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己【おれ】

多くの「己」が生きる中で「おれ」であること、そんな中二病のような思いから始めました。

行列のできる粋なたこ焼き屋「大阪屋」@東京・下北沢

【和食】お好み焼き・たこ焼き(その他) 【東京】京王・小田急沿線 レトロ

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こうゆうのが理想。

縁日のたこ焼きが、とってもまずい♪
目の前の鉄板の、まさに焼きたてアツアツのを提供してくれる

ワケがなく

代金と引き換えに手渡されるのは、鉄板のそばに積み重ねられたブツども。

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例えばこんな感じの。

… … …
そんなのがウマいワケ、ないだろ?
こう何てゆうか…、外はカリカリ、中はトロッ♪
そんなさ、出来たてのたこ焼きが食いたいワケですよ!

… … …
そんなたこ焼きを食わせてくれるのがこちら、東京は下北沢にあるたこ焼き専門店・大阪屋なのです。(あっさり解決)

下北沢のたこ焼き専門店「大阪屋」

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屋台をそのまんま店にしたような外観。

下北沢といえば、古着や音楽、演劇や雑貨の街として有名なワケですが、昔ながらの家や飲食店なんかも軒を連ねてます。
大阪屋もそんなお店の1つで、知らなきゃ普通に通り過ぎてしまいそうな店構え。
それでも、この店のたこ焼き、素朴だけど粋な接客に人は集まり、行列を作るのです。

行列が通りを挟んだ店の反対側に作られるので、気づかずに割り込もうとする人が結構います。

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並んでると2、3回は割り込むのを目撃。

もちろん、そんな人達が注文できることはなく、焼いててもきちんと目の行き届いたオヤジさんに、優しく注意されます。
くれぐれも↑の画像のように、割り込みに気づかず颯爽と注文するのは止めましょうね。

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店内では召し上がれません。

テイクアウト専門のお店で、メニューは8コ入りと15コ入りの2種類のみ。
また、焼き立てを提供するために、1度に買えるのは8コ入り2つ or 15コ入り1つまで。

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行列の先頭にはこんな風に、注意書きの書かれたイスがどんと。
わざわざ「召し上がり用イスではありません」と書かれてるのが微笑ましいですね。

それで。

そこまで客に求めるたこ焼きって、どんなんだよ!?

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こんなんだよ。

そんなワケでこちらが、たこ焼き8コ入り280円ですやすっ!

縁日で売られているたこ焼きは、8コ入りで大体500円前後するのに、ここ大阪屋ではその半額の280円で販売中。
そして15コ入りが500円と、実にステキな価格設定、高いコストパフォーマンス。

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シンプル・イズ・なんとか。

ひたひたのソース、躍る鰹節、歯につくと困る青のりにマヨネーズ、これぞたこ焼きって、まさに定番の組み合わせなんですが、これがいい。
焼きたてと焼きたてじゃないのとでこうも違うんでしょうか。

まさに、外はカリカリ、中はトロッ♪

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これが本場・大阪の味か。

焼かれた生地と鰹節の香ばしさ、容器の底にもたっぷり敷かれるソースに青のり、アクセントとして添えられるマヨネーズのさり気ない存在感、もちろん素人ではなく、経験豊富なプロが焼くからってのもあるんでしょう。
シンプルなんだけど、ウマいんだこれが。

出来たてにつき、急いで食うと普通に火傷すんので注意しましょうね。
(中がトロッ♪としてるからね、トロッと。)

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5コ×3列でギッシリと。

8コ入りか15コ入りかで迷うなら、この際15コ入りにしちゃいましょう。
1人や2人で食べる場合、何人かでつまむ場合、どうせ普通に縁日で買ったら500円もするたこ焼きなんだから、ここはひとつ、おなじ500円でもどう違うのか食べ比べてみるのも面白いです。

1人の場合だと8コ入りだったり15コ入りとまばらなんですけど、カップルで注文してるのは、ほぼ15コ入りみたいですね。(おれ目撃情報)
通常の約2パック分のたこ焼きを2人で気兼ねなく分け合う、何だかいいっすねぇ。
もちろん、8コ入り×2パックの選択肢でも問題なかとですよ。

単に安いだけのたこ焼きなら他にもあるかもですが、この店は安いだけじゃない、値段だけがウリじゃないのが大きなポイント。
個人的にツボなのが、素朴なんだけど粋な接客、これです。

大阪屋って店名で、売ってるのがたこ焼きのみ。
だから初めて通りかかった時、

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らっしゃい!

こんなオヤジが切り盛りしてるのかな?

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ウチのたこ焼き、ウマいよな?

ウマいって言わなきゃ、やくみつるのように威嚇されたりすんのかな?

そんな風に、ちょっと構えちゃったりもしたんですが、結果的にそれはノー。
むしろ「待たせちゃってごめんね」「青のりやマヨネーズはどうします?」etc、
温かみのある口調(もちろん関西弁)で気を使ってくれるのです。

これぞ、いき

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粋なたこ焼き。

店主とサポート役の奥さん、2人の慣れた職人技を拝みながら、常連になるといくらかの会話を交わしながら、注文のたこ焼きを待ち望むのです。

これも、いき
(ホントのところ、何が粋かなんてよく分からんのだけど)

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こいつが15コ入り。

下北沢に来たら大抵の確率で大阪屋に足を運ぶワケですが、先日、自分を含め3人で並ぶ機会がありました。

「3人だし、まあ15コ入りでいっか」

ごく普通に並び、ごく普通に注文し、たこ焼きをゲットするつもりだったんですが、ふと大阪屋で唯一の有料トッピングが頭をよぎりました。

「マヨネーズ大盛り、プラス50円」

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こいつが8コ入り。

8コ入り280円の大阪屋にとって、50円のトッピングって何だか高く感じます。
でも、通常のマヨネーズ量でも問題ないんだけど、たまにはこう、たこ焼きにソースとたっぷりのマヨネーズを絡めて食ってみたい。

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こういうのでいいんだよ。

頭の中で思い描く料理にめぐり合えた時、その瞬間おれが人が抱く感情、それが、こういうのでいいんだよ。

いいね、マヨソース、いいじゃない。こいつは食うしかないでしょ。
そんなワケで。

おれ「たこ焼きの15コ入り、マヨネーズ大盛りで!」
店主「大盛りだとホント多いですよ?」
おれ「ええ、大丈夫です。お願いします!」(こういうのでいいんだよ、フフ…)

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こういうのでいいん…だっけ?

… … …
いやいやいや、おやっさん。
正直ちょっとー、やり過ぎじゃないかい?

ブツを受け取って立ち去る際、並んでる人達にものすごく見られました。

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そんなにジロジロ見るんじゃねえ!

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15コマヨ大盛り550円。

慣れた手つき(片手)で鉄板からたこ焼きを容器に盛るおやっさん。
まさに職人芸と言うべき高等テクニックの持ち主なんですが、そんなおやっさんがマヨネーズのチューブを両手で大量に吹きかけて完成する逸品。

店主「大盛りだとホント多いですよ?」

どおりで念を押されたワケだ。
マヨネーズにかかったソースが冗談にしか思えない。

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横からマヨ撮影。

まるで絵に描いたのようなマヨ。

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↑こんなん。

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たこ焼き、なのか?

当然、1つあたりのマヨの量がね、半端ない。
たこ焼きってジャンルを飛び越えて、何だかチュッパチャップスみたいな見た目。
そして、ソースの甘辛さを圧倒的に上回るマヨのこってり感。

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チュッパチャップスに見えない?

軽く持ち上げただけで垂れそう。(マヨが)
タレタレソースだなんて命名したいけど、タルタルソースとかぶるよね。

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当然あまりまくり。

かなり予想外なマヨっぷりだったから、当然容器にあまる余る。
本場・大阪のたこ焼き屋でも、マヨネーズ大盛りってこんなもんなんでしょうか。
少なくとも自分は、こんなにマヨまみれなたこ焼きは生まれて初めてです。

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マヨは普通盛りで十分。

味はいいのに接客が悪いと、後味が悪いもんだし、味は悪いけど接客が良くたって、それでも何だか物足りない。
どうせ行くなら、食べ物の味も接客も良いところにしたいじゃないですか。

大阪屋の存在を知ってからはおれ、縁日のたこ焼きをまるで食わなくなりました。
下北沢まで行かなきゃ食えないんだけど、ふらっと行っては買い食いしてます。
いい店です。普段下北沢に行かない人も行く人も、この連休中にでもよかったら是非★

ただ、くれぐれもマヨの大盛りにはお気をつけ下さい。

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帰りの駅のホームにて。

あんなとこにどうやって落書きしたんだろ。

店舗情報

店名 たこ焼専門店 大阪屋
住所 東京都世田谷区北沢2-33-2(地図
電話番号 非公開
営業時間 17:30~23:00前後(材料がなくなり次第閉店)
定休日 水曜日
最寄駅 下北沢駅

出典

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