己【おれ】

主に東京・グルメ・漫画・旅行ネタ。己【おれ】と命名するも乙【おつ】と勘違いされることもよくある残念なブログです。

スープの1/4がパイナップルでできたラーメン!西荻窪「パパパパパイン」のパイナップル塩ラーメン

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有名ラーメン店で5年間修行&独立開業した店主の辿り着いた答え、それがパイナップルラーメン!

世の中には実に数多くの変わった食べ物が存在しておりますが、スープの1/4がパイナップルでできたラーメンは、後にも先にも西荻窪の「パパパパパイン」をおいて他に存在することはないでしょうね、そう信じています。

西荻窪駅南口徒歩1分!香ばしい外観の「パパパパパイン」

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一見、果物屋やパイナップル専門店に見えなくもありません。

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自己完結している看板が妙にまぶしく、

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謎の映像とオリジナルソングがエンドレスリピートされている状態です。

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「パパパパパイン」の外観に目が慣れちゃうと、向かいの西友や西荻窪の町並みがかえって新鮮に見えてくるミラクル。

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店頭に設置された券売機にはしっかりとパイナップルの文字が。

単にパイナップルって単語を添えるのに飽き足らず、いっぱいん(トッピング全部乗せ)だとかの造語で遊び心を演出していると同時に、食べ手をふるいに掛けているようにも思えます。

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限定のチョコレート油そば「カカカカカカオ」やソースラーメン「ソソソソソース」の表記もふるいに拍車を掛けているかのようですが、

これらはあくまで序の口で、他にもミックスフルーツラーメン「ポポポポポンチ」やハロウィンを過ぎた11月にハロウィン限定「パパパパパンプキン」など、普通に痛いニュースだとかに取り上げられてもおかしくないような個性的すぎるメニューが多数存在し、その日どんなレアならぬアレな商品が登場するのか公式Twitterでの告知が楽しみだったりします。

毎年恒例なのに例年、というか基本的にこんなノリの公式Twitter。

パイナップルと和風食材の香りが充満するカウンター6席の店内

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黄色基調だからか、タイル地がカットパインに見えるステキ?仕様。

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そこまでやるかなカスターセット。

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コップも当然黄色。

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注文を受けてから何するワケでもなく切り出すパイン。

きっと箱入り娘や真面目な方だといちいちツッコミ入れ過ぎて疲れて食欲失せる危険性がありますので、冗談の通じる方のみ足を運ぶのが無難です。

スープの1/4がパイナップルな「パパパパパイン」のパイナップル塩ラーメン700円

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何も説明を受けないで写真を見ると普通にウマそうですが、

糸唐辛子の先に見慣れた黄色い物体を確認できたり、いわゆる塩ラーメンにはまず感じられない、鼻をツーンとするマジカルな何かが立ち込めております。

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具はチャーシュー、ほうれん草、海苔、ネギ、糸唐辛子、それとパイン。

最後のパインがものすごく残念に思えて仕方ありません。

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大量のネギが浮かぶ澄んだ塩パインスープ。

パイナップルの素材感を活かそうと、ラーメンスープに必須とされる豚骨や鶏ガラといった動物系素材を一切排除し、煮干し、昆布、椎茸を一晩かけてとった出汁3/4にパイナップル果汁1/4をブレンドすることで完成するアッサリスープ。

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絡まなくてもまったく問題ないのにスープとよく絡む中細麺。

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箸休めに最適なのかなぁ、カットパイン。

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ぶ厚くもトロトロに柔らかい豚チャーシュー。

生のパイナップルに含まれるたんぱく質分解酵素がとろけるくらいに柔らかい口当たりを実現したそうで、ムダに高い技術が垣間見える仕上がりです。

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そして、完食しちゃったんだなーこれが。

どちらかと言うと酢豚にパイナップルは許せない派ではありますが、そんなおれでもお酢とは違う酸味と甘味が主体でありながらなぜか妙にクセになるスープをついつい飲み干すことに。
こればっかりは食べてもらわないと分からないですし、終始ネタ臭漂うお店と感じられたことでしょうが、単にウケ狙いだけじゃない、確かな実力を随所に感じさせてくれました。

評判で決まる「パパパパパイン」の看板メニュー。このやっつけ感がたまらなくなってきたらハマった証拠です。

今年も何かと話題に事欠かなそうですし、今後も監視対象の1軒として生温かく見守って行きたいと思います。

店舗情報

店名 パイナップルラーメン屋さん パパパパパイン
住所 東京都杉並区西荻南3-12-1 日伸西荻プラザ1F(地図
電話番号 03-3247-2181
営業時間(月~土) 11:00~23:00
営業時間(日・祝) 11:00~20:00
定休日
最寄駅 西荻窪駅