己【おれ】

主に東京・グルメ・漫画・旅行ネタ。己【おれ】と命名するも乙【おつ】と勘違いされることもよくある残念なブログです。

レギュラーメニューすべてが2012年ラーメン大賞第1位!「らぁめん家 69’N’ROLL ONE 赤坂本店」の醤油ラーメン・塩ラーメン・つけ麺

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ラーメン大賞醤油部門で史上初の6連覇を果たした「らぁめん家 69’N’ROLL ONE 赤坂本店」の2号チャーシューメン。

先月6月9日・ロックの日にお届けした記事で町田の超人気ラーメン店の赤坂進出を取り上げてからからちょうど1ヶ月が経ちました。

地理的に町田よりもアクセスしやすくなったこと、席数が50席近くまで増え行列が相当緩和されたこともありすでに多くの方々が訪れたかもしれませんが、そもそもこのロックンロールワンの赤坂移転がどれだけ凄いことなのか、記事タイトルでネタバレしまくりですが、いっちょお届けしたいと思います。

看板商品の醤油ラーメンは6年連続ラーメン大賞第1位

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どん!

ラーメン業界には毎年東京で一番旨いラーメンを決める「東京 ラーメン オブ ザ イヤー(Tokyo Ramen of the Year)略してTRY」なる業界最高権威と称される、テニスで言うところのウィンブルドン、ドラゴンボールで言うところの天下一武道会のような実に名誉ある賞がありまして、ロックンロールワンに至ってはその中の醤油ラーメン部門で2007年から昨年2012年までの6年連続第1位という偉業を達成したのであります。

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こちらが6年連続1位の味にチャーシューを追加した2号チャーシューメン。

通常鶏と豚1枚ずつのチャーシューが鶏3枚、豚2枚の計5枚にパワーアップ。
豚チャーシューの豚はイベリコ豚の中でも最高品種とされるベジョータを使用し、肉本来の旨みを残しつつもしっとりとした味わい。

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比内地鶏の丸鶏とガラ、不純物ゼロの超純水だけで旨みを抽出した出汁。

表面を覆うキラキラと輝くのは通称・黄金の鶏油と呼ばれるアブラで、素材を煮込んでいる時に浮かんでくる脂を5分おきに味見し、ベストなタイミングですかさず採取→冷やして保存という、何ともまあ手の込みまくった逸品。

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そこに熟成年数の異なる複数の生醤油を独自ブレンドし、香りと風味が飛ばないベストな温度で仕上げたタレを合わせますと…

ご覧のようにビューティフルな一杯の完成というワケですね。

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国産小麦数種類をブレンドした滑らかな食感のストレート中細麺。

まるでそうめんのように柔らかい口当たりで、名うてのラーメン店でここまで賛否両論分かれるのも珍しい麺なんですが、おれ的にはこれはこれでアリなんじゃないかと思ってます。

否定的な意見を言う方の大半は「麺が柔らかすぎるのでもっと固くして欲しい」と主張しますが、実際のところ固くしたらしたで今度はこのスープと合わなくなる気が大いにするので、まあこのスープにはこの麺って感じですかね。

1位を獲得しても常に進化し続ける塩ラーメン

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どどん!

少なくとも当時1位を受賞した時は↑こういった和を感じさせるシンプルなビジュアルでリニューアルとされていたのですが、

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赤坂ではさらにリニューアルを果たして登場しましたよっと。

一瞬和を通り越して洋風にチェンジしたと思いましたが、いやはやスゴイなと。

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町田の行列店をたたんで赤坂に乗り込んできただけでもスゴイのに、

昨年の塩ラーメン第1位の味です!って言って出せばそれだけで安泰確実なところを一新して勝負する姿勢に何となくロックを感じました。

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鶏油と魚介出汁に塩ダレ、クレイジーソルトのような見た目の煮干し粉等。

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低温真空調理で鶏の風味と旨みを閉じ込めた鶏チャーシュー。

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追加注文した味玉はスープの味を壊さない控えめな味つけ。

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まるで青空を気ままな風に流れる雲のような麺。

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完食してスゴイ量の粉末が使われていたことに気づく。

濃厚魚介テイストと一線を画す!澄んだスープと細麺による上品なビジュアルで第1位を獲得したつけ麺

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どどどん!

多くの方が「えっ、これがつけ麺?」と思うかもしれません。

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麺にはレモンスライスとワサビが添えられ、

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麺自体は冷たい昆布出汁に浸かってます。

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比内地鶏ベースの温かいつけ汁。

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表面の油膜もお構いなしな透明度。

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【オフィシャル】つけ麺の美味しい食べ方。

  1. 昆布出汁の冷たいスープでそのまま食べる
  2. 熱い鶏ベースのつけ汁で食べる
  3. レモンスライスを少しかじり口の中をリフレッシュ
  4. 薬味を入れて味の変化を楽しむ
  5. 最後に残った2つのスープを合わせて飲む

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そのまま食べても味のする麺。

個人的に麺の長さがもうちょっと短い方が啜りやすいと感じましたが、長い方が余韻もそれだけ残るって気がしないでもありません。

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じゃぶっとつけ汁につけて召し上がる。

昆布出汁をまとった麺が動物系スープと合わさり一気に啜ることで押し寄せるアニマルとシーフードによる、何だかルー大柴みたいだな、とにかく旨みの共演。

麺をつけ汁につければつけるほど昆布特有のうっすらとした粘度感が混ざり合い、初期のシャープでキレのある味わいが徐々にまろやかな表情へと変化する過程を楽しめます。

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ちょっとした口直しにもなる小皿のミョウガで清涼感もアップ。

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ちなみに+100円の大盛りにすると超でかい丼でやってきます。

なお、麺の量は並盛りで210g、大盛りで280gとのことで、最近だと同料金で麺の量が2倍とか3倍、それ以上まで増やせちゃうラーメン店のつけ麺よりかは安直じゃない感じがして好感が持てますね。

レギュラーメニューの醤油、塩、つけ麺、どれを食べても第1位

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醤油

商品名 価格
2号らぁめんチャーシュー、味玉 1,200円
2号らぁめんチャーシュー 1,050円
2号らぁめん味玉 950円
2号らぁめん 800円

商品名 価格
塩らぁめんチャーシュー、味玉 1,200円
塩らぁめんチャーシュー 1,050円
塩らぁめん味玉 950円
塩らぁめん 800円

つけ麺

商品名 価格
つけ麺 並 950円
つけ麺 大 1,050円

トッピング

商品名 価格
チャーシュー 250円
味玉 150円
のり(別皿) 150円
めんま(5本) 200円

ごはん他

商品名 価格
チャーシュー飯 400円
ごはん 並 200円
ごはん 大 250円
大盛り券 200円
補足

1号らぁめんは比内地鶏、豚、野菜をベースにした出汁を小鍋に入れて追い鰹した動物系+魚介スープによる一品で、現在は食べられません。

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ということで、

間違いなくこだわりの1杯を体感できること請け合いです。
この記事を読んで気になられた方、まずは気軽に足を運んでみてください。

店舗情報

店名 らぁめん家 69’N’ROLL ONE 赤坂本店
住所 東京都港区赤坂3-7-11(地図
電話番号 03-3583-5569
営業時間 11:00~23:00(スープが無くなり次第終了)
定休日 年中無休(年末年始を除く)
最寄駅 赤坂駅、赤坂見附駅、溜池山王駅、永田町駅