のかき氷ブームで近年かき氷をメインに扱ったお店が続々とオープンしており、皆さんもこの手のかき氷を口にする機会が増えたとは思いますが、それでも1杯800円以上するかき氷、一般の倍値くらいに相当するでしょうか。

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相変わらず寄りすぎですかそうですか、ということで引きました。

ほんのちょっとツンツンしたら瓦解しそうな危うさ。ないハズの母性本能のような何かがひと時たりとも目を離すことを許しません。

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別皿で提供される自家製の練乳。

みるくアリナシが1回で楽しめるのってステキですよね。

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マリオのハテナボックスを叩くと出てくるスーパーキノコを彷彿とさせますね。

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イチゴのつぶつぶ、というか生のイチゴそのものな赤いシロップ。

季節によって冷凍物に切り替わるそうですが、偶然訪れたこの日は生イチゴのシロップでして、事前情報皆無な状態でふらり足を運んだのにラッキーでした。

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今にも崩れ落ちそうな絶妙のバランスを保った側面をサクサクッと。

余計な力なんぞ皆無、簡単にすくい上げられるフワッフワのかき氷。
もはやイチゴ以外の何物でもない印象の、甘酸っぱいのにクドさがまったく感じられないシロップが丁寧に削り取られた天然氷と違和感なくマッチ……って、主原料が生のイチゴと天然水な時点で相性が悪いワケなんてありません。

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かっ込んでも頭がキーンとならない仕上がりは天然氷と確かな技術の賜物。

「埜庵」では栃木県日光市の「三ツ星氷室」の天然氷を使用しているそうですが、この天然氷を扱った業者は全国でわずか5軒とされ、同氷室は昔ながらの製法をかたくなに、明治時代から100年以上守り続けている老舗の1つだそうで……って、この記事でしゃべりすぎてもしょうがないので、そうですね、まあレアですよと覚えておけば間違いないです。(ざっくりしすぎか)

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心の中で「このワザとらしくないイチゴ味!」と叫びつつ、

これでかまくら作ったらあっという間に崩れそうな繊細さを備えたかき氷に、

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直接かけてもスプーンで都度都度、どちらでも楽しめる練乳をね、

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こんな風にニュニュニュニュッと染み込ませてパクリしてみたり、

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中からゴゴゴと出てきた原型を留めたゼリー状のイチゴをじゅるり。

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イチゴ、練乳、氷が渾然一体となった極上の逸品を片付けるようにそそくさと、

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ご覧のとおり完食でございます!

公式サイトによると、かつて本物のイチゴを使ったシロップのかき氷が受け入れられず、時には突き返され、子供には泣かれるなんて苦渋を味わったそうですが、時代を先取りしすぎちゃったんでしょう。
今となってはこの味を求めて神奈川県はおろか日本全国に多くのお客さんを抱え、“ノアラー”なる熱烈的ファンを産み出すほどの盛況ぶりだそうで、ホントに報われたんだなーと。

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で、当然1杯で終わるワケがなく2杯目に突入するワケでして、

メロン、レモン、ブルーハワイは市販のシロップだから「このワザとらしいメロン味!」が再現できるのかと思いつつ、でもせっかく足を運んだんだから家でもできることするのいくないということで決めました。

4.適度な渋みと苦味!というか一見の価値アリとしか言いようのない「埜庵」の抹茶みるく金時

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どん!…って学習能力がないですね。

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引いてみますとこれまた個性的な質感とフォルムのかき氷なワケでして。

たまにこんな感じのガチガチセットな髪型見かけるよなーなんて思いつつ、

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最初のイチゴがスーパーキノコなら、さながらコイツは1UPキノコだな。

「1UPキノコなだけに1回死んで人生やり直した方が少しはまともになるんじゃない?」だなんてセルフツッコミ入れまして、

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シャクッとひとすくいしたのをいただきますと、

「それなんてビター」とツッコミを入れたくなるレベルに抹茶なのですよ。
いわゆる宇治金時かき氷を食べる際に伴う過剰な甘みがなく、言ってしまえば抹茶を湯で溶かして練りました的な、周りに誰もいないのについ「結構なお手前で」と発したくなるようなクオリティ。

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思わずシロップに染まっていない部分をシャクシャクしたくなる濃厚さ。

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食べ進めると中からおいでなすったふっくら茹で小豆にほっこり。

昨年いただいた「しもきた茶苑大山の抹茶あずきかき氷」も日本茶専門店が手がけただけのことはあるハードインパクトでしたが、「埜庵」の場合はかき氷自体の美味しさ+家庭的な居心地の良さが逆に五感を鋭敏にするのか、“落ち着いた雰囲気に一息⇔見てビックリ&食べてビビックリなかき氷を無我夢中でバクバク”だなんて無限ループに陥る可能性大。

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氷なだけに、うおォン 俺はまるで人間水力発電所だ!

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作品名「茂木健一郎」

ポックルの脳みそをいじり倒して念能力に関する情報を聞き出したネフェルピトーのように、大胆かつ精緻な匠の技の秘密を探るべくシルバースプーンでホジホジしまくり、

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案の定ガガガスペシャルと崩れちゃうあたりがおれらしいんですが、

2杯目のかき氷だなんて事実を物ともせず食べまくり、

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程よく混ざり合った抹茶ミルクをグビグビーッと、

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再び完食でございます!(※こっちはやや汚かったのでモザイク処理済み)

かき氷特集だとかを目にすると必ずと言っていいほど名を連ねる「埜庵」ですが、公式サイトのお知らせやご主人の著書からはもちろんのこと、独立を夢見て日々汗を流しているであろうスタッフの行動からも、単に名声にかまけることのない志の高さとやらが伺えました。

結局1度のかき氷で約2,000円費やしてしまったワケですが、価格以上に高い満足度が得られるおやつタイムを過ごせたんじゃないかと今でも思います。

5.夏に限らず1年中食べたいと思える「埜庵」のかき氷

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“1杯1,000円近いかき氷”って点にのみフォーカスしてしまうと少なからず躊躇いは付き物と言えそうですが、“人ん家にいるのに決して人ん家じゃ味わえない至高の1杯を堪能”ってある種奇妙な体験をするだけでも充分に支払う価値アリとおれは考えます。(※1階で食べたってとっても満足するんでしょうけどね)

夏は当然、春秋冬でも行列ができる超人気店だから、可能な限り相席を避けるためにオフシーズン、欲を言えば平日の落ち着いた時間帯に、次はキャラメルみるくや季節限定物にでもチャレンジしてみたいですかね。もちろん2階席で!

6.店舗情報

店名 埜庵(のあん)
住所 神奈川県藤沢市鵠沼海岸3-5-11(地図
電話番号 0466-33-2500
営業時間 11:00~18:00(L.O.17:00 ※氷がなくなり次第終了)
定休日 月曜日、火曜日(※10月から3月は不定休)
最寄駅 鵠沼海岸駅
リンク 埜庵 kohori-noan