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己【おれ】

多くの「己」が生きる中で「おれ」であること、そんな中二病のような思いから始めました。

1934年創業!上野の老舗甘味処「愛玉子」のひんやり台湾スイーツ

【菓子】菓子全般 【菓子】甘味処 カフェ・喫茶店 【東京】谷根千(谷中・根津・千駄木) レトロ
  • 【2016/04/09】メニュー料金表更新

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見るからにプルンプルンな台湾でポピュラーなデザートを

なんと80年近くに渡って提供しているのが東京は上野桜木にある1934年(昭和9年)創業の老舗甘味処「愛玉子(オーギョーチィ)」。

池波正太郎などの文豪が愛したお店として名高いそうですが、おれ的にはこち亀の両さんが作中でしれーっと立ち寄ったお店って印象の方が遥かに強く、この度とうとう行って参りましたのでいっちょ紹介したいと思います。

鶯谷・日暮里・根津駅から徒歩10分くらい、散歩がてらふらり立ち寄りたくなる老舗の甘味処

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こちらは2013年現在の外観で、

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こちらがこち亀64巻に掲載されている愛玉子。

64巻が発売されたのが1990年と実に23年も前ではありますが、同巻4話目冒頭のコマを見る限り、20年以上経ってもほとんど外観に変化がないですし、何よりこち亀の描写力の高さに驚いた次第です。

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見るからに年季が入りまくってます。

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一部の商品サンプルは…こぼれてるんですかね?

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これが愛玉子の原料となる台湾北部の山間部に自生する植物の果実。

この果実の種子を寒天状に加工したのが愛玉子で、整腸作用や利尿作用、さらには血中コレステロールを下げるなどの効果があり、腎臓の妙薬と言われているそうで、ほほう、それなら試してみようじゃないかと入店してみます。

お店に入ると言うよりは、田舎のおばあちゃん家に遊びに行った時を思い出す、何とも居心地良さげな店内

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4名がけテーブル席を中心とした計22席がお出迎え。

これまた昭和レトロ全開な内装に妙なゾクゾク感を覚えずにはいられませんが、革張りの椅子に至っては創業当時の物が今でも使用されているらしく、この時ばかりはモノより思い出じゃなく「思い出よりモノ」なんじゃないかと2/3の純情じゃない感情がおれのマインドに割と真剣に訴えかけてきたのよね。

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店内の随所にメニューが貼り出されておりますが、基本メニューはこちら。

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チーブランデーにチークリームコーヒー、そういうのもあるのか。

愛玉子のメニュー(2016年4月現在、本記事公開時より全体的に200円値上げ)

商品名 価格
愛玉子(オーギョーチィ) 600円
チークリーム 700円
チーアンミツ 700円
チークリームアンミツ 800円
チーワイン 700円
チーウイスキー 700円
チークリームワイン 800円
氷オーギョーチィ 700円
コーヒー 600円
紅茶 600円
クリームソーダ 800円

注文したらすぐに出てきたプルンプルンな見た目のひんやりスイーツ・愛玉子(オーギョーチィ)

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かけられているのは自家製のレモンシロップ。

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大きめに切られて食べ応えも中々、きっぷの良さが感じられます。

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シロップをできる限り切ってオーギョーチィ単体で食べてみると、

寒天とは風味も食感も微妙に異なるけれど、そこまでしつこくない後味。
ただ、レモンシロップを絡めないと若干薬っぽい感じもするし、むちゃくちゃ甘くもないので、なるほど、その昔台湾の原住民が主食でこれを食べていたのが何となく頷けます。

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かき氷のあのレモンシロップをご想像ください。

これまた懐かしいですよ、ええ、本当に懐かしい。
レモン味のかき氷を食えば良いじゃないかって思うかもですが、それだけじゃ足りないな、この昔ながらの空間で食べるから一層美味しく感じるんだろうな。

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甘過ぎると感じちゃう場合は追いレモンシロップ!

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試しにスプーンに垂らして舐めてみたら、

まさにあの酸っぱいレモンシロップそのもので、オーギョーチィに混ぜると程よく酸味も増して喉越しも舌触りもより良い感じになりました。いいねボタンがあったらいいねしたい。

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かき氷の場合もそうですが、

最後に残ったこのシロップを飲み干すのがたまらないんだよなー。
おれにとってはこっちの方がよっぽどラブジュー…おっと誰か来たようだ。

オーギョーチィにあんみつとアイスクリームを合わせた人気メニューのチークリームアンミツ

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豆や果実はないけれど、見た目はほぼクリームあんみつ。

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たっぷりの黒蜜にアンコとアイスクリーム。

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単体でそれぞれ食ってみたり、

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ご覧のようにぬわっと絡めて召し上がってみたり、

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小豆テイストの砂糖のような塩のような謎の調味料をかけてみましたが、

こちらは複雑な甘さ、いや、スゴい甘さと言っても良いレベルなので、甘党な方やお子様はもれなくこちらを選択すれば間違いないかと思いますが、黒蜜よりも壇蜜の方が好きな方とかはシンプルに普通のオーギョーチィ、それかアイスクリームの乗ったチークリーム(500円)にするのがおすすめです。

来年の夏は絶対に氷愛玉子を食べてやります!

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こち亀で知った当時、インターネットはおろかパソコンそのものが一般家庭に普及していなかったこともあり、そうかそんな食べ物があるのね的に思うだけでこれまでの人生を過ごして来たかのように思いますが、もっと早くにこの店のこと、オーギョーチィのことを知っていたらな、せめて真夏に知っていればしょっちゅう通ってたのになーと悔やむ気持ちでいっぱいです。

…なので、来夏は食べます、きっと大いに食べに伺うかもしれませんし、この記事を読んで気になられた方は是非足を運んでみてください。

電車だとどの駅からも地味に歩きますが、お店で食べるも良し、両さんのようにお土産で買って帰るも良し、東京甘味処のレパートリーの1つに加えてみると何かと重宝するかもしれません。

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あえて変なアングルから。上野の西郷どん。

店舗情報

店名 愛玉子(オーギョーチィ)
住所 東京都台東区上野桜木2-11-8(地図
電話番号 03-3821-5375
営業時間 10:00~18:00(※18:00以降も営業の場合あり)
定休日 無休(臨時休業の場合あり)
最寄駅 根津駅、鶯谷駅、日暮里駅、上野駅
備考 営業時間、定休日は目安のため、訪問前に要電話確認

こちら葛飾区亀有公園前派出所 (第64巻) (ジャンプ・コミックス)

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