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己【おれ】

多くの「己」が生きる中で「おれ」であること、そんな中二病のような思いから始めました。

蒲焼さん太郎の大冒険♪~2005年夏~

【菓子】菓子全般

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これよく食ったなぁー。皆も食ったでしょ、蒲焼さん太郎。
一体何が蒲焼なんだろうって思いながらもよく食ったなぁー。

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そうそう、こんな系列商品もあったんだよなぁ。
わさびのり太郎に酢だこさん太郎。ネーミングこそアレだけど、まさにおつまみ感覚の商品だったわ。
子供心にこうね、ほんのささやかな大人の味覚。





…物思いに耽るのも無理はない。
…耽りたくもなるさ。





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忘れもしない、去年の9月24日。
コンビニの何気ない駄菓子コーナー。





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蒲焼さん太郎の系列商品として、キミはいたね。





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ボクは決して、キミのことを忘れはしないだろう。。。





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その名も。。。





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マスカットになっちゃいました










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なっちゃダメだろー





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ナッチャダメダロ?(誰だよ)









マスカットになっちゃいました

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目の当たりにした瞬間、正直背筋を冷たいものが流れるどころか反復横跳びしたのだが、こともあろうに残り2つと、お隣りの蒲焼さん太郎よりも残数は少ない。

意外に売れてるのかな?
興味本位も踏まえて購入に踏み切った。

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こちらは言わずとしれたロングセラー商品。駄菓子といえど風格すら漂う。
オーソドックスなデザインがそう思わせるのかもしれない。
おいしいヨ!!のさり気ない一言。まるで子供が語りかけてるかのようなあどけなさ。

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マスカットになっちゃいました

ねえ、どうして??どうしてそうなっちゃったの??
教えてよ!ねえ!!教えてったら!!!

子供は子供でも、成長した子供の女が語りかけるでもなく問い詰めてる。

すまない。
ふさわしい例えが見つからないんだ。(沈)

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左は蒲焼さん太郎の裏面で、右はマスカットの。
原材料に特別な違いはないようだ。

ただ、比べて分かるように、マスカットの方は見た目がぬめっとしている。
この写真は漬物のパッケージなんじゃないだろうか。ちょっと錯覚を起こしてしまう。
よっちゃんイカにでもあげた方がいいんじゃないこのぬめぬめ感?

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表もぬめっと。

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通常はこんな感じ。

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毎度お買い上げありがとうございます。
私、蒲焼さん太郎はおさかなのすり身にイカ味を混ぜ合わせて、
板状にのばしたものを食べやすいようにカットしてオーブンで焼き上げました。
その後みりん、醤油、七味等で味付けして蒲焼風に仕上げました。

駄菓子といえど、この腰の低さあってこその大ヒットかもしれん。

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今!何かと話題の「お酢」、お酢はからだにいいよっていうじゃない。
毎日たのしくとってもらうために、私、マスカットになっちゃいました!
(株)菓道がお届けするあたらしいおいしさ。
ちょっぴり刺激的でフルーティな味をみんなで食べてみますかっと。

食べてみますかっとって、その前に意味が分かんねえよ。ってゆうかホントぬめぬめだな。
お酢をとるのとマスカットになっちゃうのとどうゆう関連性があるんだよ。
ちょっとレポートにまとめて提出しろよ。(読まないけど)
しかも腰が低いどころか、若干タメ口。ほんのちょっと腹ただしい。

お酢が体に良いのは知っている。
だけどお酢とマスカットって、あまりにも無理やり過ぎじゃない?
マスカット以外にもレモンだとか酸っぱい系なら選択肢はいくつもあったろうに。

歴戦を生き抜いた戦士・蒲焼さん太郎くん。
こともあろうにここにきて、遊び人に転職しちゃったようです。
現状維持してればいいものを、ここに来て博打は博打、大博打に出てきやがった。

だがね、さん太郎くんよ。

遊び人が賢者になれるのはドラクエの世界だけですよ。 f:id:thyself2005:20050919032000j:plain:w100
そんな夢見る顔してないで、早いとこ真っ当に生きる素晴らしさを自覚して欲しいものです。

…いい加減伸ばし過ぎた。しょせん単なる駄菓子じゃないか。
そんなこんなでこのマスカット、食べてみますかっと。

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こっちはもう説明不要の味わいですよね。
蒲焼と銘打つ割には乾燥しまくってる気もしますが、味わいは蒲焼を彷彿とさせます。
噛み切りにくく、これはこれで酒の肴としてもイケるでしょう。

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ジューシーーー。

なーんでこんなに無駄にジューシーなんだろう。
ちょっと実物をお見せできないのが悔しいが、まさにぬめっとしてやがる。
ジューシーと言いますか、大人のおもちゃ特有の出ちゃいけない光沢すら感じられます。
お酢を売りにしてるだけあって、開封時ツーン!!と独特なモンもこみあげてきたよ。





ペロペロ。

…舌先がぬめっとした。
続けて口中に広がるツーンな甘酸っぱさ。

なんてことだ。こいつは例えるなら、青春だ!
おれは今、まさに青春を食らってるんだよコンチクショー。

人生に疲れた。
あの頃は若かった。
昔はうまく行ってたのに。
過去を思い出したくなったら、さあここにおいで。
一緒にコイツをかぶりつこうよ♪

思わず現実逃避したくなる味わいだから。

って、ちょっと言い過ぎたかな。しかしですね、味に関して言うなら、どうしようもなくまずくはないんですよ。
可もなく不可もなくって感じで、案外…悪くない。人によっては、意外にイケる味わいかも?
蒲焼さん太郎が乾き物の類であるのに対し、こちらはぬめり物。
ブランド、パッケージは同じかもしれないが、全くの別物として捉えるのなら問題はないです。

もっと率直に言ってくれと?
ここまで引き伸ばしてそんなオチじゃいかんと?

… … …
言ってしまったねレディース&ジェントルマン諸君?
じゃあいい?
細木数子ばりに言うわよ!?
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…細木さん?

ずばりマスカットガムです。
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おっと、もちろん単なるマスカットガムじゃない。
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お酢が利いたマスカットガムです。
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ってつけていいのかは分かりません。
ただ最初こそお酢のインパクトが絶大なものの、噛めば噛むほどじわりじわりと押し寄せてくるマスカットな味わい。

お酢なのか?マスカットなのか?
何を食ってるのか分からなくなったら作り手の思うつぼだ(と思う)
それじゃマスカットになった意味ないじゃん!
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ないじゃん!

オーケー、みんな。
そんな突っ込み、まずカット(マスカット)だ。
くれぐれも口にしてはいけない。(何がオーケーだよ)
ただフォローじゃないんだけど、案外、クセになるかも…?

… … …
数日後。

また買ってみようかな…。

クセになってしまった自分がいた。
珍味を求め、コンビニへの足取りは意外にも軽かった。

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売り切れどころか枠すらなくなってたけど。

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これぞ現実っ!!!

あっれー…。やっぱし世間的には失敗だったのかなー…。
しかも10円ガムに場所取って代わられちゃってるしね。

… … …
結局それ以来、おれは1度たりともお前を見かけていない。
誰かにその存在を確かめようにも恥ずかしくて聞けない。
ここだけの話、あらゆるコンビニに足を運ぶ時、さり気なくお前がいないかをチェックしているんだ。

けれど…、もういない。

残りわずかに灯された夏最後の日。2005年9月24日。
あの時の思い出を胸に、ボクは今日も、そしてこれから先だって生きてくんだ。
だから、立派に夏を生き抜いたお前を、1人の男と見込んで、今回はこの言葉で締めよう。

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GOOD BYE 夏男♪
GOOD BYE 夏男